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行きたい展覧会の一覧(終わる順)秋冬編

 新型コロナウィルスの感染者数・重症者数も落ち着いてきており、かつ各美術館・博物館も人数規制をしているところが多いことから、アート鑑賞にお出かけを再開してもよい、と、自分にゴーサインを出しました。全部行くとは言ってない。とゆーかこんなに行けない。なので星の数で優先順位をつけます。



■刀剣 もののふの心 ★☆☆

サントリー美術館 | 東京都
2021年9月15日(水)〜10月31日(日)
・刀は殺人の武器でありながらいつの頃からか芸術性を帯びるようになりました。しかしその怜悧な白刃の奥底には今なお武士もののふの魂が流れています。



■速水御舟と吉田善彦 ―師弟による超絶技巧の競演―★★☆

山種美術館 | 東京都
2021年9月9日(木)〜11月7日(日)
・速水御舟は初めて私に「この絵の前に長時間立っていてはいけない」と思わしめた画家。「梯子の頂上に登る勇気は貴い、更にそこから降りて来て、再び登り返す勇気を持つ者は更に貴い」と遺した御舟。果たしてその弟子は。



■企画展示 もういちど「みみをすますように 酒井駒子」展★★☆

PLAY! MUSEUM | 東京都
2021年9月18日(土)〜11月14日(日)
・子ども、動物、情景を限りなく優しく、繊細に描写する酒井駒子。その詩の世界は絵というとばりを下ろして安らぎの時間を与えます。



■杉浦非水 時代をひらくデザイン★★☆←行った

たばこと塩の博物館 | 東京都
2021年9月11日(土)〜11月14日(日)
・銀座線上野駅にある銀座線開通時の復刻ポスターを見た人もいらっしゃるのではないでしょうか。ポスターと親和性の高いアール・ヌーヴォーから影響を受けた、時代をひらくデザインとは。



■特別展「ベル・エポックからモダンへ」★☆☆←行った

共立女子大学博物館 | 東京都
2021年10月4日(月)〜11月20日(土)
・「古き良き時代ベル・エポック」から「新時代モダン」へ。アール・ヌーヴォーからアール・デコへ移り変わる潮流の中、服飾はどういう進化を見せたのでしょう。



■キューガーデン 英国王室が愛した花々 シャーロット王妃とボタニカルアート★★★←行った

東京都庭園美術館 | 東京都
2021年9月18日(土)〜11月28日(日)
・今季の大本命、キュー ロイヤルガーデンのボタニカル・アートとシャーロット王妃御愛用のウェッジウッド社など陶磁器の数々から、変革の時代の中で、科学やアートがどう進化していったかの過程を見る。



■動物の絵 日本とヨーロッパ ふしぎ・かわいい・へそまがり★★☆

府中市美術館 | 東京都
2021年9月18日(土)〜11月28日(日)
・かわいい。ひたすらかわいい。



■学者の愛したコレクション ―ピーター・モースと楢﨑宗重―★★☆

すみだ北斎美術館 | 東京都
2021年10月12日(火)〜12月5日(日)
・北斎の研究者であり、世界有数の北斎作品コレクターであったピーター・モース氏。浮世絵研究の第一人者・楢崎宗重氏。二人のコレクションから厳選した作品群から、当時の人気・流行を読み解く。



■古代エジプト展 天地創造の神話★★★←行った

東京富士美術館 | 東京都
2021年9月19日(日)〜12月5日(日)→2022年1月16日まで延長
・日本人は古代エジプト好きだなその①。ベルリン国立博物館群エジプト博物館のコレクションから、エジプト神話の天地創造、死生観に迫ります。



■ゴッホ展─響きあう魂 ヘレーネとフィンセント★☆☆

東京都美術館 | 東京都
2021年9月18日(土)〜12月12日(日)
・早くからゴッホの価値を見出し、その世界最大の個人収集家となったヘレーネ・クレラー=ミュラー。歴史的な発見は、しばしば彼女のような篤志家の先見の明に負うところが大きい。



■特集展示『みほとけの姿-如来・菩薩・明王・天・羅漢-』★★☆

半蔵門ミュージアム | 東京都
2021年9月4日(土)〜12月19日(日)
・如来・菩薩・明王・天(天部)に羅漢を加えた展示で仏教世界をひもといてゆきます。「両界曼荼羅」の詳細な構造を紹介する映像作品は必見。



■ブダペスト国立工芸美術館名品展★★☆←行った

パナソニック汐留美術館 | 東京都
2021年10月9日(土)〜12月19日(日)
・ジャポニスム✕アール・ヌーヴォー。19世紀ヨーロッパに大きな影響を与えたアートの波を、エミール・ガレ、ティファニーらの名品から垣間見る。



■川瀬巴水 旅と郷愁の風景★★★←行った

SOMPO美術館 | 東京都
2021年10月2日(土)〜12月26日(日)
・今季の大本命。浮世絵を蘇らせた男、大正・昭和の版画家・川瀬巴水。その制作を支えた男、版元の渡邊庄三郎。卓越した技術、尽きることのない情熱は現代の私たちを魅了する。



■大英博物館ミイラ展 古代エジプト6つの物語★★★

国立科学博物館 | 東京都
2021年10月14日(木)〜2022年1月12日(水)
・日本人は古代エジプト好きだなその②。「食」「健康」「音楽」「家族」などのテーマに沿った展示物で紹介するのは、6つのミイラの物語。



■谷崎潤一郎をめぐる人々と着物 ~事実も小説も奇なり~★★☆←行った

弥生美術館 | 東京都
2021年10月2日(土)〜2022年1月23日(日)
・稀代の超ド変態(褒め言葉)、谷崎潤一郎は意外と登場人物の着物にこだわったそう。息もつけないような濃密な谷崎沼に、頭のてっぺんまで浸かりに行こう。



■奥村土牛展★★☆

山種美術館 | 東京都
2021年11月13日(土)〜2022年1月23日(日)
・135点に及ぶ奥村土牛のコレクションで知られる山種美術館。38歳で院展初入選と遅咲きの奥村土牛は、「絵を通して伝わってくるのは作者の人間性」という言葉を残しました。その人間性とはいかに。



■イスラーム王朝とムスリムの世界★★☆

東京国立博物館 | 東京都
2021年7月6日(火)〜2022年2月20日(日)
・世界第2位の信者数を誇るイスラム教。なにかと危険な原理主義が横行するイメージだが、本来は根をおろした地域の文化と融合し、豊かな文化、美術を育んできたのだ。特定の国家や地域によらない、世界規模のイスラーム美術の展示が実現。



■ハリー・ポッターと魔法の歴史★★★

東京ステーションギャラリー | 東京都
2021年12月18日(土)〜2022年3月27日(日)
・優れた文芸作品の背後には、膨大な知識と綿密な取材・調査・裏取り、歴史や文化への精通が欠かせないと考える私には、ローリングは理想のお手本。私もいずれ、大傑作を世に問う!そのために今は色んな人から勉強する!そんな思いを新たにさせてくれそうな展覧会。パトローナスよ来たれ!


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