最近読んだ本たち
会社でいろいろあって、考えることや思うことが溢れる毎日だったので、noteに書きたいと思いつつもためらう自分がいて、あーだ、こーだ、と考えているうちに、久々の投稿になってしまいました。
今日は、最近読んだ本をまとめて簡単に紹介していこうと思います。
まずはコレ。令和2年初版なので、新しい本ではないのですが、なんとなく読みたくなって手に取りました。
お金と仕事をテーマにしつつも、経済論やビジネス書とは違う観点から綴られているところが、松浦弥太郎さんらしくて好きな一冊です。
感動することに投資するとか、感動×人数が収入になるとか、信用は一番大切な資産だとか。
自身のエピソードを交えながら、具体的にお金と仕事について書いてくださっているので、参考になる所がたくさんありました。ちょっと胸が熱くなっちゃいました〜。
お金と仕事の本といえば、こちらもですね。
売れているだけに、既に読まれた方が多いと思いますが、、。西野さんが実際の体験から得た学びのみがまとめられているので、実用書的な使える本だと思います。
個人的に一番心に残ったのは、利益を出すためには技術を追求することよりも、この人から購入したい、この人に依頼したいと思わせることが重要というところ。
もう、どの業界も技術の差はほとんどなく、どこで買っても満足できる一定レベルのものが溢れているだけに、職人技のように、売る方は細かなこだわりを持っていても、消費者はそんなこだわりを求めていないと。
そんなことよりも、その商品を誰から買いたいか、ここで買いたいと思わせることが重要なのだと。例えば、金額も味もほとんど変わらない肉屋さんがあったとしたら、どうせ買うなら○○さんのお店で買いたいと思ってもらえるかどうかということですね。要は人間力が決め手になるということ。
たしかに、先日、webマーケティング会社のサイトをザーッと10社ほど見比べてみたのですが、どの会社もできること、価格、サービス内容に大きな差はないんですよね。では、お客さんがどこの会社に依頼するかと考えたとき、やっぱり「人」だなぁと。この人なら、いいものを作ってくれそう、信頼できるとかね。それは全ての業種で言えることだなと思いました。
次に、前から読んでみたいと思いつつも、なんとなくためらっていたコチラ。
雑誌「暮らしのおへそ」の編集ディレクターが書かれた文章レッスンの本です。
結論から言うと、趣味で書きたい人へ向けたものなのか、プロに向けたものなのか、ペルソナが曖昧な感じがしました。
どちらの方でも読めるように書かれたものにした感じがしますが、それが逆になんとなく中途半端に感じてしまいました。この説明は、書き慣れていない人には伝わりにくいなぁとか、例題が著者の一田さんが書かれたものなだけに、素人には難しい印象だなとか。
一方で、「わかるわかる〜」と共感したり、なるほど!と、思うところもあったりしましたが、ペルソナをハッキリ決めていたら、もっと良かったのではないかなぁと思いました。
どの業界もそうですが、自分がやっている仕事は当たり前でも、素人からすれば当たり前ではなく、わからない、知らないことばかりなんですよね。日々仕事をするなかで、何か人に伝えるときは、そこは忘れないように意識するようにしています。というのも、全く未知のweb業界に入っててみたら、知ってて当たり前のように業界のことを説明をされることが多くて(汗)。
自分自身も、食や栄養にまつわる記事を書くときに、これくらいはみんな知っているよね、という前提で書くと、「いやいや、これは知らない人もいます。私は知りませんでした」と、編集の人から言われたこともありました(汗)。
人に伝えるときは、丁寧すぎるくらいが丁度良いのかもしれませんね。
まだ7月なのに、この暑さ、、、来月はどうなることでしょう。ちょっと食欲が減退気味ですが、しっかりビタミンとタンパク質をとって、元気に夏を過ごしていきたいです。料理研究家の辰巳芳子さんは、酷暑の現代においては、夏を迎え撃つ食べ方をしなければないないと、おっしゃっていました。厳しい夏を乗り越えるためにも、賢く食べていきたいものです。
風邪や感染症も流行っていて、娘が6日も学校を休んでいるので、みなさんも手洗いうがいと睡眠、栄養、適度な運動で、気をつけてお過ごしくださいね★