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韓国菓子#01. もち米を使ったジャガイモパンとサツマイモパン

 『ばあちゃんの話』シリーズはちょっくらお休み。

 本日は、最近ハマっているジャガイモパン(감자빵)サツマイモパン(고구마빵)をご紹介したいと思います。


キム・ウニョンのもち米ジャガイモパン&サツマイモパン

 韓国ではここ数年、ジャガイモパン(감자빵)とサツマイモパン(고구마빵)が人気です。

 製造している会社はいくつかあるようですが、私がいただいたのはキム・ウニョン(김은영)のもち米(찹쌀)ジャガイモパン&サツマイモパン


(左)サツマイモパン(右)ジャガイモパン

 こちらのパンはすべて手作りだそうです。

 使用しているじゃがいもは江原道カンウォンド(강원도)産、さつまいもは海南ヘナム(해남)産で、もち米も含めて国産のものを使っているそうです。

※江原道はじゃがいも、海南はさつまいもの生産地として有名です。

 防腐剤は一切使用しておらず、また、小麦粉を使用しないグルテンフリーのため、特に小麦粉アレルギーがある方にはおすすめです。


 パンは冷凍された状態で届きます。

 食べる際は、冷凍の状態からだと電子レンジで1分半、解凍した状態だと30秒加熱します。また、エアフライヤーを使う場合は、5~10分加熱すると良いそうです。


◆ジャガイモパン(감자빵)

 こちらがジャガイモパン。見た目もじゃがいもです。
 じゃがいも感を演出しているコショウのような黒いつぶは、黒豆と黒ゴマの粉だそうです。


 皮はもち米で出来ていて、ほのかに甘かったです。小麦粉を使っていないので、パンというよりは、餅菓子に近い気がします。

 中には、じゃがいもで作ったほくほくの餡が入っています。甘い餡を想像していたのですが、じゃがいもの味をそのまま生かした味でした。

 もうね、餡というより、ほぼじゃがいも。
 淡白でとても優しい味でした。


◆サツマイモパン(고구마빵)

 サツマイモパンも、見た目はまさにさつまいもです。
 こちらも、もちもちした皮の中にさつまいもで作った餡が入っています。


 味は、ジャガイモパンと比べてとても甘かったです。甘くしているというよりは、使っているさつまいも自体の糖度が高いように思いました。

 甘いものが好きな方は、サツマイモパンの方がおすすめです。

 私はジャガイモパン派かな~。
 気分にもよるけどね。

◆◆◆

 最後に、韓国語の話でも。

 ジャガイモパンは韓国語で「감자빵(カムジャパン)」、サツマイモパンは「고구마빵(コグマパン)」と言います。

감자(カムジャ):じゃがいも
고구마(コグマ):さつまいも
빵(パン):パン

 注目していただきたいのは、さつまいもの「고구마(コグマ)」。

 もう15年以上も前のこと、初めて韓国人の友人に教えてもらった韓国語が「고구마(コグマ)」でした。

 もうね、一目惚れならぬ、一耳惚れ。

 かわいくないです?

 コグマ。

 子熊じゃん。

 それ以来、頭の中では、子熊がさつまいもを美味しそうに食べています。

 コグマを食う子熊。

 ぷぷ。

 もう、かわいいしかない。

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