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亡くした後で後悔する前に

普段の当たり前の生活がパッと消えたら…ということをよく考えます。

大好きな家族や友だち、他にも沢山の大事な人たち、毎日食べる食材や水や身の回りにあるたくさんのものたち。

そういう人やものが急に跡形もなく消えてしまったら、今まで当たり前だと思っていたものが当たり前でなくなってしまいます。



幼い頃の私は、母の帰りが30分くらい遅いだけでも事故にあったんじゃないかと深刻に考えすぎて想像だけで泣くほどの心配性でした。

その度に帰ってきたとき毎回生き返ってきたかのような喜びの感情で迎えていました。

本当は生きているのだけれども、なくなったかのような感情になったことで生きているときの有り難みというものを強く感じるようになりました。

想像の中で母を亡くしたとき、いつも私のために家事や育児をしてくれている姿を思い出して、もっと有難うと好きを言葉にしておけば良かったと思っていました。

そのような経験をしたことで、この「今」いる大事な人に対して感謝の気持ちや好きな気持ちを伝えておこうという思いが強くなっていきました。

好きと思ったらすぐに「好き」と言葉にしたり、「いつも有難う」という言葉を大切な人にはいつも口にするようにしています。

後あとなくしてから後悔しないために、生きているうちにこれからも沢山の好きと感謝を伝えていきたいと思っています。

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