牛読書

ブログ初心者です。 これまで読んできた本について投稿していくつもりです。

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最近の記事

大人のごっこ遊び『クリエイターのためのファンタジー世界構築教典』著者 宮永忠将

1導入 子供の頃にプレイした     クロノトリガー というスーパーファミコンのロールプレイングゲームがすごく好きでした。   何が好きかというと、キャラクターも音楽もいいですが何よりもその     世界観 です。  現代、中世、原始、未来など様々な時代を巡っていく物語に、当時の私は夢中になりました。  ストーリーは小学生が理解できるくらいに易しく表現されながらも、緻密に構築された時代背景、法律や国家、支配体制や脅威、これらが絶妙なバランスで配置された名作です。  ワクワク

    • 幸福になるのに待つ必要などない。仕組みが進んでいれば、いつでも満足できる『複利で伸びる1つの習慣』著者 ジェームズクリアー

      1導入 2ヶ月99円でAmazonのAudibleが聞き放題。  そんなコスパ破壊的なセールが年に2回くらいあり、私はいつも楽しみに待っています。そして半年に一度のチャンスに、家事やランニングの最中に話題の本を「ながら聞き」し、特に感銘を受けた本をkindleで購入します。  今期、購入した2冊のうちの1冊が です。  新NISAが始まり、私も少しずつ投資の勉強を始めています。  すると、ひとつのキーワードが気になりだしました。  どうやら複利というものが凄いらしいぞ、と

      • 稼ぐ、貯める、使う。その前に考えるお金の意味『きみのお金は誰のため』著者 田内 学

        1 導入『きみのお金は誰のため』というタイトルを見た瞬間、何を思いますか?  お金を稼ぐための方法論か、それとも投資指南書でしょうか?  実は、田内学著のこの本は、そのどちらでもありません。お金とは何か、それが私や社会にとってどういう意味を持つのかを深く掘り下げる一冊です。  あなたが日々手にするお金、その使い方がどれだけ社会に影響を与えているのか?  本書では、ある秘密を持った怪しい老人が語りかける形で、お金の真実を明らかにしていきます。  まるで物語を読み進めるような

        • 私を化学反応させた本『取材・執筆・推敲 書く人の教科書』著者 古賀史健

          1 導入 まず、手に取っていただきたい。  大型の書店であれば、きっと陳列されているはずなので、実際に紙の本書を手にとってみると、しっとりとしていて手に吸い付くような肌触り、その質感に驚きます。  本の表紙には華美な装飾は一切なしで     取材・執筆・推敲     書く人の教科書 というシンプルなタイトルが絶妙なフォントサイズで書かれてあります。  手に取って表紙を眺めただけで、もう心のスイッチが入る感覚が味わえます。  この時点ですでに私はまんまと著者のねらいに誘導され

        大人のごっこ遊び『クリエイターのためのファンタジー世界構築教典』著者 宮永忠将

        • 幸福になるのに待つ必要などない。仕組みが進んでいれば、いつでも満足できる『複利で伸びる1つの習慣』著者 ジェームズクリアー

        • 稼ぐ、貯める、使う。その前に考えるお金の意味『きみのお金は誰のため』著者 田内 学

        • 私を化学反応させた本『取材・執筆・推敲 書く人の教科書』著者 古賀史健

          職場の閉塞感に挑む ゲームクリエイターの発想法から学ぶ『ゲームデザイン脳』著者 桝田省治

          1 導入 私は日々、会社での閉塞感に悩まされています。  やることは山積み、人員は減少、それなのに給料は一緒。  上司からは「ワークライフバランスを保ちながら効率的に」という無責任な指示が飛びます。  しかし私が効率化の提案をしても上層部に却下されるのが常です。  この状況に、優秀な人材が次々と去っていく光景を目の当たりにします。  そんな中、ゲームクリエイターである桝田省治氏が著した『ゲームデザイン脳』という一冊に、少しだけ救われました。  まったく異なる分野であるゲー

          職場の閉塞感に挑む ゲームクリエイターの発想法から学ぶ『ゲームデザイン脳』著者 桝田省治

          人生に、二毛作めのタネを蒔く『50代から始める知的生活術』著者 外山滋比古

          1 導入 私は今41歳で、もうすぐ42歳になります。  この歳になって、1日、1か月、1年の経過がどんどん早く感じるようになってきました。  この感覚について諸説あるのでしょうが、私はこう思います。  子供の頃、クリスマスや誕生日を心待ちにしているときは1日がとても長く感じました。  でも今、私は何も持っていないのです。  ならばと、これからの人生で、将来を期待する楽しみが何か得られないか。  そんな何かを探すための一冊です。  本書のタイトルにある「50歳から」というフ

          人生に、二毛作めのタネを蒔く『50代から始める知的生活術』著者 外山滋比古

          積読の免罪符。多読より、妄想のゆとりを『読書について』 著者 ショーペンハウアー

          1 概要(……ちょっと難しいです) 以下はChatGPTによる概要を引用しました。  アルトゥル・ショーペンハウアーの「読書について」は、彼のエッセイ集『パルェルゴメナ』の一部です。このエッセイでは、ショーペンハウアーは読書が人の思考に与える影響について深く掘り下げています。主なテーマとしては、読書が個人の知的発展にどのように貢献するか、そして読書のし過ぎが思考能力にどのような悪影響を及ぼす可能性があるかが挙げられます。  読書についての概略  ショーペンハウアーは、

          積読の免罪符。多読より、妄想のゆとりを『読書について』 著者 ショーペンハウアー

          なぜアメリカは強いのか『13歳からの地政学』著者 田中孝幸

          1 概要「13歳からの地政学」に関する内容をまとめると以下のようになります。 ⑴地球と海の重要性 地球は海に覆われており、日本を含む多くの国々の貿易は海路に依存しています。 海は軍事的にも重要で、アメリカのような強国は海を通じて輸出入をコントロールできます。 ⑵経済と通貨の力 世界の多くはドル経済に依存しており、金融ルールに従わなければペナルティが発生します。 このルールを理解し活用することが重要です。 ⑶情報通信の基盤 スマートフォンのデータの大部分は海底ケ

          なぜアメリカは強いのか『13歳からの地政学』著者 田中孝幸

          終末期の支えは思い出のアルバム。そのアルバムをどう埋めるか。きっと自分の最期も同じはず。

          1 問と答  親との貴重な時間:スマホを置いて学んだこと 問 どうすることが親と私にとってベストか。 答 共通の答えはないかもしれませんが、少なくとも後からではできないことをやってみる。   私の場合は、親の前ではスマホをいじらないこと。   親が大切にしている価値観を頭から否定しないことです。 2 ビフォー  見ないで来た現実 いつか来るとわかっていても、実感としてちゃんと理解していなかった。  それが、親との別れでした。  私は現在41歳。とくに両親と険悪な関係とい

          終末期の支えは思い出のアルバム。そのアルバムをどう埋めるか。きっと自分の最期も同じはず。

          本当の贅沢とは、穏やかな時を過ごせること『医者が教える食事術』著 牧田善二

          問いと答え問い どんな食事が身体にいいのか? 答え ご飯はウマい。でも太る。    では、どんな食事が良いのか。    ということが本書で論理的に書かれてあります。 ビフォー なんのためのダイエットか?  過去に一度、糖質制限ダイエットを試みて体重は落ちましたが、やり過ぎて周囲の方に病気を疑われ、実際に免疫力が低下してよく風邪を引きやすくなった時期がありました。  自分はいったい何を目指していたのかが、よくわからなくなっていたときにこの本を読みました。 気づき  日本の

          本当の贅沢とは、穏やかな時を過ごせること『医者が教える食事術』著 牧田善二

          欲望と恐怖の処方箋『勝てる投資家は「これ」しかやらない』著者 上岡正明

          1 ビフォー  無知な状態 株式投資初心者である私は、たいした知識もないのに、数倍に株価が跳ね上がった銘柄の株式チャートを見て、安直にも    きっとまだ値上がりするぞ    今、買っておかないとチャンスを逃してしまう    急げ と、欲望に負けて株を買い、結果値下がりして損をする。  買った株が値下がりしていき、みるみる投資した金額の含み損(マイナ ス)が大きくなって    きっとまだまだ値下がりするぞ    今、売らないともっと損をしてしまう    急げ と、恐怖に負け

          欲望と恐怖の処方箋『勝てる投資家は「これ」しかやらない』著者 上岡正明

          捨てられない物がたくさんある。それは執着であって、愛着とは違います。『月10万円でより豊かに暮らすミニマリスト整理術』著者 TAKERU

          1 ビフォー  現状 読みかけの本、積まれた未開封のダイレクトメール、ホコリを被ったアコースティックギター。  そんなたくさんの物で溢れた自分の部屋。  特に汚いという印象はないですが、これらの物に視界に入るたびに、    「ああ、今はまだ手がつけられないけど、いつか……」 という気持ちになります。  賞味期限ならぬ興味期限が切れた物たちです。  でも捨てるには、惜しい。  そしてまた新しいものに手を出してしまう負のスパイラル。  でも、誰にも迷惑をかけていないから別にいい

          捨てられない物がたくさんある。それは執着であって、愛着とは違います。『月10万円でより豊かに暮らすミニマリスト整理術』著者 TAKERU

          過程を楽しむ技術者『創るセンス 工作の思考』著 森博嗣

           著者は創作について    「教えてもらえば早道があっただろう。       でも僕は楽しい時間を早道で通り過ぎたくなかった」 と記しています。 1 問と答 問 創るセンスとは?  答 創作における       試行錯誤の過程   を多く経験することで培われる未知への応用力。    個性という独自の切り口が希少価値を高める。 2 ビフォー 気づき ToDoビフォー  効率化を重視し、マニュアルに頼ったり攻略サイトを利用していました。 気づき  実は、うまくいかない

          過程を楽しむ技術者『創るセンス 工作の思考』著 森博嗣

          著者をジョジョのスタンドみたく操る『本を読む本』著 アドラー 訳 外山滋比古

          本を深く読むことで、著者を自分の内に宿す。 時代や国境を越えて、偉大な著者たちが共通の問題について検討し、真実に至る。 そんな壮大な内容です。 1 問と答問 本をどう読むか。 答 私が抱える問題を解決するために、過去に読んだ本の著者たちを  同じ思想の土俵に上げて検討し、真実へと辿り着く。 2 読書の種類①初級読書  単語や言葉の意味がわかるレベル ②点検読書  その本が何について書かれてあるかを分類できる。  (機械的に樹系図やアウトラインで構造や取り扱っている

          著者をジョジョのスタンドみたく操る『本を読む本』著 アドラー 訳 外山滋比古

          晩年の楽しみは、慕われる環境『大人のための勉強法 パワーアップ編』著者 和田秀樹

          1 本書の問と答、だと私が思うものいいわけ 『大人のための勉強編』の続編として書かれたパワーアップ編という内容です。  内容としては     知る→できる  への過程が、中級への道だとしたら     できる→極める が上級への道であり、パワーアップ編は上級を目指すための方法について書かれていた気がします。  しかしなにぶん5年以上も前に読んだ本であり、残っているのは、私が気に入った箇所を記した胡散臭いメモだけなので、もしかすると本の趣旨とは多少異なるかもしれません。  です

          晩年の楽しみは、慕われる環境『大人のための勉強法 パワーアップ編』著者 和田秀樹

          天才=欠点×X=(強み∩好み)×Y X≒Y 『天才の証明』 著者 中田敦彦(オリエンタルラジオ)

          1 問と答問 天才とは何か? 答 自分の才能を見つけ、その才能を発揮できる場所にいる人 2 方法①強みと好み  この2つが両立できる部分を見つけ、集中的に時間と力を注ぐ  得意で続けられる個性が見つかる。 ②欠点の分析  欠点は特性  特性は個性(オリジナリティ)に成り得る ①や②が活きる場所を探し、磨き上げると個性は天性になる。 ※ 他人から指摘された何気ない一言にヒントがあるかも 3 例①中田敦彦(著者)  「お前と話しているとツボを買わされそうだ(笑)」という

          天才=欠点×X=(強み∩好み)×Y X≒Y 『天才の証明』 著者 中田敦彦(オリエンタルラジオ)