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#96 インナーユニットを知る

アスリートの方や運動をなさる方、
一般の方でもとても大事と言われている筋肉たちに
インナーマッスルがあります。

インナーマッスルは、腰痛予防のために
推奨されておりますし、
アスリートの方では体幹トレーニングを通して
インナーマッスルを鍛えておられるかと思います。

ここでいうインナーマッスルは身体の中心(体幹)にあるものを指します。
インナーマッスルは肩関節や股関節などにもあります。

体幹の核となるとインナーマッスルの集まりをインナーユニットといいます。

インナーユニットには、4つの筋肉がございます。
・横隔膜
・腹横筋
・多裂筋
・骨盤底筋群

この4つの筋肉が腹部にドーム状のスペースを作る形となり
体幹を引き締めて安定させたり、緩めて柔軟にしたりなどの働きを担っております。

インナーユニットを鍛えたり、コントロールできるようになりますと、
・体幹が安定する
・思い通りに身体を動かせる
・疲れにくくなる
・怪我を防止する
・姿勢が良くなる
・パフォーマンスアップが見込める
・お腹が凹む
・代謝が上がる
・腰痛予防
・尿漏れや内臓脱の予防と改善

などの効果が得られる可能性がございます。

インナーユニットに刺激をいれるためには、
ドローイン呼吸法お尻を締めるエクササイズ
大事になってきます。

特に呼吸法は、腹式呼吸が有効でございます。
お腹を凹ませながら、息を吐き切ることを
2~3回に分けて行いますと、
腹横筋や横隔膜が適度に、適切に動くことになります。

腹式呼吸は、寝た状態、座った状態、立った状態など
どの状態でも行うことができますが、
横隔膜は寝た状態が一番動きやすかったりしますので、
寝た状態でまずは行っていただくと良いかなと思います。

インナーユニットは、老若男女問わず
大切になりますので、気にかけて
いただけると幸いです。