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【読書メモ】#37『生き方』by稲盛和夫

🏁結論🏁
人生の方程式
⇒人生・仕事の結果 = 考え方 × 熱意 × 能力

最も大切なのは、考え方。
足し算ではなく掛け算であるため、「プラス方向」の考え方が必要。

「プラス方向」の考え方とは、常識的に判断される「よい心」のこと。

心を高め、魂を磨いていくことが、この世を生きる意味である。


📌ポイント📌
① 思いの大切さ
・心に描いたものが実現するという宇宙の法則
・求めたものだけが手に入るという人生の法則
⇒心が呼ばないものが自分に近づいてくるはずがない
☆強く、見えるほどにイメージをする!

② シンプルに捉える
・我々は物事を複雑に考えすぎてしまう
・一見複雑に見えるものも、単純なものの組み合わせでできている。
・真理の布は一本の糸によって織られている。
・様々な事象は単純にするほど本来の姿、すなわち真理に近づいていく。
・複雑に見えるものほどシンプルに捉え直そうという考え方や発想が大切。
☆人生も経営も元原則はシンプルに!

③ 利他の心
・「欲」はあってもいい。しかしその欲を利己の範囲にのみとどまらせてはいけない。
・人にも良かれという「大欲」を持って公益を図る。
・その利他の精神がめぐりめぐって自分にも利をもたらし、その利を大きく広げる。
☆利他の心を意識すると視野も広がる


👀MyView👀
『素直な心とは、自らの至らなさを認め、そこから惜しまず努力する謙虚な姿勢のこと』という内容が、まさに『無知の知』だなと。
だからこそ、人間的に成長し続け、稲盛さんの言うところの「いい心」になっていくのだと感じた。

「利他的な心」とはよく言われるものの稲盛さんだからこそ、刺さることが多かった。

稲盛さんといえば、徹底的なお客様主義。会社のためではなく、お客様や世の中のために何ができるか、そんな、京セラやKDDI時代の背景を思い浮かべながら読み勧めていくと、ただの大義名分というわけではなく、真に自分のコンパスとして思うことの大切さを感じることができた。

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