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アラ還暦のみなさん!後輩のため、未来のため、自分の背中を、膝まづき、献身として差し出すことができますか?

「じじいばばあFreedom」に向けて

 自分は、昨年還暦を迎えた。そして定年退職。さらに関係会社へ再就職となった。年金支給までは問題さえ起こさなければ、なんとか働いていける目処が立ち、ありがたく感じている。勤務先には、役職定年制度は無かったが、5年前から年下の上司のもとで働き、その間自分でも気づかなかった様々な感情が心を巡った。自分には何ができるだろうか?「心技体」それぞれで整理する5年間であった。結論は、後進の皆さんの「おにもつ」にならない「心技体」を整えるということとなった。
 還暦を迎えたことを節目に、後進にとって「おにもつ」にならないための3つの『Attitude』と1つの『Routine』を並べてみた。自身の「じじいばばあFreedom」への入り口という気持ちも込めている。はてさて後進の皆さんにとってこんなじじばばなら「おにもつ」にならないとなるのか?そこを一番聞いてみたいところだが、同年代のみなさんからは、私の整理が現実的なのかどうかを教えていただけると幸いです。

Attitude1

次世代に背中を貸す。
自分を美化、カッコつけるのはやめにして
ありのままの背中を見せ、手をつき踏み台となる。
(若い時は思いっきり美化、カッコつけていたからね)

 基本姿勢は、後進に任せる。長く生きられる時代になり、カラダも頭も衰えるスピードは遅くなってきた。現役引退の時期に迷ってしまうのかもしれないが、速度は落ちても右肩下がりは間違いない。フレッシュになることが未来を開きサスティナブルの条件だと感じている。

Attitude 2

「自分たちに心地よい話や考え方」は同世代内に封印しておく。
後進の皆さんから本当に求められるまでは、聞き役に徹する。


 「エコチェンバー」や「フィルターバブル」現象が問題視されているが、そもそも齢を重ねていくと、無意識のうちに「自分たちに心地よい話」が通じる「仲間」との会話が多くなり、出来事や意見への承認条件など、価値観は似たもの同士の中でぐるぐる回り、あたかもそれが世界全体のスタンダードと錯覚していく。この錯覚が全世代に拡がりつつあるのが「エコチェンバー」や「フィルターバブル」の弊害のひとつなのだろう。自分が「背中を貸す年代」になったら、求めらるまで(求められてるという錯覚にも要注意だが)後進たちには「口」を挟まないが未来を開きサスティナブルの条件だと感じている。高齢化社会のマジョリティパワーに敏感なのは後進の皆さんで、自分たちは鈍感であることも忘れないでいたい。だからこそ同窓会や旧知の集まりが大切で、経済貢献にもなるでしょう。

Attitude 3

自分にとって未知のこと(=既に世の中にあるが自分には未知のこと、あるいは未だ世の中に全く無いことのいずれか)に、少なくとも一つは取り組む、チャレンジする。

 「背中を貸し」「心地よい話を封印」だけでは「ひきこもり」が団塊となり、社会的にも良くない状態となってしまう。齢を重ねると「頭」と「カラダ」は固まりやすくなる。トレーニングでも鍛える前に「緩める」がキーワードとなるが、そのためには「動かすこと」=「何かに取り組むこと」が必要で、可能なら自分にとっての未知にチャレンジしましょう。後進の皆さんもリスクをとりながらチャレンジしています。同種の取り組みで、世代間の共通感覚も萌芽してくると感じます。

Routine

毎日すること 簡単なことを決め 実施、継続し、積み重ねる。
そのことを宣言し、記録する。

 3つのAttitudeを老化しつつも継続してActiveに暮らすために、心技体を整える目的で、人それぞれ自分なりのRoutineを設定し、他人と共有しましょう。Routineは、年月を重ねることで数値としても累積記録でき、それだけで自信につながっていくと感じます。人生を全うするまで継続できることが良い気がします。途中で実施困難になったら、すぐに別のRoutineに変更しましょう。

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