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こんなことが雑談力を上げるために役に立つ!?【すごい雑談力】松橋良紀著

「オンラインになって雑談がしにくくなった」

地方在住なのでZoomを使うことが多いです。
使っているうちに「要件だけ話して終わっている」と気づきました。

テレワークになったからこそ、雑談の重要性を実感した企業が出てきています。

IT企業であるサイボウズの青野社長が
「雑談は必要」と主張していることに
興味深さを感じました。

雑談力を上げる方法として、
意外な方法が取り上げられていました。


・既にやっていたことが役に立ちそう

毎月、10冊の本の感想文をを書くことを
自分に課しています。

まさか本を読む習慣が
雑談力の向上に役に立つと思いませんでした。

理由としては雑談ネタが増えるからです。
著者はこう主張しています。

雑談レベルの読解力さえないのは、ネタ以前の問題で、致命的と言わざるを得ません。

すごい雑談力 p155

雑談ネタとしては意識していませんでした。

そういえば誰かと話すとき、「この前読んだ本で、こんなことが書いていた」と自然と話していることに気づきました。

本を読んでいない人は、
本からネタを仕入れることができません。
素晴らしい供給源だと気づきました。

・小説だって役に立つ

「雑談力を上げるために読むなら、話し方の本を読めば済むのではないか?」
そんなことを考えませんでしたか?

著者は語彙力、表現力を高めるなら
小説を勧めています。

以前はビジネス書、実用書に偏っていた
私の読書内容ですが、
今では月に最低1冊は小説を読むようにしています。

実際に読んでみて気づいたのが、
実用書では出てこないような
言葉や表現が出てくることです。

「こんな表現方法があるのか」と勉強になります。

・読む暇がない

私も含めて多くの人が「時間がない」と
ぼやいているかもしれません。
著者はそれに対して「暇な時間に読もうとするからダメ」と指摘しています。
思わず本を目の前に背筋が伸びました。

「テレビやスマホをダラダラ見ていませんか」
そう指摘しています。
スキマ時間ができたら本を手に取ると
決めた方がよさそうと自分でも気づきました。

・感想

話し方の本を読んだはずなのに、
読書のメリットが触れられていて驚きました。

読書は単に文章力を上げるだけではなく、話が面白い人になる可能性を秘めていると気づきました。

以前、佐藤優さんと井戸まさえ※さんが
対談をしている本を読んたことがあります。
※井戸まさえさんは、5児の母で作家、政治家です。

井戸まさえさんによると、「佐藤優さんの話が面白く、よく話が脱線していた」と明かしていました。

佐藤優さんの本を何冊か読んだことがありますが、
「雑談のレベルを大幅に超えてる」と感じました。

普段から読書をして、
その知識を血と肉にしている人の話は
面白いと実感しました。
私もそんな人になりたいです。

以上、ちえでした。
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