5.歌舞伎町 夢千代 ~短編小説 恋愛 初恋編~初めての恋~
今日は、なんだか体調が良く無いので
少し繁華街から離れた公園で日中は
横になっていた。
夕方に社に戻り、明け方に街を徘徊していると急にねむくなり街路樹に持たれて寝てしまった。
夢の中で優しい声が……
「大丈夫?!ここで寝てると危ないよ」
目を開けるとそこには、彼女が僕の顔覗き込んでた。
「良かった!起きて」満面の笑みの彼女
「ありがとう」
「あなたお名前は?」
この街に来てから数年経つが自分の
名前を聞かれた事がなかったので
戸惑いながら小さな声で
「菊千代」
「素敵なお