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観光ホテルで働いていた時の幽霊実体験(暗闇の中から…)

おはようございます。
柴2猫3ときどき…幽霊です。
この前の記事は主婦お金が無い現状!貯蓄0っという記事を書かせて頂きました。

 自分言うのもなんですが、とっても前向きな日常記事でなんとか打開しようと今も奮闘中の記事となります。
ガラッと変わってこちらは心霊実体験での記事となっています。


前回の記事は私が観光ホテルで働いていた時の心霊実体験となっています。

今回はこの後日談があり、久しぶりにゾッとした体験でもあります。

   …ソレデハ ゴランクダサイ…

高校卒業をし、すぐに実家を離れとある観光ホテルに社員として就職した私はお客様をお部屋までのご案内、着物の寸法確認、館内説明、お茶出しの準備、夕飯はお客様の部屋まで迎えに行きお食事どころまで案内しお食事のお付きをします。その後食事の片付け、明日朝の朝食準備。
次の日の朝は、朝の朝食のお付きかお部屋の掃除と次のお客様の部屋の準備などがあり、朝の5時〜宴会などが長引くと夜の11時までになったりとみっちり仕事が山積みのようにありました

この日、私ひとりだけ残り明日の準備などをしていた

仕事の確認の書類を見ていた時に何かいる気配を感じる

配膳室は明るく周りを見渡したけれども異変は感じない

その先を見つめた

配膳室を出ると、そこは真っ暗な廊下になっておりその廊下挟んで右に4部屋、左に4部屋並んでいる

「誰かいらっしゃいますか?」

暗闇に向かって大きな声で話しかけた

聞いたものの居ないのは自分が一番分かっている

このお食事所はお客様が入りこまないように終了すると鍵をかける

配膳室から出入りするには従業員しかできない

時計を見ると日付が代わっていた

「いるわけないか…」

だが、人の気配がする為そのまま帰るわけにもいかない

まんがいち、お客様が残っていれば大変だからだ

フロワーの明かりを点けて

「失礼いたします…」

奥から一部屋ずつ開けて確認をする

「いるわけないか…」

配膳室前に戻りフロワーの電気を消し途端に真っ暗になる

その途端ビーという強烈な耳鳴りがなった

やっぱり死んだほうだったか…咄嗟に感じる

すると、耳鳴りの奥で何か違う音がする…

「カツーン…カツーン…カツーン…」

暗闇の向こうから何かが近づいてくる…

「カツーン…カツーン…カツーン」

ヒールの音だ…そこまで来てる…

配膳室の明かりで近づくものが徐々に視えてくる

てっきり全身が視えるものだと思っていた

けれど実際はっきり視えたのは

黒いヒールを履いた両足だけだった

その足がゆっくり歩いてきてるのがはっきり視える

逃げようとはおもわずにその状況を冷静に視ていた

そっか…手だけもあるんだし足だけもあるか…

頭だけもあったし…そりゃあるか…

あっ…この人例の配膳室の幽霊さんじゃない?

確か自殺したって言ってたし…

黒のパンプスって会社が指定したものだし…

目の前を通り過ぎて行くのを見つめた後

しばらくしてハッと意識が元に戻った

配膳室に駆け込み、誰もいない部屋の中で大きな声で挨拶をする

「お疲れ様でした!お先に失礼させて頂きます!」

いくら死んだ人だとしても先輩は先輩なのだから挨拶はしなくてはと思った…

配膳室の電気を消しホテルを出て急いで寮に戻った

きっとあの挨拶をした時もあの場にいただろう

これからは一人で残るのはやめておこう…

そう思いながら部屋に鍵を締めた…

 …観光ホテルで働いていた時の幽霊実体験(暗闇の中から…)…オワリ

前回書いた同僚が見たという部屋食の場所で私にも心霊現象が起こったのですが先輩に聞くとこんな事は結構あるそうです。その先輩もきっと虐められて疲れてしまい自殺した人だろうと言っていました。
観光ホテルで働いていた時のホテルでの怪現象はこれくらいでしたが、この仕事で働いていた時に怖い体験をした事があります。
 
その体験後、私は仕事を辞めて実家に帰ってきたのですが…それからすぐに私の家族にも色々と不思議な事が起こり出しました。

   そのお話は、また次回…
   柴2猫3ときどき…幽霊でした…







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