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murmur

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詩を置いてます。 主に恋愛系です。
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記事一覧

HELLO BABY

......ねぇ
聞こえていますか?

私の胎内(なか)の 愛しいあなたに
愛する人の血を継ぐ 大切なあなたに
私たちの宝物である あなたに

早く 早く 会いたいと
願う私たちの声が聞こえますか?

日一日と大きくなるのを
あなたとひとつであるこの身に感じる
貴重な時間を大切にしたい

だけど 時が来たなら
愛する人と共にあなたを抱き
あなたがもたらしてくれる幸せに浸りたい

それまで どうか

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思いよ......届け

ねぇ 気付いてるんでしょ?
私のこの想いを
はちきれそうなこの気持ち

......嘘 ホントは気付いて欲しいだけ

だから 今年は勇気を出して
貴方にこの想いを伝えます

「あなたが好きです」

手にしたチョコが溶けそうなほど
紅潮して胸が高鳴る私は

幾度もその言葉を呟いて
あなたが来るのを待っています

思いよ......届け!

星に願いを

心にぽかりと空いた穴
穴を風が吹き抜ける

痛みは既に感じられず
代わりに涙が溢れて止まらない
自分の痛みより酷い事件ばかりが起こり
自分の痛みから逃げようとしている

泣けない以前の自分より
涙が溢れるのだから
感情を出せるようにはなったでしょう?

星に願いを 遠くへ逝った人達の幸せを
星に願いを 私に関わるすべの方の幸せを
星に願いを 自然な笑顔で過ごせる日々を

大切

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永久に君を

BGM
Pathetique Sonata -The second movement

愛よ 永久にと(輝く)

あなたを想う心 揺らぐ事無く

胸の奥に秘め続けた想い

今、伝えたい あなたに全てを

私が求めていた希望 それはあなた

あなたこそが 私の全て

今こそ誓おう 共にあらん事を

全てをあなたに捧げよう
#SS #恋愛 #ポエム

ジングルベルの鈴が鳴る

ジングルベルの鈴が鳴る
サンタを乗せたトナカイのソリの音

眠れよ眠れ 子供たち
サンタへのお礼をテーブルに置き
ベッドで深い眠りに落ちて

幸せで 暖かい夢を観て

目覚めた時は 鈴の音も消え去り
子供たちはサンタの贈り物に夢中になる

有難う サンタさん
来年もいい子にしているね
#SS #クリスマス

clair de lune

その日はとにかく

満月がとても綺麗だった。

あの日の月は

決して忘れる事は出来ないだろう。

ジョシュアと出会ったあの日

「キラ」と彼が初めて私の名前を呼んだあの夜に

2人一緒に初めて見上げたあの夜の月は

今も変わらず

私の胸の中で輝き続けている。

もふっとふわっとチクッと

もふっとふわっとチクッと

とんとんとん

すたすたすた

てけてけてけ

......我が家の3匹の足音である

仲がいいのか悪いのか

一列縦隊であるいているときもあれば
大運動会であちこちの物を落としまくってくれる

まぁ 元気がある事はいい事だ

然しながら
最近うち2匹の様子が妙である

6歳と5歳ちょっとなので
落ち着いてきたのなら良いけれど
心配の

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Take off!!!!!

さぁ飛び立とう
大空の彼方へ

まだ見えない青空の向こうへ

後に見えるは
君の歩んだ一本道

今度は軌跡を空に移して
大きく大きく羽ばたこう

前を向いて その笑顔で

明るい未来へ飛び出そう

Kiss

good morning!

笑顔のお日様が
おはようのkiss

いつもの様に

暖かく降り注ぐ
光を全身に浴びて

清清しい空気を
胸いっぱいに吸い込み

時折髪を撫で
優しく微笑む風

すれ違い様にkiss

今日は何があるだろう?
期待に心を躍らせて
1日がstart

自然の香り溢れる
ゴロンと寝転がり

両手を広げても
抱えられない大地が
ほっぺにkiss

さらさ

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犬と猫

「涼介、大好き」

そう言って、鈴歌は良く

俺の首に飛びつき、すり寄ってくる。

春也相手には

「春(はる)兄様」

奈々緒相手には

「奈々姉様」

そう言って、奴らの懐にも

良く飛び込んでは行くのだが

それとはまるで違う姿を俺に見せる。

そう、例えるのなら 犬と猫

それくらいに、差があるのだ。

俺以外が相手の時、鈴歌はただ犬のように

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温もり

彼と一緒に眠る時
自分の覚醒仕掛けた思考で

大好きな 彼の温もりと
鼓動や香りを探しては

額を擦り付け ふたたび
眠りの森へ入り込もうとする私
が いつもと違って
もふもふっとした感触がした

慌てて起きる私に
彼はくすくす笑いながら

「可愛い物を見せて貰ったよ有難う」

と、頬にkissを落としてくれた。
朝から恥ずかしい三昧の私は
頬が暖かくなっていて
妙に彼の唇の感

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心の雨

どうしよう
訳も分からず涙が止まらない

こんなにも雫を落とし
涙で湖が出来そうなほどなのに
何故今に至っているのか分からない

一息に思い切り泣けたらいいのに
こんな時に限って静かに肩を震わせるだけ

淋しい

とにかく誰かと繋がりたい

そんな時に限って独りぼち
鳴らぬ携帯を握りしめる

多分きっと
大元は心の雨

その雨が止むまでは
大人しく心の天気に流されよう

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気持ちだけのタイムトリップ

もう 本当の顔を見ることの出来ないあなた
けれども殆どの書物では
何気に格好良く描かれている

質より量を選ぶ遊び人と名高いけれど
いざ 物事を決めたら真っ直ぐで
......でも 行動は余りにも早すぎて

周囲を驚かせるのが お約束

結局どんな最期を迎えたのか
その他の疑惑を抱えたまま
史上から姿を消したあなた

私は そんなあなたが大好きです

蒼穹でも 変わらないあなた

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花は桜木人は武士

桜が散ると 思い出す
多くの華が散った瞬間(とき)を

後悔はしていない

だが 散った同志や
思い違った同志を思うと
自分の無力さに 涙も出てきやしねぇ

そんな俺に出来ることは
あいつらの想いを背負い
志しに向かって歩むのみ

例えこの身が朽ち果てても

あいつらと前を見ていたように
志しに向かって散ってみせる

花は桜木人は武士

貫いてやらぁ 最期まで
#詩

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