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7月3日 水曜日 100日後に完成する本 1日目
まえがき
人はどんな時に本を書くのか。
昨日、自分の人生を変えうる出来事が起こりました。
代官山の蔦屋書店で行われたイベント『利他・ケア・傷の倫理学』(晶文社)刊行記念 近内悠太×渡邉康太郎対談「つくることと語ること、そしてケア」です。
私が大好きなお二人のイベント。最近は平日夜は家にいることが多かったので、久しぶりの都心への外出でした。それだけこのイベントは行きたかった。というのも、近内さんの一作目「世界は贈与でできている」がどハマりして一度会ってみたいと思っていたからです。
対談相手の渡邉康太郎さんも「コンテキストデザイン」という本があり、非常に面白い本なのです。私にとっては夢の対談。いくしかないといった感じでした。
1時間半、ずっと興奮しっぱなしでした。知的興奮の嵐。脳汁がでまくりました。最後の質問タイムでも手を挙げて最後の最後まで楽しみました。質問したのが、「文章を書いている自分」と「それ以外の自分」の不一致についてでした。
私が書いた文章は自分でもいい感じに書けた、いいこと書くなあと思います。ただ、それをなかなか普段の自分が実践できないことについて悩んでいたので聞いてみました、近内さんはどうですかと。
そしたら近内さんは、「文章を書いている自分」と「それ以外の自分」は双子の兄弟みたいなものだと答えてくれました。身体性はほぼ同じだけども、脳は違うということです。
なるほど、そう考えれば悩むこともないなあと。むしろ、本を書くことで自分の新たな一面に気づけるのもいいなとさえ感じます。ただ、自分の文体が本当にいいものなのかがまだ疑問です。
だから、終了後、最後に近内さんにサインをもらうついでに、「どうしたら自分の文体に自信を持てますか?」と聞きました。そしたら近内さんは、「本を書いたら、自分の文体がわかってくる。この本は10万字くらいだから、それぐらい書けばいいのでは。」と。
ならばやってみたい。本を作ることで、新たな自分に出会いたい。そんな思いから、本を作ることにしました。10万字ということは、1日1000字書けば、100日で10万字に達します。
今年でちょうど?35歳になるので、その記念ということで自分が生きてきた証を残してみます。今までのブログの総字数では、10万字は余裕で超えていますが、一つの本を作るということでそれだけの文字数を扱うのは初めてです。
だからこそ、チャレンジのしがいがありますし、成功した暁には、近内さんにみてもらおうと思っています。内容は、今までの私の履歴、教育やコーヒをから生まれた人との繋がりの面白さになるでしょう。
とりあえず、楽しく継続していきますので、どうか見守っていただけると幸いです。では、明日からは本格的にはじまりますよー!
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