見出し画像

#6 全奢りバースデーパーティー

 မင်္ဂလာပါ။(ミンガラーバー)カウンゾーです。少し日が経ってしまいましたが、私実は1月生まれで、21歳の誕生日を迎えました!!こちらでお誕生日を祝ってもらうという貴重な経験ができたので、書きたいと思います。

ご馳走するのは誕生日の人

 別に誕生日を隠すつもりはなかったのですが、特に言う機会もなく、1月の初めに学校の先生から誕生日を聞かれた時にようやく伝えました。すると先生たちは何やら嬉しそうで、なんで自分の誕生日なのにみんなの方がそんなに嬉しそうなのかと思ったら、、、
 なんと、誕生日パーティーでは誕生日の人がみんなを招待してご馳走するというのがこちらでのしきたりなんですね。日本人の感覚で、誕生日は何もしないでいればプレゼントももらえるしご馳走も食べられるし…と思っていたら大間違い。他の誰でもなく自分が一番頑張らなくてはならなかったのです。
 とはいえ初めての経験なので全部一人でやるのは難しく、特に仲良くて面倒を見てくれている2人の先生が助けてくれました。Messangerに送る招待状を作ってくれたり、誰を呼ぶかとか、何を振る舞うとか一緒に考えてくれました。正直、自分がバースデーボーイなのに、誕生日を迎えるのが少し不安でした(笑)

5時半起床で始まる誕生日の一日

 誕生日当日は5時半起床。ご馳走を作るために市場へいきます。買い物リストとお金を持って2人の先生と合流し、いざ早朝の市場へ。予定していた料理は、鶏の丸焼き、マーラーシャンゴンという麺料理、ムーガタというタイ式の鍋、焼肉、ラペットゥ(お茶の葉サラダ)、そしてビールなど、、1時間以上かけて市場で買い物を終えました。それにしても、朝の早い時間帯から市場は活気に溢れていて、そこにいるだけでも満足度◎という感じでした。ちなみにこの日訪れた市場は前回の記事で紹介した市場とはまた別の、ミャンマー人が多いパーチャルーン市場というところです。

まだ夜明け前のパーチャルーン市場。市場に着いたのは6時半、早朝から多くのミャンマー人で賑わう
前を歩く先生二人と買い物リスト。自分の誕生日なので支払いは全て自分が負担。
そのため、たまに「それほんとに要る?」と言って無駄買いをしないように気をつけていた。
が、結局トータルで1500バーツほどかかった。

 市場で一通り野菜やら肉やらを買った後は、スーパーでビールを購入、、と思ったのですが、朝早すぎて買えませんでした(汗)タイではアルコール飲料の販売時間が決まっており、11:00から14:00、17:00から24:00の間で買うことができます。スーパーに行ったのは8:00なので余裕でアウトでした、、(後で購入しました)

調理開始!!

 午後は買ってきた食材を学校に持ってきていよいよ調理開始です。結局学校の先生7名とホストファミリー、家の近くに住んでいる友人を一人呼んで10人ほどの食事を用意しなければならなかったので、先生総出で作ることになりました。

学校にある調理場にならんだ大量の野菜
ニンニクや唐辛子などのスパイスを潰していきます。強く潰すとこぼれるし、優しすぎると全然粉々にならないので見かけよりも難しい。

 16:00ごろにある程度料理が完成し、一時帰宅。これからバースデーパーティー本番だというのに、だいぶ疲れてしまいました(笑)朝5:30に起きて市場を歩き回り、料理の手伝いもして、少し充実しすぎた1日になりました。

学校の校庭でパーティー

 18:00ごろ、先生たちがみんな集まり、校庭にシートを敷いて料理を並べ、Changビールも並んで準備が整いました。なんとサプライズでケーキを用意してくれていて、Kaung Zaw Htet(私のミャンマー名)の名前入りで思わず感動してしまいました。
 バースデーボーイから一言!みたいなのがあるかなと思って一応言葉を考えていたのですが特になかったので、自分でちょっと喋らせてくれと言って短く感謝の言葉を述べさせていただきました。
 20歳の誕生日の時は想像もしなかった一年間。2023年の5月にようやくメーソートに行くことがなんとなく決まり、Sweetさん(詳しくはビザの回#4を参照)をはじめたくさんの人にサポートしていただきながら11月から6ヶ月間のホームステイが決まりました。やることも定かではない状態でメーソートにきましたが、沢山の人に気にかけてもらい、特にホストファミリーこの学校の先生生徒に受け入れていただき、長い時間を共にしながらここまで素晴らしい経験をすることができています。まだ半分滞在期間は残っていますが、ビルマ語もままならない自分をこれまで面倒見てくださったことへの感謝と、これからもよろしくお願いします、ということを伝えました。

全ての料理がラインナップ。鶏の丸焼きはバナナの葉で包んで蒸し焼きのようにして焼くことを知った。全て最高でした。
タイのビールの中で個人的No.1のChangビールと一緒にみんなで囲んで夜ごはん。

 スピーチの後は自分が一人一人回ってケーキを一口ずつ食べさせるという儀式?のようなものがあってその後ごはんをいただきました。そしてみんなからも誕生日プレゼントをいただき、充実した1日になりました。メーソートで始まった21歳の一年間。まずはここでの残り3ヶ月を実りあるものにし、ビルマ語も上達できるように沢山話して聞いて、そして何より楽しく過ごしていきたいと思います。

たくさんのプレゼントをいただきました!!

 カレンの友達からはカレンの民族衣装、先生からもカレンの民族衣装、そしてミャンマーの有名な小説とディズニー柄のTシャツなどをいただきました。記念すべきメーソートでのバースデープレゼントして、どれも大切にしていきます!

 長いようであっという間に過ぎた、とても充実した誕生日の1日でした。誕生日の人が自分で主体的に動き、みんなを招待してごはんを振る舞ってパーティーを主催する側になるというのは新鮮で、貴重な体験でした。出費は少し痛いですが、滞在期間に誕生日が重なっていてラッキーだったな、と実感しています。
 こんな感じで、バースデーボーイの怒涛の誕生日を振り返ってみました!それでは次回のメーソート滞在日記をお楽しみに!

次の記事はこちら↓


このブログについて

 このブログは、任意団体Listening to Communities(LtoC)の紹介を通じて、現地ボランティアの機会を得た日本人の学生が書いています。LtoCは、タイ国境で暮らすミャンマーの土地を追われた人々や、弱い立場にある移民の人々を支援する団体です。日本の学生と現地をつなぐ教育・交流活動も行なっています。団体の詳細についてはこちらをご覧ください。

 LtoCでは皆様からいただいた寄付金で支援を行なっております。いただいたご寄付は、子どもたちのGED(大学進学を目指す際に必要となる米国の高卒認定資格)の受験料をはじめとする教育支援に大切に使わせていただきます。皆様からのご支援をお待ちしております。ぜひご協力をお願いいたします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?