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介護中のリフレッシュ法

現在私は夫を自宅で介護している。
だんだんと進行していく病気で、病名がついてから今年で13年目になる。

昨年の2月から半年間の入院で、状態が一気に変化し要介護5へ。
昨年の9月から自宅介護ががっつり始まったのである。
要介護5というと、日常における全ての事を介助なしでは出来ないという状態である。着替えから歯磨きはもちろん、食べ物を口に運ぶ事さえも出来なくなった。着替え、髭剃り、歯磨き、食事、オムツ交換など何かをしたい時には付きっきりの介助が必要なのである。

何かをする時には、介助が必要。
言葉を返せば、何かをする時だけ介助が必要ということは
何もしない時は私も何もしなくていいという事でもある。

これは、私にとって大発見。

この何もしなくていい時間を有効活用することを考えた。
何もしなくていい時間というのは、夫が寝ているまだ朝早い時間。

この時間を私の楽しみに使おうと決めた。
それが今日、日曜日の朝なのである。

日曜日は、訪問入浴の日。
訪問入浴の方がいらっしゃるまで夫はベッドで寝ているのです。
身支度も全部してくださるので、私は何もしなくていいのです。

だから私は、ウォーキングを兼ねて朝7時から開いているスタバへ
このスタバはTSUTAYAと併設しているから
コーヒーを飲みながら自由に本が読めるめちゃくちゃ有難い場所なのです。


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コーヒーを飲みながら、行きたい場所のリサーチ。
いつか来るその日に向けて、あれやこれやと旅行雑誌を見るのか
私にとってこの上なく楽しい時間なのです。

朝の7時すぎは、さすがに店内もガラガラで
ゆっくりと一人の時間を過ごす事が出来ます。

いつか行くであろう旅先に思いを馳せて
ここに行きたい、これ面白そう、あれ食べたいと
想像することがめちゃくちゃ楽しい。

このひとり時間が私のリフレッシュタイム。


介護中であろうとも、自分の楽しみは諦めない。
むしろ楽しんだ方がいいと思っています。

まずは、私を整えておくことが第一優先です。
それが介護を明るく続けて行く秘訣だと私は思っています。

最後までお読みいただきありがとうございました。





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