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映画館で知らん観客達が、みんな笑って、そして泣いてた。「もしも徳川家康が総理大臣になったら」

ここ数年間、洋画は観てなくて、結果として邦画ばかり観ている雲です。
近年、日本映画界は黄金期と思えるほど素晴らしい作品が多いです。

私は洋画が好きです。先月、スタローンのロッキーシリーズを観て「ロッキーは大和魂のあるすばらしい漢だ」と言って周りから「あいつは外人じゃ!」と一斉放火くらいました。
古い映画も洋画のほうが好きですが、最近は邦画をよく観ます。

私は歴史好きなのもありますが、誘われて、この映画を観に行ったのが動機でした。
たぶん一人ならこのタイトルの映画は選ばなかったです。

結論からいうと、映画代を払っても惜しくないほど素晴らしい映画でした。

まず、そこそこ笑えます。

歴史の偉人達のカッコイイ言葉にかなりスカッとするシーンがいくつもあります。

そして、泣けます。

ええ大人が泣くとみっともないので、こっそり一人で観に行って、泣きながら観るのがよいと思います。

隣の席は、全く知らん女性が座って一人で観ていたのですが、よく笑ってました。エンディングが近づくにつれて、その女性がシクシク泣いてました。

映画観てる人も、結構鼻をすすって泣いてる人が多いです。

もらい泣きなのか、なんかわからんけどラストシーンに向かうにつれて涙出ます。

ストレス解消には、たまに泣くのもいいですよ。

ネタバレにならない程度の解説

映画のポスターに載ってるレベルでわかる内容です。
タイトルからしても、非現実のコメディーです。
現代に蘇った歴史上の偉人が、今の内閣の大臣に就任します。

濃い顔ばかりです

徳川家康
豊臣秀吉
織田信長
坂本竜馬

大臣以外にも、石田光成やら土方歳三など出ます。
命がけで子孫へバトンを繋いで生きた偉人達の言葉は重いです。
説得力があります。
俳優陣はオーラ全開です。
偉人を誰が演じるかという投票すれば、選らばれそうな俳優ばかりです。
なので、本当にこの人たちの言葉は重いです。
現実世界では、世論も野党も通さない政策も彼らの本気の言葉が日本を動かします。
私個人としては、役者が誰だろうが関係なく内容重視ですが今回の配役は絶賛です。

浜辺美波さんは本当に普通ぽい美人で声もいいですね!
(仮面ライダーの時も大好きでした。今回イメージ違っても素敵です)
ぶっちゃけ
GACKTさんの信長はカッコイイです。

竹中直人さんの秀吉も本当にハマり役です。

とにかく、偉人達が大活躍します。
スカッとする内容です。

映画パンフレット買いました

映画を観た感想

ひとつ、わかったことは
日本とは「“現存”する中で世界で一番古い国です」だそうです。
知ってました?
日本はすごい国なんです。
ようまあ、紀元前600年前から弱肉強食の世の中で独立国家として存続してこれました。
戦争に負けても、どっこい日本は生きていた!

映画に出てくる偉人たちは、古き良き日本人の美徳を持ってます。

フィクションです。
現実では起こらない内容です。

別に映画を観たからと言って、自分が変われるわけでもありません。

現実問題として職場に戻れば、何でもかんでもハラスメントです。
人に厳しいことを言うとは悪とされます。

頑張れと言ったらダメとか言う連中がいますが、偉人達は頑張ったから、歴史に名が残ったんです。

道徳の定義は、時の権力者で決まります。
人殺しは罪ですが、戦争の中であれば勲章もらえます。

今の日本の善悪の定義は、多数決で決まります。

自分はしんどいから頑張るのが嫌だ。
でも、自分だけ頑張らなかったら社会で置いていかれる。
じゃあ他人もみんな頑張らないように仕向けないと!

なので、周りに流されずに、自分が何をしたいのかをしっかり持って、頑張ると他者と差をつけることが出来ます。

これが今の格差社会と思います。
実は表面上、多様性を重視して弱きものに優しい社会づくりしてるように見えますが、実は頑張るヤツの独壇場となり、さらなる厳しい弱肉強食の社会へまっしぐらなのです。

社会的地位が高くなると自分だけ幸せになるのではなく、国民の大多数が幸せになれように考えるのではないのでしょうか。
そういう人が偉人と呼ばれてきたのではないかなと思いました。

まあ、普通の会社員の私に出来ることは、全知全能を使って可能な限り稼いで、いっぱい税金を納めて、いっぱい遊んでお金使って社会にお金が流すことです。
堂々と社会貢献していると言いたいと思います。
さしあったて、100年先の日本人が困らないようにはしたいです。
西暦2000年前後に生きた連中は、歴史上もっとも最低な連中と言われないようにしたいですね。

といわけで、私の持論を展開しすぎたので、謙虚に生きようと思ったところで、今回のお話を締めさせて頂きます。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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