テクノロジーは『心』を救えるか?
落合さんがバズってますね、彼は技術屋さんであり
一人の人間なので「そういう考え方もあるよね」ぐらいで認知してますが。
炎上商法としては成功でしょう。
個人的には「何かに依存する状態」を生み出すことでは
『心』のQOL(クオリティオブライフ)は上がりにくいと考える立場です。
現に今私たちの生活にはテクノロジーの恩恵を受けているけど、結局それは
『執着』を生み出すタネにもなってしまっているし、諸刃だと思うんです。
結局『人は自分でなんとかなるしかない』んだって、
化物語じゃないけどそう思います。
テクノロジーは目に見えるもの、ココロは目に見えないもの。
まず、出発地点としてここに圧倒的な壁があると思うんですね。
だから攻殻機動隊では体のほとんどが義体(人工物)の少佐も
迷ったり悩んだりするわけで、きっと人間ってそういう生き物なんだと
思うんです。
データは理解の足しにはなります、それは頭の問題。アハ体験ですね。
でもじゃデータが膨大に頭に入っている人が幸せな運命を辿るのかっていったら
なかなかそうは言えなくて。
ニコラ・テスラ、エジソンと同時の産業革命時代に生きてエジソンよりも効率的な
電流回路の配線法を見つけたけど(交流電気方式)商業的な戦略(特許の取得など含む)がうまかったエジソンに先を越されてしまい、彼の発明品が世界を席巻することがなかった。金銭的にもあまり頓着がない人で、資金難に悩まされ晩年にはどんどん狂っていってしまったそうです。
『なんで俺のいうことが理解できないんだ!凡人め!』って感じだったのでしょう
(100%)推測w
技術の元になる理論やデータは彼の頭の中にたくさんあった、でもそれで
彼は幸せだったかというとそうじゃないと思うんですよ。
むしろそれが彼を不幸にしていた可能性も大いにある。
で、方法の一つとしてこういう技術があったら
心は救えるよねというのが題材になっているのが
ネットフリックスの ブラックミラー ジーズン3 サンジュニペロ
エミー賞をとったらしく、ブラックミラーとしては異色な(でしょ?)
最後に救われる、とても素晴らしい作品。ほんと好き、泣いた!!!
安楽死、植物人間、あの世、意識と夢、現実と理想本音と建前。
ネタバレしたくないから、ぜひ見て欲しい。今回のタイトルである
『テクノロジーは心を救えるか』に対する答えの一つでもある。と思う。
ご覧になった方いらっしゃったら、感想お聞かせください!
この本も面白かったので合わせてオススメします!
SFアニメに馴染んでいる人には『遅いぞ、未来!!』って感じでしょうか?
Otoha
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