見出し画像

高齢者と猫の問題が深刻化している話〜ケアワーカーさんは気付いてる編〜


こんばんは🌙
🐈ペットとヒトのおわかれ専門家🐈
Haruです

本日も

高齢者とねこの問題

のお話です

昨日は

飼い主亡くなっちゃって
猫たちどうしましょう⁈

のお話でした
昨日の内容はコチラ↓

飼い主が亡くなった後

親族からのご相談

についてご紹介しましたが…

親族以外からご相談がくるケースも増えています

それは…

ケアワーカーさんです

訪問介護
訪問看護
訪問医療
に従事されている方からのご相談です

実は親族よりも困る相談だったりします
(私的には本当に難易度高め)

どんな状況かといいますと…
ケアワーカーさんが利用者さんのご自宅訪問時に
ペットの存在に気付いたとします

でもケアワーカーさんは
ペットのお世話はできないのです!!!


あくまで介護や看護が必要な「人のための制度」です

人とペットのための制度」ではないのです


実際に

認知症もある方が
訪問介護を利用されていました

その方はご自身の食事もままならない状態で自宅で介護を受けていました

そこには長年一緒に生きてきたであろう
老猫さんもいます

自身の事をするのも難しい状態なので

当然さんのお世話もできません

いつからお世話がなされていないのかは不明です
でも毎日お世話がされていない事はわかります

そして何日もごはんを食べていないであろう状態にケアワーカーさんは気付く心が苦しくなります

でもケアワーカーさんは

何もする事ができません
(決まりだから)



猫も高齢
になるとグルーミングが上手にできなくなる子もいます

お水もごはんも無く(もしくは不定期に給餌されている)

手入れやお世話をされる事がない状態となります

そして室内にいるその猫はボロボロになっていきます

完全室内飼いでもボロボロです

猫用トイレ
も清潔とは程遠い状態になっていきます(猫は毎日トイレするし毛もたくさん抜けるよ!生きてるからね!そしてケアワーカーさんは猫のお世話はできません!)


ハイ
不衛生な環境の出来上がり!!!

(す◯ざんまいのポーズを添えて)


その後見るに見かねて
ケアワーカーさんから保護猫団体に相談がくるのです

想像しただけで私も辛い…

しかし

相談できて良かったね★で終わりません

【飼い猫】は
【飼い主】の所有物です

相談したからと言って
勝手に保護だのなんだのできません!

所有権の問題があります

そこからトラブルにならないように
慎重に動いていきます

誰に許可をとる?
誰がお世話をする?
無償?有償?
現場確認はどうする?
どこに承認得る?
猫の状態は?
等など…

他にも

飼い主さんと保護する人の間に

複数の人が入るので

時間もかかる
スムーズにいかない事もあります!
誰かの思い正義のぶつかり合いが行われる事も
(想像しただけで虚無ってしまうヮ、震えてる)


飼い主さんご本人くなっていらっしゃらないのも困りますが

飼い主さんが判断できない状態

なのも困ります

ご存命だからこその虚無案件

やはり対策としては
飼い主や飼い主の親族が早く気がつき

飼い主が元気な時に今後をどうするのか決めておくことだと思っています
(成年後見制度などもありますが診断書取得や家庭裁判所を通すなど難しそうです)


ケアワーカーさん側も
もし利用者さんにペットがいたとして
気にならない方もいらっしゃると思いますが
(だって職務じゃないもん当たり前)

優しい方が多いので
心を痛めている方や苦しんでいる方もいらっしゃると思います

人の介護だけでも大変なお仕事なのに…
そこに他人の動物の命も関わるんですよ

しかもボランティアで(ペットのお世話は出来ないから)

保護団体を入れると仕事も増えますし
※保護団体とのやり取りは業務外なのでボランティアになると思います

つまり

大変なんですよ
(ケアワーカーさんが)


超高齢者社会にはケアワーカーさん大事!
業務外のことで気を揉んで欲しくないのです!


そしてケアワーカーさん経由のご相談の場合

誰も悪くないじゃないですか

ケアワーカーさんは善意で相談
保護団体も手を貸す
飼い主ご本人も判断できない状態

だからこそ

今!すぐに!再度!なんでも良いけど!必ず!

飼い主(とその家族は)

【終生飼育の徹底】
【万が一の選択肢を増やす事】

を考えて欲しいです

飼い主の責務として、飼養する動物がその命を終えるまで飼養する こと(終生飼養)が追加されました。 飼い主や動物を取り扱う方は、 適切な給餌や給水、必要な健康管理、動物の種類や習性を考慮した環 境の確保を行い、最後まで愛情と責任を十分に自覚して飼い続けるこ とが求められます

<環境省>捨てず増やさず飼うなら一生p6 

お国(環境省)も

飼い主の責務について述べておりますよ!

そして保護猫活動者からのお願いとして

あなたの大切な家族(ペット)を路頭に迷わせないで🥺

と言いたいです

併せて
飼い主側は勿論
のこと

行政としても対策が必要

だと思っています

これから相談はもっと増えると思います
今からでも遅くないので対策が必要です


この事態はもう
高齢者福祉のひとつ
に当てはまる
と考えています

福祉を利用している方に対して
仕事をされている方はこの問題に気付いています

何とか各方面事前情報の共有がなされれば
と思っています

しかし気付いていても余力が無い状態忙殺されているのではないでしょうか

縦割り社会の行政さま

もう時代は変化しています

そろそろのつながりも強化しないと
大変なことになりますよ
次世代への皺寄せがまた増えますよ

偉い人〜!
どうにかお願い🥺


勿論私も出来るところから行動していきます
個人でもできる対策案などあればぜひお話しましょう☺️

いやぁ今日も盛りだくさん書いちゃったな

お付き合い頂きましたあなた
今日もありがとうございました😊


なるほどな🧐共感したよ!良いね👍
と思ったら【スキ❤️】してもらえると嬉しいです!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?