まろろん

頭の中を整理整頓。 最近またあのフレーズがこだまします。 「全世界から鳥がいなくなりま…

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頭の中を整理整頓。 最近またあのフレーズがこだまします。 「全世界から鳥がいなくなりますように…全世界から鳥がいなくなりますよう…」 関くん元気かな。 人の祖先は鳥。 また北海道に行きたい。

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    短編小説やマンガ どうしてもダークになりがちだなぁ

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結婚式で白いタキシード

いつごろからか、結婚式で新郎が白いタキシードを着るパターンが多くなった。 結婚式衣装の宣伝用写真などで新郎が黒のスーツだと背景と合わない。例えば高原の白樺林を背景に真っ白なウェディングドレスの新婦と黒のタキシードではなんともバランスの悪い写真になるので新郎も白っぽい衣装にすることが多い。 それを真に受けて実際の結婚式でも新郎が白を着てしまうようになったのではと思う。 ソン・イェジンとヒョンビンも衣装の宣伝用写真では白い衣装をヒョンビンは着ていたが、本番の結婚式ではもちろ

    • 鹿威し

      excelの描画機能とgifアプリで作りました。著作権フリーです。

      • 門番   短編小説4,034 文字

        朝、アパートを出ようと階段を下りると門番が立っていた。 金髪に青い瞳、彫像のような体躯。おかしな帽子を被り、小さな鎧をつけ槍を立てて持ち、まるで古代ローマの戦士といった風体をしている。 俺は下駄箱から靴を取り出して履き出ようとすると、門番は引き戸になっている立て付けの悪い玄関を開けてくれた。 「すいません」俺は恐縮し、ぺこりと頭を下げた。すると門番は、フンと鼻を鳴らし侮蔑的な目で俺を見た。 あいつは何者だろう。一階の住人の友達か、金貸しの取立か、用心棒か。いや、やはり

        • 作文 ぼくの家族

          ぼくの家族 4年1組  斉藤翔 もうすぐ死ぬ人のことをおじいちゃんとかおばあちゃんといいます。 ぼくの家はマンションです。部屋は三つしかありません。夏休みからおばあちゃんが住むことになりました。ぼくの部屋が侵略されてうざいです。そんなときは君のいうとおりだという気持ちになります。君というのはお父さんのことです。居候のくせにいい気になるなよ、と思います。テレビに出てくるかいこ軍団と同じです。かいこは桑の葉っぱを食べる悪い幼虫です。帝国をつくって日本を滅ぼすのです。 このま

        結婚式で白いタキシード

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          似顔絵 大久保 佳代子さん

          似顔絵 大久保 佳代子さん

          どうしても押したいボタン    (実話)

          どうしても押したいボタン    (実話)

          シュレディンガーの猫箱は開けてはいけない   マンガ

          シュレディンガーの猫 「観測者が箱の中身を確認するまでは、猫の生死は確定しておらず(非決定)、観測者が蓋を開けて中を確認した時に初めて事象が収縮して、それにより猫の生死が決まるとして、箱を開けるまでは、生きている猫の状態と死んだ猫の状態が重なり合って存在している」 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』シュレディンガーの猫 全て実話です。

          シュレディンガーの猫箱は開けてはいけない   マンガ

          はじめて会った相手に歳を聞く人

          そういえばここ10年位人に年齢を尋ねた事がない。いやことによると20年位かな。そもそも年齢に興味がない。 電話とかならともかくじかに相手が見えていたら、歳を聞く必要てないよね。まあ電話でも普通は必要ないけどね。 以前転職した時、誰もかれもが何回も何回も歳を聞くのでびっくりだった。 韓国ドラマで年下のくせにタメ口だとかよく出てくるが、鬱陶しい。韓国人は日本人以上に相手の年齢を気にするらしい。 歳を気にしない人は水瓶座に圧倒的に多いと思う。(個人の感想です) 会社で年齢とか

          はじめて会った相手に歳を聞く人

          結核で入院して200万円以上得した話

          そのころバイトだったけど、なぜか突然社会保険に入ろうと決心し会社にお願いした。手取りは減るよと言われたが、失業保険もあり安心して仕事ができることに満足していた。 今思えば酷い労働環境で一日おきの24時間勤務、仮眠はあったが疲労は相当なもので、さらに誰かが欠勤すると自動的に若かった自分が穴埋めに使われ72時間連続勤務となることもたびたびだった。 明けの日に道を歩いていると妙に疲れて、ちょっとだけ休もうとガードレールに座ってしまうことが多くなり、電車でも立っているのが辛くいつ

          結核で入院して200万円以上得した話

          金縛りを解く方法  マンガ

          最近は金縛りにあわないなあ。

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          新宿ゴールデン街でボッタくられそうになった話   (2170文字)

          バイト仲間の悪友、古社と才川と俺の3人で新宿で飲もうということになった。 才川は古社の先輩で30超えているのにまだW大学の学生だ。顔は仲本工事に似ていて気がよく面白いのだがまあ酒癖が悪い。温厚そうな外見のわりに酔うと喧嘩早く腕っぷしも強い。体も大きくなく一見弱そうに見えるから歌舞伎町ではたちが悪い。その格闘武勇伝はどれもろくでもないのでここには書かない。 古社は色黒で目鼻立ちクッキリ名前の珍しさもあってか、いつも沖縄県出身者と間違われる。面白さでは負けてないが腕っぷしはさ

          新宿ゴールデン街でボッタくられそうになった話   (2170文字)

          年老いた公園のコザクラインコ

          カルガモのいる親水公園のボート乗場のそばに鳥小屋があります。 中にはセキセイインコ、オカメインコや、コザクラインコが数羽います。 専門家が見る動物園などとは違い、かなり大雑把な飼育で冬でも暖房器具がありません。インコにとって生きていくには相当厳しい環境で、昔はもっとコザクラやボタンインコもいましたが冬を何度か超えるといつの間にかいなくなってしまいました。コザクラインコは今では1羽しかいません。灰色の人懐っこい可愛いインコです。 人が檻に近づくとすぐ羽ばたいてぴったりと金網越

          年老いた公園のコザクラインコ

          ウサギ小屋  短編小説(3897文字)

          これはどうも、橋本先生、さあ中へどうぞ。いまお茶を入れますから、そこにお掛けになって下さい。いやどうもこの所いいお天気がつづきますな。子供たちもすくすくと育って、よろしいことです。はい。私ですか、いやいやずっと独り身を通してきたもんで、あんな元気のいい孫が欲しいもんですよ。ええ、橋本先生のような息子がいてくれたら、そりゃあまあ。ははは、さあどうぞお茶を。それで話っていうのは、はあ例のあれですか。これで二回目ですからね。私がぼんくらなせいですみません。いやそうですよ、夜は私しか

          ウサギ小屋  短編小説(3897文字)