人と人は、優しくつながりあおう

買い物に行くとき
自転車の2人乗りをしている
高校生カップルが通りすぎた。

けっこうスピードが出ていたので
わーーあぶないっ
と思いつつ、
キラキラしている彼女たちを見ていた。

女の子が、後ろに男の子を乗せて
楽しそうにこいでいた。

(お〜〜〜女の子、強いなぁ。)

爽やかすぎる自転車が
私を追い抜かしたものの
次の信号でまた同じ位置になった。

前に乗ってる彼女が
少しふらつきながらも彼の方を振り返って
顔を触ってちょっかいを出していた。

周囲の大人たちの目線も気にしてない様子で
彼女たちだけ、
別の世界にいてるみたいだった。

（彼のこと好きなんだなぁ。しみじみ。）

信号が青になって
あふれ出るキラキラを放ちながら
彼女たちはまたどこかへ行った。

まったく知らない2人の事なのに
青春の一コマを見せてもらったような
ほっこり嬉しい気持ちになっていた。

彼女たちにだって
きっと悩みごとはあるだろうけど
どうか幸せでいてくれと勝手に思っていた。

ただ通りすぎただけの人に
ほっこり幸せを与えていたなんて
きっと彼女たちは想像もしていない。

今日、あの信号待ちの間に
ほっこりしていた大人がいたなんて
一生知らないんだろうな。

きっとそれでいい。
でも私はnoteに残しておきたい。

人と人は
知らない人同士でも、きっと影響しあってる。

今日はたまたま、
マンションで初めて会う住人の方が
私の目の前で大きな紙袋がやぶれて
子供用のおもちゃがそこらじゅうに散乱した。

一緒に拾っただけだけど
「助かりました〜」と何度も言ってくれた。

知らない人とのこういう
ささいなやり取りでほっこりする事もある。

人と人は、優しくつながりあおう。
たとえ会話はしなくても
心の中で優しい目をむけるだけでいいはず。

今日もおつかれさまでした。ありがとう。