君は1万円札を破れるか？
「こんな方にオススメ」
・お金に対する固定観念に囚われたくない人
・経済的な成功を収めたい人
・お金にまつわる悩みを抱えている人
「お金がないと生活ができない」
「良いモノを買えない」
そう思い込んでいませんか？
実は、あなたはもうすでに、お金に支配されているのです。
本書は、すべての人にオススメの、現代のお金の正体と、自由を手に入れる方法をわかりやすく解説した一冊です。
さあ、あなたも本書を手に取って、お金の支配から解放され、真の自由を手に入れましょう！
①本当の自由とは何か？
本書を通じて、私が皆さんに訴えたいのは、この現代社会を支配する「お金」という価値観の枠組みを疑い、それを越えていくことの重要性です。
どうすれば、本当の意味で、お金から自由になることができるのか？
まず重要なのは、その正体を知ることです。
ズバリ結論から言えば、現代における「お金」とは「情報」です。
この定義にのっとて「お金の本質は情報だ」というとき、それは、次のようになることを意味します。
1．あなたの財布に入っているお札や硬貨は、「お金」という情報を目に見えるようにしただけのものであり、本質ではない。
2．「お金」の本質は、「これに価値がありますよ」という発信者がおり、受信者であるみんながそう信じ込まされているだけの情報である。
情報というのはいくらでも操作できます。
ここがポイントです。
発信者に都合のいいように情報を操作して、受信者の思考や行動、感情をコントロールすることを「洗脳」といいます。
そもそもお金とは、価値を交換するための道具にすぎず、それ自体に何の価値もない、ただの紙っぺら、ただの数字だったはず。
ところが「お金には絶対的な価値がある」という洗脳が蔓延したことによってしとことによって、この世界に生きるほとんどの人が「お金の奴隷」になってしまったのです。
それらのカラクリを知ることによって、みなさんの視野を閉ざしている霧を晴らすことができるはずです。
②お金がないと何が困るのか？
なぜ人々はこうもお金を絶対視し、執着するのでしょうか。
ここで、逆向きに考えてみましょう。
お金がないと何が困るのでしょうか？
おそらく、みなさんはこう即答されるでしょう。
「お金がないと、飢えて死んでしまう」と。
さて、ここで少し冷静に考えてみましょう。
現代の日本の社会で、本当にお金がなくて、食べ物に困るという人がどれだけいるのでしょうか。
そもそも、病気などの理由で働けないといった、やむを得ない場合には、生活保護を受けることができます。
それでもまだ、お金がないことに対する不安はぬぐえませんか？
そうだとすれば、あなたの中で、「飢餓への恐怖」と「快適さや満足を得たいという欲求」がごっちゃになっているのではないでしょうか。
「飢えて死ぬのが怖い」という生存本能に、「より多くの欲を満たしたい」という煩悩が上書きされて、「お金がないと不安」という心理がより強固になったものになっているのです。
これも、経済的な支配者たちの巧妙な「洗脳の成果」といえるでしょう。
人々がそれを信じれば信じるほど、お金を自在に動かすことのできる支配者たちの権力は強まります。
このワナを逃れるために、
1．お金に絶対的な価値はない
2．お金がなくても死なない
という2点を徹底して、あなたの脳内に正しく書き込んでおきましょう。
これが、お金に支配されないための前提条件です。
③「欲しい」と思わせる巧妙なワナ
「お金がなくて、欲しいものが手に入らない」という人は、次のパターンがあります。
「欲しいと思っているものが、実は本当に自分の欲しいものではない。」
これは、よく見られるパターンです。
というよりも、資本主義社会を生きる人の99％くらいは、そうかもしれません。
資本主義経済の中で行われている最大の洗脳行為は、消費行動の徹底的なコントロールです。
「あれが欲しい、これが買いたい」という消費欲を焚きつけることによって、人々にお金に対する執着心を植え込み、その執着心の強さを競わせることで、資本主義経済は膨れ上がってきました。
自分の欲しいものがわかっていないまま、強力な消費コントロールに無防備に晒されていると、心から満足の得られる何かを手に入れることのないまま、際限なく消費するというループに陥り、どんどんお金に束縛されていくことになるのです。
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