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大分の公園で、からあげを。

こんにちは、まろです。

今日はなんともない、
ちょっとエモい大分での夕方の旅日記。

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朝、ショッピングモールの中の
先輩のお店がが開くのを待ってる間に、

マックのセットを食べたせいで
そんなにお腹が空いていない。

温泉に入ってたたみで昼寝していたら、
気が付いたらお昼を食べ損ねていた。

そのあとも、大きな窓から広がる
海を眺めながら本を読んだり。

先輩はもう少し残業しそうだ。


時計は17時を指している。
お腹も空いてきたことだし、

少しこの場所にも飽きてきて
移動したくなってくる。

フライングで夜ご飯の前に
大分名物のからあげを
ちょっと食べることにした。

色あせたのれんに、
目の前の道路の脇には
地元の車。

56年もこの地で営む
老舗の家族経営の老舗からあげ屋さん。

砂ずりや、モモも迷ったけど、
骨付きのからあげをあまり食べたことがなかったので、骨付きにしてみることに。

少しお時間くださいね、と
その場で揚げてくれるのを待つ。

店内にはなんともないイスに
キン肉マンなど懐かしい漫画たち。

予約でたくさん揚げているからあげ、
5分おきに笑顔で取りにくるお客さんたち。

壁の色褪せた新聞の切り貼りには
地元の学生も学校帰りによる来ると書いてある。

どれほど地元の人に愛されているかが
伝わってくる。

出来上がると
「骨付きも美味しいよ〜〜」
と言って渡してくれた。

アツアツの袋を下げて、
歩きながらさっそく食べる。

サクサク、揚げたての
塩味のからあげにかぶりつく。

とっても美味しい、、!!

脇に抱えたペットボトルがじゃまで
食べにくい。

ちょうど左前に公園を見つけた。

ブランコに揺られながら、
手をベトベトにして
アツアツの骨付きからあげを
夢中で食べる。

公園の水道を使うのなんて
いつぶりだろうか。

油まみれになった手を荒いながら
ふと考える。

蒸し暑い梅雨の夕方、
食べ終わる頃には

手に足に指の付け根に、
虫刺されが たくさん増えていた。

そんな旅の夕暮れ時。



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