ホントに風邪だったのか?
調子が悪くなってきたのはいつからだったか。
もともと花粉症もち(軽度)、持病に気管支喘息(発作はもうかれこれ5〜6年出ていない)あり。
目の痒み、くしゃみ、さらさらの鼻水など、アレルギー症状がこの時期になると必ずやってきて、花粉が落ち着いてもなお症状が続くのは、黄砂、あるいはPM2.5のどちらかが影響していると確信していた。
しかし、自分が黄砂(あるいはPM2.5)アレルギーであるのかを立証する手立てはなく、毎年「たぶん黄砂アレルギー」という何となくの自身の勘?みたいなものでこれまで乗り越えてきた、というか、つらいのはつらいが乗り越えられる程度のものであった。
しかし今年はなんだか症状がひどかった。
特に咳込むことが目立ち、鼻水も止まらずで、なかなかつらい日々を過ごしていた。
かかりつけの呼吸器内科から、すでにアレルギー薬・痰切り・咳止めなどを処方してもらっていたので、それらを服用しながら耐えるしかなかった。
そんな中、身内である悲しい出来事が起きてしまった…。
今はまだ話せないが、家族全員で素敵なお花見を終えた翌日のことだった。
家族から笑顔が消え、私は本人を守ることに全力を注ぎ、必死になり、覚悟を決めた。
ちょうどその頃、病院のお仕事が新年度を迎えたことにより、バタバタと引き継ぎやら、社長との会食など、お仕事が連日重なった。
色んなことが一気に起こり、ストレスを感じにくい体質のこの私が『ちょっとヤバいかも…』と、危機感を覚えた。
そして予感は的中。
一昨日の水曜日、病院の仕事を終え帰宅した途端、まさかの微熱発生。
その夜には38度を超えた。
それまでは体が火照っていると感じていても、体温計で測るといつも平熱。
外でも病院の検温でもいつも平熱であったので間違いない。
これはホントにはじめての感覚で。
しかしとうとう熱が出てしまったので、これはただのアレルギーで片付ける訳にはいかなくなった。
すぐに発熱外来を予約。
翌日の朝一番に簡単に予約が取れたことには驚いた。
少し前まではあんなに予約が取れなかったのに。
翌朝フラフラしながらも自転車でいつもの総合病院の発熱外来へ。
以前は門の外で待たされ、建物をぐるっと回って発熱外来専門の建物へとひとりで歩かされたのに、今はもう普通に院内の受付で受付をし、看護師さんが普通に病院の中を案内してくれた。
『え?いいの?』って、ちょっと驚きだった。
防御服を着用した看護師さんに状況を説明し、風邪なのかアレルギーなのかウィルスなのかわからないと伝えた。
前回と同じように、コロナ抗原・インフルエンザどちらも検査してもらうことに。
結果はともにマイナス。
そのあとまた別のお部屋に案内され、医師の診察。
持参したお薬情報を伝えながら、もう一度状況を説明。
その日の体温は37度台だった。
しかし熱が出た時点でなんらかのウィルスが感染したのだろうと医師は話した。
胸の音から喘息が悪くなってる感じはしないと。
アレルギー症状があったところに何らかのウィルスが感染し、咳が酷くなった、という見解だった。
今飲んでいるお薬を続けてもらっていいとのこと。
そこで診察が終わりかけたので、レントゲンは撮らなくても大丈夫か聞いてみた。
私は大丈夫だと思っていますが、希望しますか?と聞かれたので、はいと答えた。
それくらい酷く咳き込むことがあったから。
それにちょっと違う気がしたのもあった。
今回の咳は。
しんどいと言えばしんどい。
でもしんどくないと言えばしんどくない。
ん〜うまく言えないけど、、まだ耐えられるしんどさ?
もちろんむせてる時は涙出そうなくらいだけど、、。
でも一旦ひくとしばらく穏やかな状態が続くのだ。
風邪をひいてそんな咳は経験したことがなかった。
結局、レントゲンも異常なしだった。
とりあえずはほっと一安心。
あとは解熱剤を出してもらうだけで、診察終了。
そのあとフラフラになりながらも、調剤薬局へ行き、スーパーへ食料品を買いに。
38度なかった割には、とてもとても体がつらかった。
なんとか帰宅し、着ていた服を洗濯機に放り込み、手洗いうがいをして、ベッドへ傾れ込んだ。
鼻水ずるずる、咳は止まらず、頭はふらふら。
寝不足も続いていたし、心労もかなり重なっていた。
そこに風邪をひくなんて、そりゃこうなるだろう。
そんなことを思いながら、ひとまずコロナやインフルでなくて良かったと、母を少し遠くから眺めながら思った。
とは言え、92歳の母に私は風邪さえも移してはならない。
ただの黄砂アレルギーだと思っていたもんだから、その日から慌ててマスク、消毒を徹底した。
一番心配だったのが、退院したばかりの娘に移してないかどうか。
直前まで食事を共にしていたので、そこは気が気ではなかった。
体調に変化はないかLINEで尋ね続けたが、今のところ感染はしてなさそうであった。
発熱外来の担当医に、『ここ最近家族のことで思い悩む日々が続いていた』ことをお話し、『そのことは何か原因のひとつに当たりますか?』と聞いてみたところ、こんな返答があった。
発熱は完全にウィルスが原因だと思う。
しかしストレスは咳症状の一因である可能性は大いにある。
うん、やっぱりね。。
自分でも『ちょっとヤバいかも…』と感じたくらいなのだから、体がなんらかの悲鳴を上げるのは時間の問題だという認識は確かにあった。
夜も普段よりなおのこと寝付けず、ずーっと同じ心配をして。
なぜか食欲だけはとりあえずあったけれど、、。笑
そんなこんなで発熱外来から戻り、仕事もキャンセルをさせてもらうため、フラフラながらも頑張って全てメールを打ち、そのあとはベッドでひたすら安静に。
こうなると微熱がダラダラ続くのが今までのパターン。
お仕事をこれまたダラダラとキャンセルし続けるのも、なかなかのプレッシャーだし、何より迷惑をかけるのがイヤ。
憂鬱になりながらベッドで大人しく過ごしていると、翌日早朝にはなんと平熱に???
何より体が物語っていた。
昨日のダルさが嘘みたいになくなっていた。
咳と鼻水は変わらず出てるけれど、熱がないというだけで体は十分楽なのだ。
あまりにも汗で気持ち悪くてシャワーをし、さっぱり気分も良く、ただまた夜にはぶり返すかも知れないと覚悟しながら過ごしていたけど、そこからも全然上がらずで。
ん??
終わった???
結果、その翌日(今日の話)にはお仕事にも出掛け、夜になっても調子は良いので、コレ本当に風邪だったのか?という疑問がただ残った。笑
喘息・花粉症・黄砂アレルギーの組み合わせで、そこに心労やストレス・寝不足などが重なると、高熱が出ることもある!
と自分的には決定付けたいのだが、、。
あとはこのしんどいのかしんどくないのかよくわからない咳を、どうにかしたい。
あ、ちなみに『咳には、スプーン1杯ほどのハチミツを直接口に含ますと効きますよ〜』と、発熱外来の医師がアドバイスしてくれたので、帰ってから早速家にあったハチミツで試してみたが、、全く何も変わらなかったのよね…。
先生、、
その診断あってますか???笑
とりあえず、今日はマスクをしたまま娘に会いに行ったのだが、発熱前に同じ器のおかずを食べあった彼女は何の症状も出ておらずで、ひとまず胸を撫で下ろした。
ちなみに母も元気である。
娘に会えたことで、私もますます元気に。笑
体って、つくづく不思議なものですね。
最後までお読みいただき有難うございました♪
ではまた。 Tomoka (❛ ∇ ❛✿)
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