Coffee Teacher

どうもこんにには。『Coffee Teacher』と申します。より良いコーヒーを、より…

Coffee Teacher

どうもこんにには。『Coffee Teacher』と申します。より良いコーヒーを、より多くの人へ普及させるために活動しています。今は、ベトナムのファインロブスタというコーヒーをおすすめしています。持続可能なコーヒーを目指すため、より良い教育方法も探究しています。

マガジン

  • 100日で完成する本

  • 人生に活かす読書記録

    今まで読んできて自分の糧になった本について記録していきます。

  • 2023年の記事

    2023年の気づきと振り返りを記録しました。去年のテーマは、「ベトナム」「コーヒー」「能」「探究」「自然」などです。

  • 2024年1月 ベトナム旅行記

    ベトナムコーヒー農園収穫の旅

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7月3日 水曜日 100日後に完成する本 1日目

まえがき 人はどんな時に本を書くのか。 昨日、自分の人生を変えうる出来事が起こりました。 代官山の蔦屋書店で行われたイベント『利他・ケア・傷の倫理学』(晶文社)刊行記念 近内悠太×渡邉康太郎対談「つくることと語ること、そしてケア」です。 私が大好きなお二人のイベント。最近は平日夜は家にいることが多かったので、久しぶりの都心への外出でした。それだけこのイベントは行きたかった。というのも、近内さんの一作目「世界は贈与でできている」がどハマりして一度会ってみたいと思っていたか

    • 7月21日 100日で完成する本 19日目

      ・対話を深める対話の探究の会に参加してから、対話というものを少しずつ深めていきたいなと思っています。専門的に深めなくても、自分のやり方で、複数のジャンルの本から納得解を導いていく感じで。 今回は、『自分をいかして生きる』(西村佳哲)という本から対話をより深めていきます。この本は、まさに今の自分にぴったりの本でした。ちょっと読んでてあまりのリンクぶりに感動しました。 土日の対話の探究の会で気付いた、「自己との対話」それに関する記述があります。 わたしも本当にそう思います。

      • 7月20日 100日で完成する本 18日目

        ・自己との対話ここまで、組織論からウェルビーイングまで書いてきました。実際に他者と仕事で関わっていく上では、「対話」が重要だと考えています。 以前参加した、『対話に生きる展ー対話に生きるゼミ(第3期)探究の軌跡ー』。この展示をきっかけに対話の重要性・難しさを改めて感じました。 非常に充実した時間で、本当にあっという間に帰る時間になったという実感です。くすのき荘という昔ながらの家屋で行われたのですが、そこでは、入った瞬間に同時多発的にいい感じの対話が行われていました。 は

        • 7月19日 100日で完成する本 17日目

          ・ウェルビーイングとティール組織『ナチュラル・リーダーシップの教科書』で、自然や感性を大切にした組織作り、そして自己変革を学びました。本日紹介する本も、その考えに近いかもしれません。 『ウェルビーイング』という本です。この言葉自体はよく聞きますが、正直どんな意味なのかを明確には知りませんでした。だからこそ、手にとって学んだのですが。非常にわかりやすく読みやすい本でした。 まずは、以下に「ウェルビーイング」の定義を引用します。 なるほど。身体的・精神的・社会的に満たされた

        • 固定された記事

        7月3日 水曜日 100日後に完成する本 1日目

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          7月18日 100日で完成する本 16日目

          ・利他と自己変革『ナチュラル・リーダーシップの教科書』と言う本を読みました。この本は、組織論・経営論の本で「牧場研修」といって、牧場で馬と関わることで、自分を見つめ直すという非常にユニークな研修を扱っています。 上記の引用のように、牧場で馬の群れの様子を見ると、明確なリーダーはいないそうです。一般的なリーダー像を思い浮かべてみてください。やはり、特定の人が集団をまとめたり引っ張ったりしていく姿が思い浮かぶのではないでしょうか。 本書では、今までの固定化されたリーダーシップ

          7月18日 100日で完成する本 16日目

          7月17日 100日で完成する本 15日目

          ・利他を別の角度から掘り下げてみる先程の利他の本以外の本から利他を見ていきましょう。私が本を書くきっかけとなった、近内悠太さんの『利他・ケア・傷の倫理学』から利他を考えていきます。 上記の引用が利他とは何かを物語っているのではないかと考えています。利他とは、誰かの大切なもののために、自分の大切なものを手放すこと。これだけだと、利他とは自己犠牲の上に成り立っているのではないかと思います。 しかし、自己が他者のために変化して、新たな自己になっていく。そうすることで、自己を犠牲

          7月17日 100日で完成する本 15日目

          7月16日 100日で完成する本 14日目

          ・利他をもう少し深掘る先ほど紹介した宮台さんの本の中に、「立派な人」になるためには「利他的」であることが大切だということが述べられていました。では「利他的」とは何なのでしょう。わたしもよくわかっていません。 だからこそ、もう少し利他を深掘ってみます。『思いがけず利他』という本です。これは非常に面白い本でした。本書の冒頭にもあるように、利他とはうさんくささが付きまといます。 例えば、人のために働くことを偽善と言う人がいます。ある種それは正しいのかもしれない。だからこそ利他と

          7月16日 100日で完成する本 14日目

          7月15日 100日で完成する本 13日目

          ・仕事論、組織論について他者と働くと言うことは、仕事の中でも非常に重要な要素ではないでしょうか。ただ、ほとんどの場合その他者を自分で選ぶことはできません。ならば自分が変わっていくしかない。 それが『他者と働く』で言うところの、ナラティブに橋をかけるという行為でした。 組織の中で、どう振舞っていくか。他の視点で考えてみましょう。『経営リーダーのための社会システム論』と言う本から学んでみます。この本は、かの有名な宮台真司さんの本です。 要所を引用しつつ、組織のあり方、自己の

          7月15日 100日で完成する本 13日目

          7月12日 100日で完成する本 12日目

          これまで、「教育とわたし」ということで自己の教育観を述べてきました。好奇心と遊びをテーマに、自然の中で探究することに価値を見出していることを書いてきました。 これからは、教育を少し幅広い視点で考えていきます。まずは、教育の組織論についてです。 様々な友人がおすすめしてくれた「他者と働く」から、良い組織のあり方について考えていきます。本書のキーワードはズバリ「ナラティブ」。なんだそれ?と思われる方もいるでしょう。とりあえず以下に「ナラティブ」の定義を引用します。 ナラティ

          7月12日 100日で完成する本 12日目

          7月13日 100日で完成する本 11日目

          ・遊びをもっと深めてみるWikipediaの遊びの定義を見ていきましょう。 改めて、この引用を読むといかに「遊び」が大切なのかがわかります。「心を満足させることを目的とする」この部分に非常に共感を覚えます。みなさんは遊びで心を満足させているでしょうか。 また、ゆとりがあることに対して「遊びがある」という言葉を使います。これは、遊びがゆとり、つまり余裕がないとできないことだということですよね。車などの機械でもハンドルに「遊びをもたせる」ということをしています。 私が、子ど

          7月13日 100日で完成する本 11日目

          7月12日 100日で完成する本 10日目

          ・遊びをもう少し深掘りしてみるということで、『「遊び」の本質』という本を通して、遊びをもう少し深掘りしてみます。とてもわかりやすい文、かんたんな文の中に非常に大切なことがたくさん書いてあります。 本質的なことを、本書のようにわかりやすく文章で表現することは実は難しいことです。 毎ページ読んでいて、全てに付箋をつけたくなるくらい良い本です。今回はその中から遊びについて大切だと思ったことを3点にしぼって書いていきます。 1ほめることの功罪遊ぶことの前に引っかかったことがある

          7月12日 100日で完成する本 10日目

          7月11日 100日後に完成する本 9日目 学校で探究する

          ・学校で探究する探究と自然から、一度学校教育に進んでみます。『「学校」をつくり直す』という本があります。この本は苫野一徳さんという方が書いた本で、苫野さんの本は非常に面白いしわかりやすいのです。 本書はこれからの教育はどうあるべきかを述べている本です。 著者は「探究する力」をもとに学校を作り直していく必要があると述べています。その具体的な箇所について、わたしの経験を踏まえて4つのポイントで述べていきます。 1探究する力探究する経験をたくさんすること。確かに、探究する力は探

          7月11日 100日後に完成する本 9日目 学校で探究する

          7月10日 100日で完成する本 8日目

          ・自然と探究学習探究学習と自然は相性がいい。『探究の達人』という本を書いた神田昌典さんは、本書で以下のようなことを述べています。 AIが発達していく未来でも、やはり「生の体験」というのは非常に大切なものだと考えます。教室の中にとどまらず、自然と触れ合うことでもっと〇〇したいということが自然とでてくるのではないでしょうか。 少なくとも私はそうです。私は陶芸が好きで、陶土を自由にこねてオブジェを作ったり謎のモンスターを日々作っております。その際に、創造の源になるのが自然です。

          7月10日 100日で完成する本 8日目

          7月9日 100日で完成する本 7日目

          ・養老先生と自然「センス・オブ・ワンダー」は全世界で読まれ、ベストセラーになっています。日本のレイチェル・カーソンといえば、養老孟司先生だと思っています。 養老先生の著作を読んで、自然との過ごし方を改めて考えることができました。これまで述べてきた教育・探究・ジェネレーターの全てに関わることだと感じています。 最近の著書『ものがわかるということ』に非常に大切なことが書かれています。本書からいくつか引用しつつ、自然との向き合い方を探っていきます。 自然は、人間がコントロール

          7月9日 100日で完成する本 7日目

          7月8日 100日で完成する本 6日目

          ・ジェネレーターとセンス・オブ・ワンダージェネレーターのあり方を体現していくためには、感性を育むことが重要です。「雑」を集めるということは、様々ななものを面白がるという感性を育むことにつながっています。 人工物を見たり触ったりしても感性は育まれると思います。ただ、自然の不思議さから学ぶことは非常に大きいと感じています。特に、五感を駆使して感性を育むことができるのは自然の中でしかできないのではないかと思います。 自然の不思議さについては、名著『センス・オブ・ワンダー」に全て

          7月8日 100日で完成する本 6日目

          7月7日 100日で完成する本 5日目

          ・「ジェネレーター」というあり方先ほど、「探究学習」の難しさについて書きました。その一つの要因は、指導者側のあり方の問題だと考えています。「教える」モードで子どもに接していると、やはり子どもが主体的に探究するといったことは難しいのではないでしょうか。 そこで新たな指導者のあり方として提案したいのが「ジェネレーター」というあり方になります。 『ジェネレーター 学びと活動の生成』以前のnoteにも書きましたが、これはとっても良い本です。今後は、わたしも「ジェネレーター」として

          7月7日 100日で完成する本 5日目