見出し画像

スロヴェニア・クロアチア旅行記_5/6(2022.9.22)

クロアチア滞在実質最終日。今日は最後の所用を済ませるため、朝食↓後、宿泊先のあるオパティヤ(プリモリェ=ゴルスキ・コタル郡)から車で30分程の所にあるリエカ(同郡)を訪れた。

用事があるといっても今日のは秒で済ませられるので、久しぶりにゆっくり朝食がとれる。
山間に見えるのがリエカだ

予定通り秒で用事を終え、リエカの中心街を散策する。

大通り(1)
大通り(2)
劇場
昼飯時になったので、中心街のストリートフード店で昼食を調達することにした。
小さな魚のフライをテイクアウトして…
海辺で食べることに。
食事中、カモメが寄ってきたのでパンを一切れお裾分けした。
とても可愛らしいカモメなので、もう一枚写真を載せておく。

昼食後、リエカの中心街は3年前にも訪れたためもう飽きたので、郊外の城を見に行くことにした。

この城を見に行く
城は小高い丘の上にある
城の入り口
入り口を入った所
中庭には井戸がある
部屋
階段
階段を下りていくと…
自動で電気が点いた!
部屋
パンが焼けそうな小部屋
井戸
まき
城の出口
城の外部
ツバメが飛んでいる
いっぱい飛んでいる

城を見学した後はオパティヤへ戻り、浜辺を散歩することにした。

オパティヤのビーチ
「水が透き通ってるな! これ何海なの?」と友人2人に尋ねると、「アドリア海に決まってるだろ」と、白い目で見られた。でも、うちの近所の海と同じ海とは到底思えないんだけど…
魚の写真を撮っていると、「ブログに載せるならもっとかわいいのを撮ればいいのに」と、アンドレア。
ちなみに、彼が撮影したかわいい魚がこちら。

浜辺の散歩を終えるとホテルへ戻り、各自部屋で休憩したのち、夕食をとるため車で宿泊先付近の丘にあるレストランへ出かけた。

テーブルには花が置かれている。ちょっと枯れてる。
前菜をみんなでシェアした。これが僕の分。
???

"spaghetti alla napoletanaナポリ風スパゲッティ" を注文したら、これ↑ が出てきた。
普通はトマトソーススパゲッティが出てくるんだけど… だから、これはクロアチア料理であって、イタリア料理ではない。僕は外国でイタリア料理が恋しくなることなんて、断じてない。
ちなみに、こちらのパスタは、ベーコン入りのチーズと生クリームのソースに、さらにチーズが添えてある。

サラダ

風変わりな "spaghetti alla napoletanaナポリ風スパゲッティ" はとても美味しかったのだけれど、一口食べた瞬間、"ブレイスカ・クレムナ・レズィーナ" が頭をよぎった。
半分も食べないうちに胃もたれしそう...そう思い、慌ててサラダを注文すると、秒で届けてくれた。

今回の食事で給仕を務めたのはクロアチア人のシニョーラだったのだが、空になったパスタとサラダの皿を下げる際、彼女が僕に、
「シニョリーノ、パラチンカ?」と聞いた。
...パラチンカ?なに?クロアチア語?と思いつつ、それを完全無視して、
「豚肉の串焼きとポテトのオーブン焼きをお願いします」と伝える。

豚肉の串焼き キノコ・パプリカ・ズッキーニのグリル パプリカソース添え
これはいかにもクロアチアっぽい一品(?)
最高に美味かった。
ポテトのオーブン焼き
これはインターナショナルな料理。
世界中どこで食べても美味しい。

料理を平らげると、皿を下げにきたくだんのシニョーラが、また僕に、
「シニョリーノ、パラチンカ?」と聞く。
何なんだよ、パラチンカって...あ、もしかしてクロアチア語で、美味しかったですか?とか、お気に召しましたか?とか、そんな感じの言葉なのかな...と思い、
「どれもとても美味しかったです。ありがとうございました」と答えた。

彼女が去った後、アンドレアが僕に、
「パラチンカってなに?」と聞く。

「さあ?多分、食事の後の決まり文句かなんかだろ」

「しきりに君に勧めていたように見えたけど...料理の名前なんじゃない?」

彼にそう言われ、ネットでパラチンカを画像検索して、激しく後悔した。

パラチンカって、クロアチア風クレープのことなんだ...めちゃくちゃ美味そうなんだけど...

年上女性の助言は無視してはいけないと痛感していると、会計を終えた僕たちの所へまたあのシニョーラが来て、僕にあるものを差し出しながら言った。
「シニョリーノ、マグネット」

店のインフォメーションが載ったマグネットを貰った。

次回クロアチアに来るときは、またこの店で、今度はパラチンカを食べようと思う。