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短歌「微熱」2022.10.6.木花薫

上がりゆく体温感じ死を覚悟 次の人生あーなれこーなれ

 体温が上昇するのを感じて、最後に熱を出したのは10年以上も前ですから「コロナにかかった!」と顔面蒼白になりました。「どうしよう。ワクチン打ってない。死んでまう!」とわめき立てたところ、「熱を測りなさい」「検査キットで調べなさい」という冷静な声も聞こえてきたのですが、無視して三時間大騒ぎしました。

 気のすむまで騒ぎ尽くしてからの緊張の体温測定。結果は36.9℃。一般的には平熱です。でも今いたる所で体温を測らされますが、そこでは36.5℃なんです。0.4℃高いわけです。このたった0.4℃で体がぽかぽかするんです。これは何だと考えてみたら、昔こういうことがあったことを思い出したんです。ヨガを始めた時のことです。
 ヨガをする前は36℃台だった平熱が、ヨガインストラクターをしていた時は37℃くらいになってました。最初は熱くてぐったりしてました。夜寝汗をいっぱいかいてまるで熱を出してるみたいだったんです。でもしばらくしてその体温に体が慣れたら平気になりました。

 なぜyogaをすると基礎体温が上がるかというと、ヨガで使うのはインナーマッスルと言う体の中の筋肉なんです。これを動かすと体の深部に血が行き渡り体温が上がるんです。普段使っていない人がヨガを始めてこの筋肉を動かし始めると、発熱することがあります。
 正しくヨガをしているという証拠でもあるのですが、体調が悪くなったと思ってヨガをやめてしまう人もいます。
 
 最近クロウサは幸年吉日サークルで骨盤ヨーガを始めましたから、基礎体温が上がってきているようなのです。そのyogaの模様はこちら。↓

 「なんだヨガの効果か」と気にしないようにしていたのに、また夜に微熱が出て来たんです。しかも今回はグングン上がる。前回よりも高いのを感じました。その日は朝早くから出かけて帰って来てから休むこともなく花壇作りに奮闘していました。庭で汗水たらしていたので「疲れただけだろ」と言われ「そうかも」とも思ったので騒ぐのは2分くらいにして、すぐに体温を測りました。そうしたところ37.1℃。平熱。

 「あれ?」と思いましたが、しかしまだまだ上がっていくのを感じたのです。前回とは熱の勢いも熱さも違ったんです。

 それで死を覚悟したと言うわけです。

「よい人生であった。楽しかった。次は子どもの頃から小説を書き続けよう。誰に読まれても上手く書けなくても書き続けよう。」
 
 なぜこう思うのかはこちらを読んでいただければわかると思います。

 楽しい来世を考えながら眠りにつきました。

 そして次の日の朝の一首。

熱おびてコロナにおびえふて寝する 目覚めてパワーアップしてるわ

 スッキリした気分で目覚めて、体が元気になっているのを感じました。自然治癒したのか細胞が生き返ったのか、とりあえずパワーアップしたようなんです。

 よかった。

 ヨガを続けようと思います。10/10スポーツの日には無料のヨガレッスンもあるんです。それがこちら。

 定員の残りあとわずかですが、まだ間に合いますよ。ぜひ参加してくださいね。

そしてすっかり放置されているヨガマガジンですが、もうすぐ再開です!

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