![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/47335889/rectangle_large_type_2_e7c23428711d2b5204f49ce6b9fd62e1.jpeg?width=1200)
カウンセリングに行くか迷っている方へ(おすすめです)
職場にある心の相談室のようなところへカウンセリングに行き、臨床心理士の先生とお話してきました。
休職中で少しずつうつ状態の症状が良くなっているから話すことってそんなにないかな・・?と思いつつも、人事の方から何度か勧められていたため試しに行ってみましたが、とても良かったです。
カウンセリングを受けてみようかなと思っている方、試しに一度行ってみてはいかがでしょうか。
良かったポイントが2つありました。
①じっくり話を聴いてもらえる
医師には医師にしかできない治療(薬の処方等)という役割があり、他にも多くの患者さんが待っていることから、心療内科ではじっくり話を聴いてもらうことってなかなかできないんですよね。
今までに4つの心療内科に行ったことがありますが、いずれも話をじっくり聴くというよりも最近の心身の様子や薬の効き具合などを聞かれ、薬の量の調節や薬の種類の変更をしたり、限られた時間の中で「治療」を行うことが目的なんですよね。
中にはストップウォッチで厳密に時間を計り(とてもプレッシャーでした・・・)延長した場合は追加料金が課される病院もありました。
今回のカウンセリングは治療ではなく、話を聴いてもらうということが目的で臨床心理士の先生もこちらのことを詳しく聴き出してくれてとても話しやすかったですし、時間があるということで心身の状態や自分の考えなどをしっかりと伝えきり理解していただくことができました。
②第三者の意見を聞くことができる
前に通院していた病院の先生は、仕事から離れている期間が長くなると復帰するのが大変になる、などの理由から症状が回復していなくても、少しの休職期間ですぐに復職すべきという意見でした。
そのため休職の診断書を書いてもらえなくなるのではという恐怖心が芽生えましたし、通院の度にまだ復職しないの?と言われる強いストレスを感じるようになりました。(病院を変えてからは改善しました)
そのことを今日のカウンセリングで伝えると
「私は産業分野の精神科の先生との付き合いがたくさんありますが、あなたの今の状態(まだ回復していない、元気がない)ですぐに復職しなさい、という見解は一般的にはされないと思います。一般的にはまずはよく休養し回復することが大切です」
と臨床心理士の先生から言われました。
主治医の意見が第一=それが常識と考え、苦しむ必要はなかったのだと安心しました。
またストレスチェックの結果が「高ストレス者」だったことについても、「その時点でだいぶ負荷がかかった辛い状況だったでしょう」と言われ、気持ちがなごみました。
今まで他者からはなんとなく自分が甘えている、弱いと自覚させられるようなことを言われることが多く、自分がどんなに辛くなっても病気であっても無理したり、頑張ったりしなければいけない、と思わされるようなことばかりありました。
今の状態は無理しなくても、頑張りすぎなくてもいいのだと心から思えた気がします。
前職では過労死レベルの長時間労働も体育会系で古い社風にも、耐えて我慢していました。
一緒に働く人にはそれが普通で、私はまわりに比べると体調を崩したり、雰囲気についていけないことも多く、体が弱い、もっと鍛えろ、などといつも言われていました。
しかし会社の外から見ればそれは世間一般的なものではなく、我慢できなければ仕事を辞めるなど選択肢はありましたが、無理しなくても、頑張りすぎなくてもいいのだと心から思えるようなアドバイスを今まで受けたことがなく、いらない努力をたくさんし、擦り切れてうつ状態になってしまいました。
ちゃんとした第三者の意見を聞くことができるのは、自分を救うことになるのだなととても感じました。
カウンセリングを受けてみようか迷っている方、ぜひ試しに一度受けてみてくださいね。
カウンセリングではなくても、今の状況が苦しい方、いろんな方に相談してみると、自分の悩んでいる状況が異常な状況で他にもっと良い環境がたくさんある、逃げ出したほうがよい、と気づくことになるかもしれません。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?