ノーベル賞で話題「なぜ男女の賃金に格差があるのか」
ノーベル賞受賞で話題となっているクラウディア・ゴールディンさんのこちらの著書を読みました。
『なぜ男女の賃金に格差があるのか』
クラウディア・ゴールディン (著)
印象的だったのは、アメリカの歴史的には、女性の社会進出は「U字カーブ」で、元々は女性は働いていたという点です。
工業化が進み、「工場で力仕事」「長時間労働」となったころから女性が家庭にはいるようになったんですね。
また、もうひとつ印象に残ったのが、先輩の女性の皆さんの切磋琢磨が時代時代へ引き継がれ今があるという研究に基づいた事実です。
先輩の皆さんに感謝。。。
また、こうした引き継ぎは、すぐには起こらず、2世代かかるという話も興味深かったです。というのも、子どもは親の価値観に影響されがちなので、1世代でがらりと変わるのは難しいんだとか。
時間をかけて、少しずつ世界が良い方向へ変化するといいですよね。
まだざっとしか読めていないので、もう少し踏み込んで読書を進めたいと思います。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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