66日目🇹🇭 7.3 チェンマイ、お花と歌って呼びに行く

今日は気になっていた
チェンマイのcrafts centerへ。

北タイに住む6つ(今は5つ)の民族から
雑貨を買い付けてフェアトレードで
販売している。

カレン族、リス族、モン族、
ラフ族、アカ族。
それぞれ並べてみることで
特徴が違って見えて面白かった。

そこのスタッフの女の子が
めちゃくちゃいい人で
こういう人めっちゃ気が合う!
というフィーリングの子で
話しててめちゃくちゃ楽しかった。

手仕事だけでなく
暮らしやその文化の背景にも
興味があってライターをしていると話すと
いい本があるよ、と
持ってきてくれて一緒に見ることに。

6つの民族の風習や
日常や価値観が
結婚、離婚、儀式、宗教、など
さまざまな視点から
たくさんの写真と一緒に体系的に
まとめられている。
日本語だっだら買ってゆっくり読みたいほど
めちゃくちゃ素敵な本だった。

彼女もカレン族の出身らしく
カレン族のページを見せながら
いろいろ教えてくれた。

のちほど話を聞くと
出身はミャンマーでミャンマーの
カレン族らしいが、同じ系統で
文化が似ているらしい。

今はもうなくなってきているが、
結婚する前は女性は白っぽい服をきて
結婚をすると赤とかカラフルな服を
着る風習があったので
一目で結婚しているかどうかが
分かってしまうという。

1番印象的だったのは
男の子が女の子の家に遊びに行くときに
わたしの可愛いお花さんよ〜
という歌詞の歌を男性側が歌って
家の中の女の子を呼び出すという風習。

とっても可愛らしく
ロマンチックでチャーミングな
素敵な風習でときめいた。

聞くと今はないという、
彼女にもそういうことがあった?と聞くと
3.40年前の風習だから
わたしもこの経験がないのよ〜と
残念そうに言う。

おー!そしたら今度わたしが
遊びに家に呼びに行くとき
歌を歌って呼び出すね、というと
めちゃくちゃ笑って喜んでくれた。

こういうなんともない会話が
楽しかったりする。
そしてその中で文化や日常のことを
知っていくのが幸せだったりする。

チャーミングでハートフルで
とっても素敵な子で
もっともっとたくさん話して
仲良くなりたかったなぁと。
オフィスじゃなくて
カフェにでも行って
カジュアルにおしゃべりしていたい。
そんな気持ちになった。

各民族の手仕事と暮らしについて
もっともっと知りたかったけど、
やっぱり直接その土地に行って
直接そこの風を感じて
直接五感で感じてきたい。
その想いが強くなった。
だから旅が好きなのかもしれない。
ただ状況を知るだけじゃなくて
背景の''知恵''の部分も知りたい。
そんな風に強く思った。


久しぶりの街歩きも楽しかった。
チェンマイはお堀の川と緑の
街並みもキレイで、いたるところに
可愛いカフェがあって。
ただただ歩いているだけで楽しい。

でもまだ病み上がりなので我慢。
熱中症に気を付けつつ
少しずつ楽しんだ1日。

余談。
夕方1階の
レストラン兼リビングみたいなところで
10分ほど電話をしている間に
12箇所くらい蚊に刺された。
油断して靴下を履いていなかったから
皮膚の薄くて痒いところばかり。
有り得ないくらい痒い。
冗談じゃないくらい痒い。
ムヒも全く効かない恐ろしい痒さ。
今もまだめちゃくちゃ痒い。

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