"子どもが熱を出す"タイミングが絶妙すぎて
「ん?なんか、ほっぺた赤くない…?」
いつも通り元気に遊んでいるはずの子どもにいだく、小さな疑念。気のせいだよね、と自分に言い聞かせながら、嫌がる子どもの脇に体温計をねじ込む。『そういえば、さっきからぐずってるかも。いや、考えすぎか。でも、普段あれくらいで泣くかな。いやいや…』なんて考えてるうちに、ピピピッと音が鳴る。体温計を引き抜き、祈る思いで数字を確認する。ああ、当たりだ…。
子どもが熱を出した。小さいうちは、ままあるイベントだ。身体が強くなるために避けては通れない道