見出し画像

驚きの事実…何が真実? 医学と栄養学の世界

鉄分不足の私には、「うつ消しごはん」が大ヒットした精神科医の藤川徳美さんの本がおすすめと聞き、早速購入したのがコレ。

画像1

うつやパニック障害のほとんどが鉄不足だと断言し、そもそも女性は生理があるので90%以上が鉄不足になっているとか。そしてそれは、タンパク質不足でもあるということらしい。

薬よりも、とにかく肉や魚などのタンパク質をしっかり摂りつつ、鉄とビタミンB.C.Eをしっかりガッツリ摂ることで、100%の確率で病気を克服させてきたという藤川先生。

ただ、食事からではとても補えない量なので、サプリメントを推奨し、患者さんには必ずプロテインとこれらのサプリを飲ませているそう。それにより、薬が必要なくなり、どんどん回復する患者さんが増え、それを読んだ読者が全国から藤川先生の元へ駆け込むようになり、地元の患者さんを診られなくなってしまったので、今はお断りしているとか。

先生が進めるプロテインやサプリもバカ売れしているそうで、読むほどに「サプリの本ならつまらないな…」と、思っていたら、なんと!「こんなこと書いていいの?」と思うような医学会の裏側を暴露され、ダラダラ読んでいたのに目が覚めました(笑)

それは第三章に書いてあります。医学論文とスポンサー製薬メーカーの関わりについて、エビデンスは勝手に作られている、製薬メーカーの資金援助付きの論文に公平性はない、医師に依存してはいけない理由、その証拠など、問題定義をしています。

これを読んでしまうと…何も信じられなくなりますね…

そもそも、こちらの本

画像2

では、プロテインは気軽に飲んではいけないものであり、腎臓に大きな負担をかけると否定されていました。論文をトップジャーナルに掲載してきた、20万人を診てきてわかってきたことをまとめたという牧田先生。

でも、藤川先生はプロテインは、神経症のみならず慢性疾患、認知症、不整脈、高血圧など、すべての不調に用いることを薦められています。

あてにならない論文よりも、飲んでどう変わったのか、その実態が大事なんだ!と訴えているわけです。

サプリは必要最低限しか飲みたくないと思っていましたし、プロテインは運動する人が飲むものと捉えていました。むしろ、よくないと。

鉄サプリなんて買おうものなら、医者や薬剤師から「長期飲まない方がいいよ。なるべく食べ物でとって」と言われてきたというのに、藤川先生は「口から飲む鉄サプリで過剰になるとか、健康を損なうという考え方事態が古いしナンセンスだ」と言い切ります。

ならば、試しに飲んでみようではないか、と思ってしまった私。ポチってしまいました。

普段から栄養を考えて食べていますが、やはり、なかなか鉄の数値は上がらないので、藤川先生おすすめのサプリを活用することで、何か変化を感じるのか、試してみたいと思います。


しかし、、本当にこの手の本は真実が何かなんて、読むほどに混乱してわからなくなりますね。。。

結局は、医者よりも自分の体を信じて、自分に合うものを見つけて続けていくことしかないのかなという結論に至りました。

みんなそれぞれ違うので、Aが絶対ということもないだろうし、医学の世界にも製薬メーカーが売りたいがために、操作している情報がたくさんあるのは当たり前ですもんね。だって売るのが仕事だもの。。

第三章には、驚愕の事実がそのまま引用されており、やはり医者ばかりに頼るのも…と、考えさせられました。


この記事が参加している募集

#推薦図書

42,454件