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【35歳ワーママ転職体験記①】どん底時代

こんにちは。リリーです。
4月に向けて、転職をしようか悩んでいる、あるいは転職しようと行動されている方もいらっしゃる時期ではないでしょうか。

今日からの記事は、私が35歳、ワーキングマザー3年目で転職した際のことを振り返りながら、体験記として記事にしていきます。

転職を考える上でひとつの事例として参考になる情報がありましたら幸いです。

当時の私の状況「35歳、再就職して3年目の正社員」

私は長男妊娠時(29歳)に、思いがけなく無職になってしまったんですよね。その後長男が1歳半のときに再就職。そこから転職をしたときは、まだ3年目という状況でした。職種は営業事務です。

その再就職した会社は、振り返ると新米ワーキングマザーにとっては悪くない会社だったと思います。

外資系で給与も悪くない。競合が少なくある程度安定したマーケットがある、いわゆる「安定企業」。残業は突発的なトラブル除けば基本ない。

フレックス制度があり、また規模も100名程度の規模の会社で、人事に相談するとできることを一緒に考えてくれる。

一見、最高の条件に見えます。

しかし、ワーキングマザー新米の私は相当この会社で苦戦していました。

・勤務地が遠い(毎日往復100キロの車通勤)
・ほぼワンオペ育児
・会社の文化に慣れるのに時間がかかった(育休復帰ではなく、再就職だったので)
・安定しているがための、全体的に士気が低い職場
・良くも悪くも男尊女卑文化
・穴をあけない人が有難がられる職場(業務の性質上仕方ない)

やりがいがなかったんですよね。。。
その割に精神面が大変。

朝いちばん7時15分に息子を保育園に送り届けて、ギリギリの18時15分に滑り込みで息子を迎えに行く日々。車通勤なので、渋滞に巻き込まれると遅れることも(延長保育常連)

また、業務の性質上、私が休むと誰かが代行しないといけない状況で、周りの皆さんは何も言わなかったけど、きっと不満を抱えていたと思います。

なんかこう、ただ大きな産業の仕組みの歯車の中に入れられて、働かないオジサンのご機嫌をとりながら、淡々と営業事務しながら、毎日100キロも運転して、日々のToDoをこなす。そして、子どもの体調不良で穴をあけるたびに、周りの同僚に頭を下げる。穴をあけないためのハックを試しまくる。

この生活でいいの?この仕事をずっとやるの?30代を過ごす場所としてほんとにいいの?

一方で、長距離通勤やはじめての慣れないワーキングマザー生活で、いっぱいいっぱいで余裕がない自分。

すごく大きな問題を抱えていたわけではないのですが、ただただ過ぎていく毎日にモヤモヤと焦燥感にかられる毎日を送っていました。

何かを変えないと、自分が壊れそう。

そう考え、再就職してから2年経つ頃、思い切って転職活動を開始するのでした。


今日はここまで。
次回は実際の転職活動の様子をお伝えします。

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