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ろーたすが作成しているスモールステップ指標とは!?

こんにちは!
三度の飯よりオーバーオール!ろーたす理事長の松下です!
今日は昨年の振り返りを少しストップして、僕たちが、フリースクールに在籍している50人以上の子ども達のそれぞれのサポートにおける目標設定をどのように行っているのかを少しお話できればと思います。

ろーたすでは、子ども達の長期計画を立てるときに『スモールステップ指標』なるものを作成します。

スモールステップ指標の画像(例)

ろーたすには、学年も違えば、各々の状況も違う子ども達がフリースクールに50人以上在籍しています。
この子どもたちの目標を全員一律にするのはかなりナンセンスです。
更には、利用を開始し始める時期もバラバラなので、当初は『長期計画なんて無理っしょ』と思っていました。
しかし、フリースクールで子ども達と関わるうちに、長期計画を作成することは保護者の方に子ども達の頑張りを共有することに繋がるし、保護者の方と足並みを揃えることにも繋がる(子どもの周辺の大人と足並みを揃えることは、ろーたすでかなり重要視しています。詳しくはまた改めてnoteに書きます)ということが分かりました。
デイなどで作成している支援計画は、利用時期がバラバラなろーたすでは現実的ではないし、どうしようかなあと悩んでいた時に完成したのが、画像にある通りの『スモールステップ指標』でした。

スモールステップを作成するときに重要視しているのは、
・必ず保護者の方と内容を一緒に決める(必要であれば子どもも)
・本人の『いま頑張ってほしいこと』にフォーカスする
・毎月1回、子ども達のスモールステップ進捗をスタッフ全員で確認(KPIにして測定もしています)

正直、このスモールステップはめちゃくちゃ大変です!(笑)
何がって、言い出すときりがないので割愛しますが、めちゃくちゃ大変です!(笑)
保護者の方にもめちゃくちゃ考えてもらい、ご協力いただいています。(いつも本当に有難う御座います)

ですが、スモールステップがあるから、子ども達の長期目標をスタッフ全員で共有してチームとして動くことができるし、全員が”同じサポート”ができる。更に保護者の方とも足並みを揃えて同じ方向を向ける。周囲の大人の足並みが揃っていないと子ども達は混乱するので、良いサポートなんてできるはずがない!と、僕たちは考えています。
そして何より1人1人の子ども達をスタッフが”よく知ろう”と思い関わることができるようになりました。

なので、ホントに死ぬほど大変ですが、子ども達と関わるうえで『スモールステップ』は最も大事にしなければものの1つであると考えています。

スモールステップの活用の仕方、作成の仕方など、関心のある方はいつでも、ろーたすまでご連絡ください!

NPO法人ろーたす 理事長 松下祥貴
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