![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/144808035/rectangle_large_type_2_22a0765e7c90e9c164f8d222a244cf31.png?width=800)
アラカンの恋物語⑥〜ふたりはティーンエイジャー〜
アラカンバツイチで癌サバイバーの私が、ふたつの婚活アプリを経験し、ようやく出会えた人、それがKくん。
私より2個下で同じくバツイチのKくんは、シャイで真面目でピュアで、そして優しくて不器用な人。
その不器用さから、私はひとりで勝手に不安になり、イライラし、モヤモヤし、、。
会えないことが重なり、最悪な精神状態にまでなったけど、それでも嫌われるのが怖くて、言いたいことを我慢して。
さらにモヤモヤが膨れ上がり、とうとう病んでしまうかもと思うところまできてしまって。
そうなると半分は嫌われるの覚悟で、でももう半分はやっぱり嫌われたくないからオブラートに包みながらも、Kくんに苦しいことを伝えたくて。。
でも、ただ文字を交わすだけでお互い分かり合えるはずもなく、やっぱり顔を見て話すことにして。
ほんの少しの時間だったけど、直接会って思いを伝えることができて、今はなんとも穏やかな時間を過ごすことができている♪
読み返すとまるでティーンエイジャーのようなやり取りで、なんとも小っ恥ずかしい内容ですが、前回アップしたその記事がこちらです。⤵︎⤵︎⤵︎
この日、会って先に車の中で話をして。
結局のところ、彼のド天然さと不器用さに一人で勝手に不安になり落ち込んでいたということが分かり(たぶんそうだとは思っていたけどね)、これからは気をつけるねって言ってもらって。
仲直り(ケンカはしてないけど)したあとマック(なぜかそうなった笑)でハンバーガーを食べて、そのあといつものドライブデート。
窓の外は幻想的な赤とブルーのグラデーションの夕日。
その後は、朧げで儚げな満月をふたりで見ることができて。
なんだか泣きそうになった。
“ふたり仲良くするんだよ”
そう言われた気がしたな。。
それから彼は特に何も話さないままある場所に連れて行ってくれて。
時期が早く、前回あまり見れなかったホタル。
それからも色々調べてくれてたみたいで、前とは違うところで見れる場所があるらしく、わざわざ雨の中下見にまで行ってくれていたって知って。
残念ながら、そこは住宅街の中で車を止める場所がなく、結局ホタルを見ることは出来なかったんだけど、その気持ちがとにかく嬉しかったな。
お互いまだまだ知らないことも沢山あって、Kくんが私のお仕事内容の詳しい話しを聞きたいと言ってくれて。
その話しの流れから、2年の療養期間を経てようやく入社できた職場でまた鬱のような症状が出てしまい、たった1ヶ月で仕事を辞めてしまった話しをカミングアウトした。
Kくんは優しく頷きながら、そして真剣にそれらを聞いてくれた。
それから、彼が30代のころ倒れてしまった話しなんかもしてくれて。
病名は「髄膜炎」。
意識を失い割と長い間入院したらしく、それを聞いてまた泣きそうになって。。
“生きていてくれてありがとう”って本気で思った。
私はやっぱりKくんのことが好きなんだなって、その時確信した。
こんな歳で、お互い離婚も経験してたまたま出会って、これはやはりご縁なんだと思う。
付き合って1ヶ月。
言えないことを我慢してモヤモヤするより、やっぱりなんでも言い合える関係が一番良いんだと知った。
それでどちらかがイヤになったとしたら、それはご縁がなかったということ。
ただそれだけのことなんだ。
たった2時間ちょっとのドライブデート。
ただマック食べてドライブしただけのデートだったけど、私はそれまでのどのデートよりも一番幸せだった。
心の中を全てぶつけて、彼はそれらを全て受け止めてくれた。
嫌われるどころか、私が思っている以上に好きでいてくれてることがわかった。
私の気持ちも伝わっているといいな。。
そんなことがあってから、LINEでもハートの絵文字やスタンプをよく送ってくれるようになったKくん。笑
それらを見て、クスッと笑顔になる私はなんて単純なんだろうって思う。
今の2人のLINEのやり取りは、まるで初めて付き合い出した中学生のようだ。笑
あんなに不安だったのに、今は会えなくても平気。
それは、お互いの気持ちを確認できたからなんだと思う。
57歳と55歳で始まった恋。
チョー遅咲きの恋。
世間から見れば、ちょっと(かなり?)気持ち悪いかもね。笑
しかし気持ちはお互いにティーンエイジャー♡
またケンカもするだろうけど、それさえも楽しめるようになれたら、それがホンモノの恋なのかも知れない。
BGMは
#NewJeans の
#OMG
最後までお読みいただき有難うございました♪
ではまた。 Tomoka (❛ ∇ ❛✿)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?