食べることへの情熱=未来の幸せ
私が食に興味を持ち始めたのは無農薬のお野菜に出会ってから。
はじめて無農薬のお野菜を食べた時の感動は今でも鮮明に覚えています。
個性が際立つハッキリとした旨味の後に残る優しぃぃぃ甘み。
そして何よりお野菜の生命力が身体中に行き渡り、エネルギーがみなぎる感じ!
「今まで食べていたものは本当に野菜だったの?」
そう思ってしまう程に無農薬の野菜は身体に馴染む感じがあった。
それから無農薬のお野菜の魅力の虜になり、農薬のことや化学肥料のことから身体の不調や環境問題についてもいろいろ勉強してきました。
たくさんのお店を食べ歩いたり、食に関する講習も受けたりした。
それまでに当たり前に食べていたものが実は体に悪影響だったり、使う食材によって、全く栄養素を体に摂り入れることができていない場合があることを知った。
わかりやすいジャンキーな食べ物や偏った食生活以外にも、知られていない食に対する知識に触れることで、いつまでも健康でいる未来の幸せのために、一つ一つ学んできました。
そして、食べることが大好きな私には、食に関する学びがとても楽しくてワクワクすることばかりだったのです。
人生にとって食事をすることは切っても切り離せない行為。
今日口にするもので明日の体がつくられ、明日口にしたもので明後日の体がつくられる。
そうして未来の体は日々口にしているものでつくり上げられている。
だから、未来の幸せのために食への情熱を燃やす。
何を食べるのか。
いつ食べるのか。
どうやって食べるのか。
誰と食べるのか。
どこで食べるのか。
どんな気持ちで食べるのか。
幸せで詰まった食事をすることが、幸せで詰まった体づくりへと繋がると思う。
もちろん「ピザが食べたいから食べるぞー!」って日もあってもいい。
これは体に良いからよし、これは体に悪いからだめ。
なんてことを過度にしてしまうとストレスがかかる。
大切なことは知っているか知らないか。
そして、自分の意思で何を選択するかだと思う。
そして、女性として生まれた自分の身体から産まれてくる未来の子ども達がいる。
母親の体内で10ヶ月間をかけて育つ赤ちゃんの体は、母親から直接受けるがれるもの。
そのことに目を向けたときに、私は未来の子供に健康を手渡せるように、まずは自分から食に対する意識レベルを上げて、行動を変えていこうと決めました。
現代人は“食べ過ぎ”と言われている。
欲を満たすことだけの食事による大量な消費。
それを供給するための大量生産。
そのため使われている農薬や化学肥料がある。
加速しすぎたこのサイクルが地球環境を汚染している現状を創っています。
わたしたちは地球に住ませてもらっている。
大地があり、緑があり、水があり、生命がある。
その土台があってこそ、人類が生存していられる。
でも、今その土台となる地球の土が悲鳴を上げています。
研究者の間では、現状が進むと農作物を収穫できる回数が約50回ほどしかないと言われているそうです。
その話を聞いて驚きました。
未来の人類の食糧確保が危ぶまれる可能性もあるのだと、初めて知りました。
だからこそ、微力でも良いから、私の感じる“食べることへの情熱”を大切な人たちに伝えていきたいと思った。
自分自身の欲を満たすことだけの食事ではなく、自分が大切に思うことを考えて食事をする。
そして、1日1日それを積み重ねることによって、より多くの人が健康で幸せに生きる未来があるのだと思います。
私の体に馴染む感覚のお野菜を口にした日から、そう思うようになったのです。
今まで学んできた“食”に関することをいろんな角度から、記録として書いていこうと思う。
たくさんの人が、食べることを通して心から幸せを感じるようになってほしいと願って。。。
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