Grace
思った事そのまま書き留めてます。
私と東京についての物語
ライブ日記
先日代官山蔦屋書店まで Haruka Nakamura さんの展覧会を観に行った。 通りの景色はキラキラしているけど、窓から見える景色は自然溢れる静かな代官山の秋。 実は、数年前に代官山のイメージとかけ離れた小さくレトロなアパートに、ここ代官山住民として私は住んでいた。 代官山の朝と夜は、穏やかで優しく澄んだ空気が流れている。特に春と秋は、本当に心地よくてお気に入りだった。 そんな空間に、Haruka Nakamura さん音楽と物語が、優しく、一体化して、流れていた。代
華の金曜日、仕事終わりいそいそと 都内から大好きな横浜へ電車移動。 伊勢佐木町の「横浜シネマリン」へ、レイトショーにて鑑賞してきました。 オスカー•ピーターソン 生誕100周年 オスカー•ピーターソンを知らない人も、知ってる人も、誰もがオスカー•ピーターソンの魅力を知れるドキュメンタリー映画。 私は残念ながらオスカー•ピーターソンよりうんと後に生まれたため、彼の存在を知ったのは彼が亡くなる数年か前のこと。 当時、私のジャズピアノ門下の先生が彼の大ファンで、毎日講義中出
「WITHOUT YOU」 アンソニー•ラップ ANTHONY RAPP’S @IMM THEATER 来日公演を観に行った。 ミュージカル「RENT」 初代マーク・コーエン役のアンソニー•ラップ氏。 もともと興味の薄かったミュージカルを大好きになったキッカケは、他でもない「RENT」と出会ってから。 この人生で、1番大好きなミュージカル。 ミュージカル「WITHOUT YOU」は、アンソニー•ラップ自身の人生を舞台にした内容だったのですが、「RENT」の楽曲やエピソー
あっという間に、時期外れの話なりますが、 私の大晦日のスケジュールの一部になりつつある映画鑑賞について。 (コーヒーショップを出てからのシーン、大好き♡) 映画「MEET JOE BLACK」ジョー・ブラックをよろしく 繰返し観ているので、映画のストーリーは分かりきっているし、小難しい映画じゃないのに、一昨年みた時と去年とでは、一年の時間が感動の度合いを変えてしまう。(2回目以降の方が号泣) この先、歳を重ねる事に観る感動は、きっとまた違った深みを味あわせてくれる映画なの
人目も憚らず、泣きながら歩いた。 家で布団にくるまり、思う存分泣きじゃくりたい。 けれど、今は電車に乗れる状態じゃないほど涙がとめどなく溢れてくる。 私は、歩き続けるしかなかった。 人生初めて就職した職場の最終日を、いまだにふとした瞬間思い出す。 私は数週間であっけなくクビになった。 出社初日「ヤバそうな職場だなぁ、、、」 なんて思ったが、突然訪れた最終日はそれを上回る結末が用意されていた。 最後まで編集長の事は好きになれなかったが、私もどうしようもなく幼な過ぎた、そして
10月後半 関東で出会って今も連絡を取り合うお友達たち、それぞれと再会した。 大人になって、出会って仲良くなった数少ないお友達。 沢山の出会いと別れを掻い潜って、今でも繋がって自分の本音を出し合えるお友達、とっても貴重だなと改めて思う。 本音って出しにくい。 本音を出した時、相手は不快に思うこともある。 だけど、猫被った付き合いはなぜだか不協和音が聞こえだして続かないし、無理して取り繕う事の方が、お互いにストレスになって会う事が憂鬱になる。 本音を言われて自分が傷ついた事も
最近体調を崩しがちで、先月は銀行に行くことが出来ず、家賃の入金が遅れてしまった。 今の家の大家さんは、私の住む階の2つ上の最上階に住んでおり、しょっちゅーエントランスで顔を合わすので、慌てて電話でお詫びをする事に。 大家さんは80代後半~90歳くらいのおじいちゃま。 見た目は、小柄なおじいちゃまという感じの大家さんなのですが、喋るとなんか、めちゃくちゃ強い印象。 たまに、仲間を引き連れて、エントランスにある沢山の植物やお花の入れ替えをしているのですが、大家さんより大きくて
生まれ育った地方の小さな大学の音楽学科を卒業して、20年近くになる。 「音楽(演奏する仕事)を諦める」とわざわざ心に決め、今日までの時間、音楽とは関係のない仕事を選び、「生活のため」生きてきた。 20年前は、音楽コンテンツや音楽ビジネスって、選べるほど今の様になかったけど、当時の私は望まない音楽業界に手を付けるのがとにかく辛くって、意識的に音楽とは無縁の仕事を選んできた。 お陰様で、一番の友達は音楽だったあの頃を想えば、コミュ障は改善されたし、社内での人間関係や大人の対応、
今年の夏の楽しみはこれだった。 ディズニー・ブロードウェイ・ヒッツ feat.アラン・メンケン 最終日2023年8月18日(金)に行ってきた。 先行チケット発売開始と同時に購入したものの、2階席のかろうじて一番真ん中ブロックの席でした。 この日の為に、日々の諸々頑張ったと言っても過言ではないくらい。 私の夢の1つ「今世アラン・メンケン氏と一度で良いから会いたい!」、客席から距離はあったけど会えた事には間違えない!笑 もうこの上ない幸福な瞬間でした。 「ここは僕のリビングル
異常な暑さが続く今年の夏。 土曜日の朝10時というのに、平日週5で使い慣れた渋谷の改札を通った。 (体力落ちたなぁ…) ヨレヨレしながら、スマホ片手にお目当ての初めて訪れる美容室を目指す。 幼い頃、雑誌の切り抜きを美容師さんに見せて、同じ髪型にしてほしいとお願いしたことあったよなぁ。 今やインスタで検索すりゃ、膨大な髪型データとアーティストみたいな美容師さん達の動画が溢れ出てくる。 コンビニよりも、歯医者よりも、美容室の数が多くなるなんて、、、凄い時代だ。 ロングヘ
店内はお祭り騒ぎの様な賑やかさと慌ただしさに包まれていた。 そして、本企画に当選した自分を含める地味なOL風女子達は、ミルミルと満面の笑みに変わっていた。 『可愛い〜!!』 あちらこちらで、歓声が聞こえてくる。 そして、最後は撮影スペースでカメラマンによる撮影だ。 私もあれよあれよと、Tさんによるカットは完成された。 正直、大学生の私でさえも、地元でのカットとは格が違う事を感じた。 念入りに両サイドの長さや、骨格に合わせてカットの微調整をしている事を素人ながらに感
何かに突き動かされる様な感覚って、 最近ありますか。 私は10代20代前半までは、 何かに突き動かされる感覚=直感だけが生きていく道標だった。 リスクとか、結果とか、失う物とか、そんな小難しい事、わざわざ考えなかった。 ただ、会いたいから会う ただ、行きたいから行く ただ、やりたいからやる ただ、なんか楽しそう!それだけだった。 必要な持ち物は、未知への『勇気』だけだった。 表参道には、不思議なくらい迷わず到着した。 東京駅を降りてからの記憶はないが、予約時間の数
『東京に行ってみたい』 黙ってNHKを観る父にそう話しかけた 『東京は住むところじゃない』 そんな事を言われ会話は終わった。 大学時代、遠く離れた東京に憧れていた。 東京には、 素敵なカフェや今をトキメクアーティスト達がいる。 間違えではないが、それが全てだと、当時の私は純粋に思っていた。 謎に心の中には熱い希望はあるものの、何のキッカケも掴めないまま、時は過ぎていた。 そんな大学生活も残す数ヶ月となった新年1月のある日のこと。 女性ファッション雑誌を眺めていると、
先日母からお願いをされた。 『楽譜探してくれんかねぇ…弾きながら歌ってみたいんよ。』 母からお願い事をされる事は、ほとんどない。 * * 私がまだ幼い頃、ヤマハ音楽出版から発売されていた『月刊PIANO』を母は毎月買ってくれていた。 当時は500円(今880円)というお手頃価格なのに、中身はとってもボリューム満点で、今読み返してもめちゃくちゃ良い内容だ。 毎月どのアーティストの新曲がピアノ譜として掲載されるのか、または、知らなかったどんな素敵な曲と出会えるのか、ピアノが大
「なんか、心がしんどいな」 心の病気ではないはずなのに、ふとした瞬間、心の中によぎった経験、みんなあるんじゃないかと思う。 ここ日本は何不自由ない。 遠い国の戦地や困窮の状況を見聞きすれば、尚更思うことだ。 住む家はある。ご飯も食べれる。友達もいる。 だけど、みんなもちろん大なり小なり紆余曲折ある。 * 特別裕福な家庭に生まれた訳ではない、 挫折はそれなりに経験、 ハッピーな日もあれば ちょっと最悪な日もある、 ま、でも、色々あればるほど、図太くもなる。 アラフォーかつ、1
平成の歌姫は沢山いるけれど、 私のにとっての歌姫は、あっちゃんことCocco。平成から、令和の今も、だね。 Coccoは、25年前から、どこにも属さず染まらずに、Coccoから溢れ出る言葉と音楽をずっと変わらず紡いでる、私の中ではそんな歌姫。 私が初めて出会ったのは、1998年発売の「Raining」。 近所の雑貨屋さんのラジオから、たまたま流れていたこの曲に衝撃を受け、まだデビュー2年目の「Cocco」というアーティスト名を家に帰るまで必死に覚えた。 忘れる暇もなくどん