noteを続けるには“楽しむこと“と“30分以内で書くこと”
こんにちは!noteを週1本以上書きたい僕です。
本日、#noteのつづけ方 というオンラインセミナーに参加しました。
これからnoteをやっていきたい方、アウトプットを強化したい方、お時間ある際に読んでみていただければと思います。
メンバーとしては、かなり「つよつよライター」の皆さんが集まっていて、告知を見た瞬間に申し込みました。15年以上文章を書くことを続けているプロブロガーのお二人と、note300日連続更新を成し遂げた徳力さんです。
まつゆうさん: Twitter(@matsuyou) ・ note
コグレマサトさん:Twitter(@kogure) ・ note
徳力基彦さん: Twitter(@tokuriki) ・ note
セミナー参加の背景
この外出自粛期間で、僕は以前に比べてかなり自由時間を持てるようになりました。僕の勤める広告業界は会食(飲み会)がかなり多いのですが、それらがほぼなくなったことが大きいです。通常、歓送迎会で夜が埋まる時期ですが、今はほとんどありません。そのため、夜の時間が以前よりも空いています。
だからこそ、ここ2週間ほど、空いた夜の時間でいろいろな本を読んだり、尊敬している人のnoteを読んだり、広告・マーケティング業界のウェビナーに参加したりしていました。(#NEWWORLD2020、#withコロナ時代のPR など)
そして、だんだんインプットが増えてくると、ふと思います。
「全然アウトプットしてないなぁ」
別に取り立てて普段から仕事以外のアウトプットはしていなかった怠惰な人間だというのに、インプットが多くなってくると相対的にアウトプットが少なく見えて焦る、という感覚になるのです。(一応Twitterでのアウトプットはしていますが、Twitterはあくまでも実況報告というか・・・)
せっかく抱いたこの感覚を大事にしたい。今までほとんど文章を書いてこなかったけれど、この自粛期間くらいはなにか書くことを始めてみよう、と思い立ちました。
つい先日もnoteを書こうとしたがミスった
実は、この土日もnoteを書こうと意気込んでいて、実験的に書いたnoteがこちらでした。イベントレポートなどではなく、「とりあえず自分が書きたい」ことを実験的に書いてみたという感じです。
しかし、驚くくらいスムーズに書けなかった。
最終的に内容としては満足したのですが、めちゃくちゃ時間がかかった。たぶん合計4時間くらいかかった。
4月26日という『アベンジャーズ / エンドゲーム』の1周年の日に出す、という意味付け(締切)が無ければ、まず途中であきらめていたと思います。
それくらい筆が進みませんでした。書いている内容が好きなことである以上楽しかったのですが、「こんな書き方でいいのかなぁと迷ってしまう」「何度も何度も推敲を繰り返してしまう」という感じでした。
「note続けるのって難しそうだなぁ」
まさに、そんなことを思っていた矢先のイベントでした。
イベントレポート(発言録)
とまぁ、そんな状態の中で開催されたこのイベントです。
「何かnoteを書くにあたってのヒントを!」という前のめりな気持ちで聞きました。
イベントはQ&A形式で行われたため、発言録としてまとめます。
(質問は視聴者から事前に募集したもの)
Q. 長く発信を続けられた理由とは
●まつゆうさん
ブログ初期のころ、何か紹介したりすると売れたりしてみんなが喜んでくれて嬉しかった。街に出て何かを自分で買って投稿していて、それが楽しくて気付いたらずっとブログ投稿ばっかりしていた。特に可愛いものを見つけてシェアをするのが楽しかった。
具体的に言うと、ブログの読者の方とのコミュニケーションが楽しかった。
●コグレマサトさん
もともと自分発信で何かをするのが好きだった。昔はバンドをやっていたりとかもして、ブログを書き始めたとき(もともとはメルマガだったけど)ギターをキーボードに変えただけ、くらいの感覚だった。ブログのコメントみたいなちょっとしたことで、すごくやる気が出た。
Q. ひとつのnoteにだいたいどのくらいの時間をかけているか
●まつゆうさん
プランナー業は「本名」でやっていて、「まつゆう」としてはやりたいことをやっている。やりたいことは本当にたくさんあって、YouTubeの配信もしたいし、絵を描きたいし、アニメーションも作りたい。
そんななかで一番最初に取り掛かったのがイラストで、イラストを使ってnoteをやってみた。で、アップしたらみんなが「上手いね」って言ってくれて嬉しかった。最近は単なるブログ的な使い方ではなくて、イラストあげたりポッドキャストを上げたり・・・そんなnoteになっている。
4時間かけて文章・イラスト・ポッドキャストなどの全てをMAXでやるときもあれば、イラスト1つを10分で上げるみたいなこともある。
クラゲの傘の記事(以下参照)もそうだが、ネットで可愛いものを探して、「これ可愛い、これ欲しい、これ買った」みたいな昔のブログでやっていたような紹介系の記事であれば早く書けるかも。実際にクラゲの傘の記事は10分で書いた。
●コグレマサトさん
普段は1記事30分で書いている。それで1日10本くらいをブログにアップ。
飲食店デリバリーの記事(以下参照)みたいな気合の入ったものは2時間くらいかかる。
●徳力さん
私の場合は、ビジネスのニュース見て感想なら10-20分くらい。
●コグレマサトさん
逆に言うと、“時間を決めて書いたほうがいい”と思う。前に出した本の中でも書いているけど、スマートスピーカーで時間を計るのがオススメ。タイマーをかけて、それで体で覚えていく感じ。
●まつゆうさん
確かに、私も1個のコラムを書くのにだいたい30分くらいかも。
Q. ブログとnoteで書き方や内容が変わっているか
●コグレマサトさん
noteはエモーショナルなことを書いているかも。オピニオンというか。ネタフルはニュースサイト的な感じに近い。浮かんできた感情などをnoteに書いている感じ。
(ここでまつゆうさんの発言があったのですが、PCの回線事情で一回落ちてしまって聞き逃しました。まつゆうさん本当に申し訳ありません。)
●徳力さん
あまり長文を書かないようにしている。まさに最近別のイベントもやったけど、アーティストやスポーツ選手とかも入ってきていて、相当裾野が上がっている。だから簡単に読めるほうがいいかも。
Q. おおよそ1記事何文字くらいが適切か
●コグレマサトさん
よく聞かれる質問だが、決まってはいない。ノウハウ解説系なら長くなる。
シンプルに書いたほうがいいかなっていうのはゴテゴテさせないように意識はしている。
●まつゆうさん
コラムの仕事が多いので、文字数は制限に合わせて書いているが「700字-1200字が短い」「1200字-3000文字が長い」と言う感覚。
ちなみに、聞いている人の中にはライターをやっている人多いと思うが、実はコラムはnoteで書いて、その下書き状態(非公開URL)で入稿している。noteは文字数がすぐにわかるから便利。それを繰り返しているから文字数の感覚が掴めてきているのかもしれない。
●コグレマサトさん
さっきのデリバリーの記事は7000文字くらい。7000字では長い、となると、サクッと読めて適切なのは1000-2000字かなぁと思う。
Q. noteならではの表現の工夫とか、気を付けていることはあるか
●コグレマサトさん
一段落を長くしすぎない。出来る限り改行を入れる。スマホで画面全部埋まらないように意識はしている。
●まつゆうさん
noteをアップする前にスマホで絶対に下書きを見る。それで変になっていたら直す。書いたら絶対に見直す。文章のデザインをするイメージ。
●コグレさん
僕はすぐアップしちゃう。とりあえず公開しても後から直せるので。
●まつゆうさん
友達がブログをやめてnoteに行きたいと言いつつも、「エモいのが書けないからnoteに行けない」みたいなことを言っていた。私もエモいものが書けないからこそ、最近イラストとかいろいろやっている(必ずしも文章だけではなくてもいいと思う)
●徳力さん
実際は単なる日記とかもたくさんアップされているのに、Twitterでバズっているものが長文note(ノウハウ系)であることが多いから、長文じゃなきゃいけないって思ってハードルが上がっている部分があるのかも。
Q. 記事の発信を通じて収益化する方法(有料記事、依頼を受けて執筆するなど)
●コグレさん
両方とも「速さ」が必要であると思う。新しいサービスとかにいち早く飛びついて、いち早く盛り上がっていたら、依頼がきたりする。
最近WEBの媒体見てて、10年前とかにブログを一緒にやっていた人の名前を見たりする機会が増えた。長くブログなりを続けてきたことが今繋がっているのかなと思ったりするので、「継続」も大事。
●まつゆうさん
最初のほうにnoteを書いたときに、「note本書いてくれたら嬉しいな」みたいなことをある方に言われて、その後すぐにコグレさんに電話した。そういう「思い切った行動力」も必要かも。
Q. (こんな時勢なので)反対意見を書かれたり、炎上するリスクが怖いのですが・・・
※ちなみに配信中は黙っていましたがこれは僕の事前質問です。
●コグレさん
基本的には、変なことを書かなければ大丈夫。「ネタフル」というサービスをやっているが、ネタフルの「ネ」はネガティブを書かないという意味もある。他の人と会話していて、「これは言ってはいけない」というものを書かないようにする。
また、反対意見が来ても、それも1つの意見だから、と割り切るしかない。
あと、これを言ったら仕方ない部分もあるが、そこまで気にしているほど“読まれない“というのもある。
●まつゆうさん
ネガティブなことや人を傷つけることを書かなければ大丈夫。自分の好きなこととか、人が読んでで楽しいなと思うものとか、きっと役に立つだろうとかそういう発信をしていれば大丈夫かなと思う。
●徳力さん
自分はメリットデメリットの話かなと思っている。
もちろん炎上するデメリットも少なからずあるけれど、共感してくれた人とコミュニケーションが取れるというメリットもある。もし万が一失敗したなと思ったらすぐに引けばいい。
※Twitterライブでのアーカイブもあります。フルverはこちらでどうぞ。
まとめ3点
いろいろと発見のあるセミナーでしたが、個人的な結論は以下になります。
①自分が「楽しい」と思うことを書く
②30分以内で書く(そのためにアラームをセットする)
③必ずしも文章だけではなくてもいい
きっとこの3つだと思うんですね。
まず①は内容の話。
やっぱり自分が楽しいと思ってやっていないと辛くなる。必ずしもnoteに限った話ではないですが、楽しめる内容/好きな内容で書く。それに共感してくれた人がいれば、同じ趣味や嗜好を持った「仲間」に会えるはず。それは確かにモチベーションになります。(そういう点では、前回のアベンジャーズの記事の方向性はあっていた)
でも時間をかけすぎると続かなくなるので、次いで②の時間設定。
「30分のアラームをかける」というのは目から鱗でした。確かに時間区切ったほうが集中して速く書けそうです。ちなみに「鉄は熱いうちに打て」ということで、このnoteも30分間のアラームをセットして書いてみました。結論から言うと、全然30分では書けず、1時間半くらいかかりました。笑
でも測っていた分スピードは上がったので効果的な手法だと思います。ちなみに文字数は約5000字だったので、1000字なら30分で書けるかも。
③はnoteに取り組むハードルを下げるということ。
例えば、「自分が解説する動画・音声」+「サマリーとしての文章」でも良い。そんなに難しく考えないで、ということですね。
実際に今日のセミナー内で徳力さんが
「noteは真っ白な紙という意味。真っ白な紙には文章を書けるだけじゃなくて、絵も描けるし、写真も貼れる」
というようなことをお話しされていて、noteというサービスを象徴する良い言葉だなぁと思いました。
最後に
実はこのイベントの後に、このライターの皆さんと視聴者でZoom飲みができるという時間が30分ほどありました。なんて贅沢な時間。
●読者として、どういうnoteが読みたくなるのか?
●より文章を速く書くための具体的なコツはあるのか? (「先に箇条書きで書く」とか具体的なTips)
をお三方に聞きたかったのですが、重要な仕事の電話がかかってきてしまって、参加できませんでした。なんてタイミングの悪い。泣いた。
貴重なお話、本当にありがたかったです。
ということで、泣く泣く参加はできませんでしたが、どうしても感謝の意を伝えたかったことと、noteですぐにアウトプットしてこそ、このセミナーの効果が出たと思っていただけるかと思い、即日で書いてみました!
(あとは、続けなきゃ・・・ですね)
以上です。
長文にも関わらず、最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました!
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