ワンオペ育児後よりも退勤後のビールの方が美味しい理由。
じめじめして蒸し暑い。真夏にむけ、どんどんビールが恋しくなる。
でも乳飲み子がいるから、今年の夏はノンアルコールで乗りこえなきゃいけない。
いや、「今年の夏も」が正解だ。妊娠中だったから、去年も飲んでいない。がんばってるな、わたし。
ビールといえば、やはり仕事が終わったあとに飲むのが最高だと思う。
もはや「おいしくビールを飲むために仕事していた」と言っても過言ではない。(さすがにちょっと言い過ぎか。)
ただ、仕事ならなんでもいいのかと言われると、そうではなくて。この場合の仕事に、育児は該当しない。
育児に追われた日の夜に飲むビールと、仕事に追われた日の夜に飲むビールは、すこしちがうのだ。
育児は育児で大変なミッションであることに変わりないし、ビールもおいしいのだが、なにかもの足りない気がする。
この違いは、どこから生まれるのか。
おそらく、理性的に過ごす時間の長さが、ビールのおいしさに関係しているのではないかと思う。
まず、理性的に過ごす時間の長さを、仕事と育児で比較してみる。
仕事中、例えばイラっとくることがあっても、理性的な対応をとっていると思う。愛想笑いするとか、適当に流すとか。おとな同士が、会社の中で感情的にふるまうことはあまりない。
反対に、育児中は感情的になりやすい。
育児のほとんどが家庭というプライベートな場において行われるうえ、子どもは感情をぶつけてくる。親としても、家の中では気が緩んでいるし、子どもの感情を受け止め続けることは負荷がかかるから、そのうちつい感情的に返してしまう。
また、小さい子どもは衝動的な行動が多く、親が理性的な対応をとることの難しさを助長している。言うことがコロコロ変わる子どもに辛抱強く対応できるのは、1時間でせいぜい3回くらいまで。(わたしはね)
そう。家の中でどんなに育児をがんばっても、外で働くときと比べると感情に振り回されやすく、理性的でいられる時間は相対的に短いのだ。
次に、ここで言う「ビールのおいしさ」について考える。
同じビールを飲んだとして、おいしさ≒解放感だと、わたしは思っている。
ビールに限らず、アルコールを摂取するということは、理性的になるよりも感情的になることだ。
だから、感情的な部分を使いがちな育児のあとでは、開放感が少ない。(むしろ、わたしは感情的に怒りすぎていた場面を振り返り、反省しがちだった。)
逆に、仕事中は外で理性的にふるまっていた時間があったからこそ、ビールによって感情が解放され、より ”おいしい” と感じたのだと思う。
と、ここまでダラダラと書いてきたが、結局なにが言いたいかというと、
美味しいビールが飲みたいな
これに尽きる。
卒乳後、育休中でもよりおいしいビールを味わえるよう、修練していきたい。
そういえば、今夜は夫が飲み会らしい。
こんなに蒸し暑い日だし、今週はなんだか仕事も忙しそうだったから、最高のシチュエーションじゃない?
ビール、絶対おいしいでしょ。
対するわたしは、ノンアル・ワンオペ・イベントの発生!(こうやって書くとすこし楽しそうだな。)
ノンアルなのは夫の飲み会のせいではないけれど、書かずにはいられない。
あぁ、今日は感情的でにぎやかな夜になりそうだ。
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