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最近はじめたこと

先月から
「致知」という雑誌を読み始めました。

きっかけは、
あるプロジェクトに参加した時に
致知出版社取締役である
藤尾佳子さんのお話しを聞いたことです。

藤尾さんのお話はとてもわかりやすく、 
心に沁みてきました。

その中でも「栄養」のお話が、
私を動かすきっかけとなりました。

「体の栄養は食べ物ですが、
心の栄養は何だと思いますか?」

それは、「言葉」であると、
藤尾さんはおっしゃいました。

豊かな美しい言葉を聞くことは、
心の栄養になる。

どんな食べ物を食べてきたかで
その人の体の状態が違ってくるように、
豊かな美しい心を育みたければ、
豊かな美しい言葉を聞いていくことが
大切ということなのです。

これを聞いて私は、
「言葉を大事にしている人たちの作った雑誌を
読んでみたい!」と思いました。

これが、
雑誌「致知」を読み始めたきっかけです。

読み始めてみての率直な感想は、
「今の私には、少し難しい」
と感じました。

今まで
こういった言葉や世界に触れてこなかった私にとっては、
サクサクと読み進められる雑誌ではありません。

まさに、丁度いいと感じました。

勉強も、少し難しいと感じるくらいが
ちょうどいいレベルだと言いますよね。

今まで触れてこなかった世界に触れていくことで、
どんな変化が起きていくのかと考えたら、
楽しみでしかありません。

私が面白がって読んでいる姿を見て、
旦那も興味を持ち、読み始めています。

先日も、
「仕事で解決できなかったことの答えが
この雑誌にあった!」と言って
喜んでいました。

致知10月号に
王貞治さんと道場六三郎さんの対談が載っています。

これを読んで
私が「いいな」と思った内容を
ひとつシェアしたいと思います。

皆さんは、
「面倒だな」と思ったことを
「やろう」にする時に、
どうやって自分の気持ちをもっていきますか?

これは道場さんのお言葉ですが、
そんな時には
「小さな勇気」が
大事なのだそうです。

この言葉のチョイス、
すごくいいと思いませんか?

"小さな勇気"

「頑張る」とか
「気合を入れる」とかって
できない時には余計できない感じが
ありませんか?

余計に圧がかかるというか…

でも、
「小さな勇気」っていうワードなら
「そっか、それくらいでいいんだ!」と
ちょっと心をくすぐられるというか、
「それならやってみようかな」と
思える気がしたのです。

今までの私の中にはない、
優しいくて
可愛いくて
ちょっと元気の出る言葉だなぁ
と思ったのです。

アンパンマンの世界みたいな。

前に進む時は
「覚悟」とか「決断」とか
そういった堅苦しい言葉じゃなくて、
もっと優しく
自分の背中を押してあげるような言葉を
掛けてあげればいいんだなぁと
知りました。

こうやって
私の中に今までなかった言葉たちを
集めていくのを楽しみに、
少しずつ「致知」を読み進めているのが、
最近、私の始めたことです。

皆さんは最近、
何か新しいことを始められましたか?


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