2020年の冬より新型コロナウィルスのワクチン接種が始まって以来、特にファイザーとモデルナ製mRNAワクチンの副作用(副反応とは言いません)に関して、記事をいくつか書いてきました。
また、ワクチン接種をした後、自身の身に起こった副作用を発信されていた方々の声も以下の記事で紹介してきました。どちらも随時更新しています。
接種が始まって以降、日々ネット上では医師や政治家の方を含め多くの人たちがワクチンの危険性について発信してきました。しかし、結果として、日本人の8割以上が1回・2回のワクチン接種を済ませたことになっています。あくまで公式の数字によれば、ですが。
▼ワクチン接種後に亡くなっても、接種との「因果関係は不明」
ワクチン接種数が増えるにつれて、2,000人近くの方が接種後に亡くなっただけでなく、重篤な症状を負ってしまった事例が続出していますが、そのどちらについても、国からワクチン接種との因果関係が認められるケースはごく一部というのが現状です。
2022年11月には、ワクチン接種後にくも膜下出血や心筋梗塞などで亡くなった男女6人が、予防接種法に基づく死亡一時金の支給対象となっています。
どの方にも高血圧症や糖尿病などの基礎疾患があり、死亡診断書やカルテの記載内容から、厚生労働省は「因果関係を否定できない」と判断しました。
▼Twitterではワクチン被害を訴えるタグがトレンドに
国が責任を認めない一方で、ワクチンによる健康被害を訴える声は日増しに高まってきていまして、7月に入ってからはTwitterで「#ワクチン後遺症」に加えて「#ワクチン薬害」というタグを付けた投稿がトレンド入りするまでになってきました。
以下にそのいくつかを紹介します。
▼ワクチン副反応の国家レベルの収集はされていない
厚労省のホームページには、ワクチン接種後に死亡した人が記載されていますが、そのうちほぼ全てが「γ」という記載です。
これは、「情報不足等によりワクチンと死亡との因果関係が評価できないもの」という意味で、つまり公的にはワクチン後遺症を認めていないのです。
現状、国はワクチンの副反応について複数の機関を使ってチェックを行っています。
副反応疑いの事例が出た場合、まず医療機関、製薬会社からPMDA(医薬品医療機器総合機構)という国が委託する機関に報告される。
PMDAで患者の病歴やワクチン接種との関係について情報が精査される。
外部の専門家が因果関係を評価した後、最終的に厚労省の検討部会で検証される
ワクチン副反応について、国の副反応検討部会で部会長を務める森尾医師は次のように語ります。
森尾部会長は、顕著な心筋炎・心膜炎以外は症例が少ないため、ワクチンとの因果関係を解明するのは難しいと話します。
その一方で、独自にワクチン副反応のデータ収集を試みている九州大学大学院・医学研究院の福田准教授は、ワクチン接種の日時・年代・副反応の情報などのデータを集めて、2022年度中に500万人分のデータから分析結果を公表する方針なのだそうです。
これから情報収集→分析ということならば、いま現在ワクチン後遺症に苦しんでいる人たちが、ワクチンとの因果関係が認められるのは何時になるのでしょうね・・・。
▼ワクチンを打つとコロナにも罹りやすくなる
後遺症というほどヘビーな話ではないのですが、ワクチン接種を推進したい側にとっては非常に不都合な情報が、なんと日本人の研究者からもたらされました。
その概要を言ってしまうと、
何度もワクチンをブースター接種すると、長期の人間の免疫を下げるリスクが大きすぎるため、即刻ワクチン接種を中止すべきだ。
…という内容です。
論文を書かれたのは、岡村記念病院(静岡県)の心臓血管外科・下肢静脈瘤センター長の山本医師という方です。
以下に論文の概要部分の対訳を紹介します。重要な点を強調してあります。
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COVID-19ワクチンの副作用とその予防策
Adverse effects of COVID-19 vaccines and measures to prevent them
<概要>
最近、医学誌ランセットが、COVID-19(コロナ)ワクチンの有効性と時間の経過に伴う免疫力の低下に関する研究を発表しました。
この研究は、COVID-19ワクチンを 2回投与してから 8か月後のワクチン接種を受けた人の免疫機能が、ワクチン接種を受けていない人の免疫機能よりも低いことを示しました。
欧州医薬品庁の推奨でも、頻繁な COVID-19ワクチンのブースター接種は免疫応答に悪影響を与える可能性があり、実行されるべきではないことである可能性があります。
免疫力の低下は、N1-メチルシュードウリジン、スパイクタンパク質、脂質ナノ粒子、抗体依存性増強、および元の抗原刺激などのいくつかの要因によって引き起こされる可能性があります。
これらの臨床的変化は、COVID-19ワクチン接種と帯状疱疹の間で報告された関連も説明するかもしれません。
安全対策として、これ以上の追加免疫ワクチン接種(※ 3回目以降のブースター接種など)は中止されるべきです。加えて、予防接種の日付が、患者の医療記録に記録される必要があります。
免疫力の低下を防ぐためのいくつかの実用的な対策が報告されています。
これらには、深部体温を維持するためのアセトアミノフェンを含む非ステロイド性抗炎症薬の使用の制限、抗生物質の適切な使用、禁煙、ストレス制御、および周術期の免疫抑制を引き起こす可能性のあるプロポフォールを含む脂質エマルジョンの使用の制限が含まれます。
結論として、COVID-19ワクチン接種は、重症患者たちの感染症の主要な危険因子です。
(対訳はここまで)
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文中にある「欧州医薬品庁の推奨」については今年はじめに書いた記事の中でも紹介していますので、ご参照いただけると幸いです↓
また、免疫力の低下について、名古屋大学の小島名誉教授はワクチン接種後の疾患の発症を危惧しているといいます。
さらに、命に関わる病気が増える恐れもあると。
例えば、厚労省の人口動態調査(速報値)によると、今年2〜3月の超過死亡*は前年同期に比べ約3万5000人増加という値を示しています。
(*過去の統計から推測される死者数全体の推定値を、実際の死者数がどれだけ上回ったかを示す数値)
ネット上に溢れるワクチン接種後の健康被害の声と、死亡者が急増していることを示す統計データ。もはや、ワクチンの実害は隠せないほど拡大してきたのかもしれません。
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