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[Gmail]スプレッドシートで宛先管理して一括送信できる便利ツール

Gmailの一斉送信について、スプレッドシートを活用すれば効率化できるのでその方法を公開します。

こんな悩みをもつ方にぴったりの記事です。

  • 定期的に一斉メール送信の仕事をしている

  • 20, 30個のメールアドレスをTO宛先欄に入力するのは大変

  • メールに関するルーティン作業を自動化したい

  • スプレッドシートでメールアドレスを管理したい

Gmailの一斉送信をスプレッドシートで効率化

この記事ではGoogle Apps Script(GAS)を利用しますが、プログラミングなど難しいことは一切ありません。これから説明するスプレッドシートを利用した手順を覚えて頂ければ、非エンジニアであっても時間短縮や効率化に繋がりますのでぜひ試してみてください。

Gmail自動化まとめ図

おおまかな流れとしては、スプレッドシートやGoogleドライブにある添付ファイルから情報を取得して、それをスクリプトで読み込んで メールとして一斉送信をします。

おおまかな流れ

  1. 指定スプレッドシートから「コピーを作成」

  2. 必要な情報を入力

  3. 一斉送信ボタンを押す

1.指定スプレッドシートから「コピーを作成」

こちらスプレッドシートURLをクリックして「ファイル」から「コピーを作成」してください。

スプレッドシート URL ←クリック

添付スクリプトもコピー

2.必要な情報を入力

必要な情報を入力します。

黒枠内に情報入力

コピーしたスプレッドシートの3行目には、例としてサンプル情報が入力されていますが、こちらは削除してください。そして必要な情報に上書きをお願いします。

  1. A列:To 宛先メールアドレス(必須)

  2. B列:件名(必須)

  3. C列:本文(必須)

  4. D列:添付ファイル(任意)

  5. E列:エイリアス送信元(任意)

  6. F列:送信名(任意)

1.To 宛先メールアドレス(必須)

一斉送信するメールアドレスを入力してください。メールアドレスは、一つでも良いですし複数アドレスでも大丈夫です。個数制限は、仕様上設けていません。

送り先には「To」表記で送信されます。

2.件名(必須)

件名を入力してください。

3.本文(必須)

本文を入力してください。メール本文には、改行などもそのまま反映されます。

4.添付ファイル(任意)

GoogleドキュメントURLを貼り付けてください。添付ファイルは全てPDFで処理されます。添付ファイルがない場合は、未記入でも問題ないです。

Googleドキュメント

ドキュメントのURLをコピー

Googleドキュメントに表記されているURLをコピーして、スプレッドシートに貼り付けることができます。

アプリを許可

ファイルを添付した場合に「このアプリはGoogleで確認されていません」と表記されることがあると思いますが、こちらはアクセスを「許可」することで解決します。

5.エイリアス送信元(任意)

送信元アドレスについて、デフォルトは「Gmailアカウントのアドレス」に設定されています。

もしエイリアスのアドレスを送信元に設定したい場合は、こちらの項目に任意のアドレスを入力してください。特にエイリアスを利用していない場合は、こちらの項目は未記入でも問題ないです。

6.送信名(任意)

送信名について、デフォルトは「Gmailアカウント」に設定されています。もし送信元を変更したい場合は、こちらの項目に任意の名前を入力してください。

3.一斉送信ボタンを押す

必要な情報を入力したあとは「一斉送信ボタン」を押します。

一斉送信ボタンを押す

送信してよいか確認画面がでますので、OKボタンを入力すれば送信することができます。

その他注意点

利用はスプレッドシートをコピーすれば自由です。ただし一斉送信については誤送信などのリスクもあります。何度かテスト送信などで試してから、慎重に使用するようにお願いします。

また掲載する情報に関しては正しいものを提供するよう務めてますが、提供している情報やリンク先などにより、いかなる損失や損害などの被害が発生しても当アカウントでは一切の責任を追いかねますので予めご了承頂ますようお願いします。

不具合や不明な点については、コメントお待ちしています!

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