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より少ない生き方 ものを手放して豊かになる

「こんな方にオススメ」
・物に溢れた生活に疲れている人
・ミニマリストに興味がある人
・時間とお金に余裕を持ちたい人


ミニマリズムで手に入れる、真の豊かさ

「もっとモノを持ちたい」「もっとお金が欲しい」

現代社会に生きる私たち多くは、そう願望を抱きながら日々を過ごしています。

しかし、本当に大切なものは何なのか?

本書は、ミニマリズムという生き方を通して、真の豊かさとは何かを問いかける一冊です。

3分で読める本要約(管理人)


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①安心と快適を混同

私たちは、ものをたくさん所有していれば安心できると信じている。

もちろん、この考え方もある程度当たっている。
食料と水、衣類、住む家は、生きるために必要だ。
しかし、生きるために本当に必要なものはそれほど多くない。

多くの人は「必要なもの」と「欲しいもの」の区別がつかず、「安心」と「快適」を混同している。

その結果、安心のためという理由でものを山のようにため込むことになるのだが、本当は「快適」のためにため込んでいるのだ。

私たちはこれらのものを買うために汗水たらして働いている。
そして、買い込んだものをしまうために、さらに大きな家を買う。


②人の価値は所有物では決まらない

人は年を取っても人目が気になるし、恥をかくかもしれない状況を恐れる。

大人が恥ずかしいと思うのは、たいてい周りの人が持っているものを持っていないときとか、周りから「いいもの」と認められるものを持っていないときだ。
この「恥ずかしい」という感覚は、私たちの考える「普通」の基準から生まれている。

普通であることを恥ずかしいと思う人はいない。
とはいえ、何をもって普通とするかは、完全に主観的な判断だ。

こういった「恥ずかしさ」は、全て間違った感情だ。
所有物の質や量を恥ずかしいと思うのではなく、何も考えずにただ物欲を満たすためにお金を使いすぎることを恥ずかしいと思ったらどうだろう?

周りに認められること、普通とされることの基準を変えれば、もう変な羞恥心は持たなくなる。


③ものはいつか壊れ、使えなくなる

ある日、車に戻ると車体に傷がついていた。
その瞬間、私はとても嫌な気分になった。
そのとき、私はイエス・キリストの言葉を思い出した。

あなたの宝のあるところに、あなたの心もある」という言葉だ。

残念ながら、あまりにも多くの人が、間違った宝に心を結びつけてしまっている。
物質的な豊かさは、本物の幸せを届けてくれることはない。
ものはいつか壊れ、使えなくなる。

永遠に続かないもので、永遠に心が満たされることはない。
満足できないからこそ、次から次へとものを買い集めるのだ。

ここで大切なのは、もの以外に目を向けることだ。

それはたとえば家族であり、大切にしている大義だ。
大切な時間やお金、エネルギーは、本当に大切なもののために使わなければならない。


『まとめ』

私たちは、ものをたくさん所有していれば安心できると信じている。

しかし、生きるために本当に必要なものはそれほど多くない。

私たちは「必要のない」ものを買うために汗水たらして働いている。

大きな家や高価なものに、本当にそこまでの価値があるのでしょうか?

家族が本当に必要としているものは「お金」や「もの」でなく、「一緒に過ごす時間」です。


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