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お気持ち表明オタク

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マガジン

  • lotusの雑記(読んだ本もここ)

    読書感想文、近況報告など。あんスタとBTSさん以外のすべてについて。

  • lotusのBTSさんの話

    ある日突然出会ってしまった素敵な7人・BTSさんのお話です。バーチャルよりすごい現実、ここにあった。

  • lotusのあんスタの話

    ほとんど紅月の皆さんのお話。彼らがどのように考え、選択し、行動して生きているのかを、すこしでも高い解像度でわかりたいと思って書いています。成長をやめない3人が大好き。

  • lotusの『花様年華』の話

    『BU Contents』にまつわる記事を集めました。可能な限りソースを確認しながら執筆しておりますが、まだまだ勉強中の身ですので、お気づきのことがあればお気軽にコメントいただけますととても嬉しいです。

最近の記事

あなたの「ひそひそ話」を聞かせてね

9月に一人暮らしを始めてから、やたらと図書館に足が向くようになった。 別に本なら家で読んだっていいのだけれど、それだとなんとなく味気ないなと感じるとき、ついつい足を伸ばしてしまう。テーブルひとつひとつに暖色灯が備えつけてあって、手元が明るいのがいいし、周りには同じように読書や勉強をする人たちが大勢いるから、途中で飽きてスマホを触り出すようなことにもならない。 なにより、音がいい。図書館にもいろんな図書館があるが、わたしがよく行くところは、友達同士や家族連れで来ている利用者

    • ZINEのデザインをしました

      かわいい!(自画自賛) ことばを遊ばせる場としての「庭」、ということで、なんとなく手づくり感のある紙・ファーストヴィンテージ(ベージュ)に、緑陽社さまのきみどりインキが映える、2色刷りの表紙をつくりました。 すばらしいイラストは昼間さんです。本当にありがとうございました! 落ち影のスミ色がぱりっと効いていて、これがまたかわいいんだなあ......。 都合上、写真はないのですが、紙面にも余白をたっぷり取って、ゆったり読み進められるように作っています。DTPは初めてだったの

      • 【試し読み】翻訳される言葉たち、そして、芋掘りの時間

        文学フリマ大阪12にて頒布するZINEの、私のエッセイ部分の試し読みです。 翻訳される言葉たち、そして、芋掘りの時間  新緑の生い茂る初夏、しばらく祖母の実家に滞在していた。ひとりで暮らす祖母の、畑の世話を手伝うためだ。  祖母が住んでいるのは、海と山に挟まれた小さな漁師町である。足元を流れる川なんて、今どき珍しいくらい水が綺麗で、毎年、鮎をめがけて方々から釣り人がやってくるほどのもの。なんとも住み良いのどかなところだが、わたしの契約する携帯キャリアは、ちょっと……いや、

        • 【お知らせ】文フリ大阪でZINEを頒布します

          このたび、哲学者の谷川嘉浩さんにお誘いいただいて、『暮らしは、ことばでできている』というZINEをつくりました。 執筆者・詳しい内容など、詳細は谷川さんのnoteをご覧くださいませ。 私lotusは、翻訳を介して推しの言葉を受け取るとき、自分はなにを考えているのかな〜とゆるゆる考えたエッセイ「翻訳される言葉たち、そして、芋掘りの時間」を書きました。 なんといつものnoteの2倍以上の分量があります(!) また、冊子全体のデザイン・DTPもお手伝いさせていただいております

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          7本

        記事

          一時間って、儚い

          Instagramにて、「noteをもくもくと書く会」というのを見つけた。note公式さんの企画で、一時間でnoteをもくもく書こう!(そしてその様子をライブ配信するよ)というものなのだそうだが、めちゃくちゃおもしろそうである。ぶっちゃけ最近スランプ気味だった。よし書こう! これに乗じて! とは言うものの、一時間でいったいなにが書けるというのか……? ここまでの文章だって、「とはいえなにを書けばいいのかしら」と固まっている間に15分経ってしまったので、とりあえずと書き始めた

          一時間って、儚い

          【7FATES:CHAKHO】仁王山のボム岩に登ろう!【聖地巡り】

          どこぞの掲示板みたいになってしまったが、表題のとおりである。 ついに、本物のボム岩に登ってきたぞ!! 『7FATES:CHAKHO』では、ジェハが生まれ育った場所であり、「影の世界」からボム族がやってくる「門」でもある仁王山(인왕산)。なかでもボム岩は、物語の根幹にかかわるキースポットだ。 韓国現地には、モデルになったと思しき同名の岩がある……となれば、行きたい気持ちは膨らむ一方。だが、麓の仁王寺・禅岩ならともかく、ボム岩はあまり観光客が行くような場所ではないようで、情

          【7FATES:CHAKHO】仁王山のボム岩に登ろう!【聖地巡り】

          韓国前夜の走り書き(雑記)

          出発は明日の朝8時なのだが、本当に忘れ物がないか、再度スーツケースをひっくり返して確認していた。なにせ、海外旅行は初めてなのである(しかもひとりだ)。 事前にいろいろな人に話を聞いて、思いつく限りの準備をしたとはいえ、不安は尽きない。今まで使っていたスーツケースを捨ててしまっていたと、思い出したのがなんと先週のこと。ハンドクリームや塗り薬等の液体類はジップロックに入れなさい、とあるのにはさっき気がついた。ジップロックなんて家にはないので、明日、空港に行くまでのどこかで調達せ

          韓国前夜の走り書き(雑記)

          インターネットに自分の庭をつくる

          友人に誘われて、久々にショートショートを書いていた。書き始めると意外と楽しく、ポンポンと書きたい物語が浮かんでくる。 一本あたり3,000字ほど、多くても10,000字に達することはまれなのだけれど、それでも10本は書いたから、文字数にすると少なくとも30,000字は書いている計算になる。30,000字だと……。めちゃくちゃ文章を書いているはずなのにnoteの更新が少ないなと思ったら、そういうことなのだった。 noteの更新は少ないが、毎月投稿だけは絶やさず続いていたらし

          インターネットに自分の庭をつくる

          忘れないで、それはあなただけの旅路

          『紅月』の『TRIP』キャンペーンがついに終わった。落ち着いて振り返ればいろいろと噛み締めることもあったので、書いていこうと思う。 嬉しかったのは、やはり『アルバム発売記念『紅月』単独ライブ』だろうか。本物のライブさながら楽しんだが、なかでも冒頭の自己紹介がよかった。 「紅月の懐刀、神崎颯馬である」「リーダーの蓮巳敬人だ」と、ユニット内での自分の立場を言い添えてくれたふたりに対し、鬼龍くんの自己紹介はこうだ。 「俺は『紅月』の鬼龍紅郎だ」。 なんとシンプルで力強い言葉

          忘れないで、それはあなただけの旅路

          本棚の漬物石を増やしたい

          2024年は、軽いものでいいから投稿本数を増やしたいなあなどと考えていたら、世間ではもうバレンタインデーが終わったらしい。おかしいですね。 何をしていたかというと、本棚の整理をしていた。新しい本を入れるスペースがもうないのだ。本棚といっても、小学生の頃からずっと使っている学習机の足元にある、三段ほどの小さな棚である。もともと本を読む習慣はなかったから、本棚らしい本棚もない。 そういうわけで、ちょっと困っている。その小さな本棚が、捨てがたい本でほぼ埋まってしまった。手放して

          本棚の漬物石を増やしたい

          月光輝く『夢舞台』へ-主人公になりたがった少年の紡いだ「物語」

          追憶セレクション『クロスロード』から、紅月のクライマックスイベント『昇華*天地鳴動の晴レ舞台』を経て、最後に公式からお出しされた文章がこれだ。蓮巳さんを応援し続けてきた身としてはもう、言葉もなかった。 紅月の皆がESに来てから最初の1年。今イベントで語られたのは、その終盤「初年度・二月中旬」の出来事だ。 公式によると、2024年4月には「ES1年目のフィナーレとなるイベント」が予定されているそうだから、この【天地鳴動】がES1年目ラストの新曲イベントとなるだろう。 これ

          月光輝く『夢舞台』へ-主人公になりたがった少年の紡いだ「物語」

          人生はつづくよどこまでも(果たして本当にそうかな?)

          銀行窓口が開いている時間に外出できなかったので、ATMでできるだけたくさんの万札をおろして、その中からできるだけ綺麗なお札を選ってポチ袋に詰める、ということを今年もやった。今年こそは新券でお年玉を渡す大人になりたかったのだが、どうやら無理っぽい。かわいいポチ袋を事前に買えていただけ、進歩だと言えるかもしれない。 そう、お年玉をあげる立場になった。次の正月で2回目だ。 私には10年も歳の離れたいとこがいる。おばあちゃん家に住んでいるので、帰省のときにしか会わなかったが、その

          人生はつづくよどこまでも(果たして本当にそうかな?)

          泣くVtuber、そこにない涙のゆくえ

          ここ最近、色々とVtuberさんの配信を見ている。トンチキなものから思わず目が潤んでしまうようなものまで、様々あるのだなあ。おもしろい。 初めこそLive2Dや3Dモデルの質感に慣れなかったものの、ずっと見ていると、意外と感情表現が豊かにできることに気付かされる。 印象に残るシーンがあったので、備忘録的に書き残しておく。 *** 今年の夏、『にじさんじ甲子園』(以下『にじ甲』)という企画が開催された。 簡単に言うと、『にじさんじプロジェクト』に所属するバーチャルライ

          泣くVtuber、そこにない涙のゆくえ

          経験で彩る、ピカピカの「いい手」

          知人が短歌を始めたそうだ。いくつか聞かせてもらったのだけど、全部よかった。たった31音の文字数で、景色の手ざわりまで伝わってくるようなのだ。型の中で表現をやるってかっこいいなあ。 聞けば、Twitterでこの短歌が流れてきたことが「やってみよう」と思ったきっかけらしい。 ホールケーキの箱と原稿用紙。この画像がまたいいですね。 自分のためか、人のためにか……まるでケーキを運ぶその心まで包み込んでくれるようだ。家族の誕生日、ちょっと良いお店で買ったケーキを自転車のカゴに載せ

          経験で彩る、ピカピカの「いい手」

          24歳、歯を食いしばって「青春」をやろう

          友人と立ち寄った中之島で、安藤忠雄さんの「青りんご」のオブジェを見つけた。実は、彼の「青りんご」について聞くのはこれが初めてではない。 それは大学生になったばかりのころ受講した、特別授業でのことだ。「青春とは人生のある期間ではない。心のありようなのだ」と、サミュエル・ウルマンの詩を引用して彼は語っていた。 当時は暑苦しく、余計なお世話だと苦々しく感じてしまったお話。それと同じ文章が、数年の時を挟んで目の前にあった。果たしてこれはなんの因果かな。 *** Vtuber・

          24歳、歯を食いしばって「青春」をやろう

          【御礼】 拙文『己の感想でうまい酒を作ろう』を、『note編集部の「今日の注目記事」』でご紹介いただきました。また、公式Instagram・公式X(旧Twitter)でも投稿いただきました。 皆様のおかげです。いつもありがとうございます。これからもよろしくお願いします。

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