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【進撃の巨人】真の歴史とか、タイバー家とか、難しい話

突然ですが、進撃の巨人マーレ編で、タイバー家が出てくるあたりの流れ、複雑で難しくないですか?(本当に突然すぎる)
私はアホなので一回理解できても、数ヶ月後読み返した時に、あれ?これ何でだっけ?となるので、自分が見返せるように書き残しとくことにしました〜!!
いえーい。きっと過去の自分に感謝するはず…




Q.タイバー家って一言でなんなの?

A.裕福に暮らしているエルディア人
戦鎚の巨人を所持していますが、鎧や車力とは違い戦争に参加していません。



Q.タイバー家ってなんでエルディア人なのに裕福に暮らせてるの?

A.世界の救世主(とされている)から
マーレ人のへーロスと一緒にフリッツ王を退き、世界を救ったとされています(これは真実ではない)。



Q.宣戦布告って何が目的?

A.世界の憎悪をマーレから逸らすため
マーレはエルディア人を支配下に置き、巨人の力を使って世界でやりたい放題していたから敵が多い。
そこで、
①本当の歴史(フリッツ王は平和を望んでいて、その思想は受け継がれているから島は脅威ではないこと)と、
②でも、島の中で平和思想の反逆者(エレン)が現れたから、そいつがいつ地鳴らしをして壁の外を滅ぼすかわからない
ということを公表し、「だからうちらいつ死ぬかわかんないんだよやばくない?島の悪魔(主にエレン)怖いからうちらみんなで戦お?」と、世界を味方に付けようとしたんですね。



Q.なぜ憎悪をマーレから逸らす必要があったの?

A.マーレが滅ぼされそうでやばかったから
ずっと巨人の力でマーレは無敵状態だったんだけど、世界中で兵器開発が進み、戦争を巨人の力で無双できる時代が終わろうとしている、つまりマーレの立場が弱くなってきたんですね。
世界中から、「マーレそろそろ倒せるんじゃん?頑張れば勝てそう」って思われてて、超ヤバいと。
で、マーレが弱るとその支配下にあるエルディア人はもっとやばい、民族存亡の危機なんです。
だからマーレを守るために、地鳴らしの脅威を伝えて、憎悪の矛先を自分達からパラディ島に変える必要があった。



Q.なぜタイバー家が宣戦布告の役割を担ったの?

A.タイバー家が演説すれば世界が聞いてくれるから
世界の救世主(とされている)であり、かつ巨人の力を敵国に向けたことがないタイバー家が演説すれば、世界は耳を傾けざるを得ない。
マガトやジークが「パラディ島の奴らがやばいよ!みんなで力を合わせよう!」って演説したって誰も聞いてくれないよってことですね。
また、上記で述べたようにマーレが弱ってエルディアの立場が危うくなったら、今は裕福な暮らしをできているうちらタイバー家一族もエルディア人だから例外ではなくて超やばいと自覚していて、協力せざるを得ないって感じだったんでしょう。



まとめ〜エルディアの歴史〜

巨人の力を持つエルディア人は、国同士の争いで無双し、世界を支配する

やがて巨人の力を巡り、同族同士で争い合う(巨人大戦)
↓ここから分かれ道
世界が思っている嘘の歴史
英雄へーロス(マーレ人)とタイバー家(戦鎚の巨人を保持)が、めっちゃ強いフリッツ王(始祖の巨人を保持)に勝利して、パラディ島に退かせた!
へーロスとタイバー家が世界を救った!すごい!ありがとう!
でもフリッツ王の末裔は、未だにパラディ島の中で始祖の巨人を所持し続けている、いつまた世界を襲うかわからない、脅威だ…
エルディアの真の歴史
フリッツ王、同族同士の争いに嫌気が差す
🫅フリッツ王「もう争いたくない、平和を望んでる、静かに暮らしたい。マーレを虐げ続けたことも、本当に申し訳ないと思っている、心苦しい。(でもどこかに逃げても、誰かが巨人の力を奪いにくるかも…そしたらまた争い合うことに…)
タイバー家さん、マーレ人のへーロス君と一緒に、俺のこと退治して壁の中に追いやったってことにして、その後はそっとしといてくれない?」
🤵‍♂️タイバー家「うーん(エルディア人は既に世界中から恨みを買っていて敵が多いけど、それならタイバー家は世界の救世主ってことになって、私達一族は平和に暮らせるな…)おけ」
🫅フリッツ王「よし、ではできる限りのエルディア人を連れてパラディ島の壁の中に篭るわ、平和がいいから侵略してこないでね、そっとしといてね、約束だかんね…」

まあまとめると、ほんとはフリッツ王は平和を望んで壁の中に自ら籠ったのに、壁の外に取り残されたエルディア人達(ガビやライナー)や世界中の人類は嘘の歴史を教えられたから、パラディ島のエルディア人を島の悪魔だと憎んでるってことですね。
  


進撃、まじで歴史書すぎる。
諫山さんの頭の中はどーなってんだ。
これ以上色々考えさせられて面白い作品、今後出てくるかな…
とりあえず間違いなく私の人生ダントツで1番の作品ですね




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