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世界一雑な(?)イタリア旅行記_2/4

7/28(金)午前。
滞在先カヴァレーゼ周辺の天気が間もなく崩れるという予報が出ていたので、南へ下ることに。山の天候不良は洒落にならない。

トレンティーノ‐アルト・アディジェ州の名物はリンゴだ。至る所にリンゴ畑が広がっている。
リンゴがたくさん実っている
リンゴ畑そばの直売所。ボルツァーノ周辺ではイタリア語とドイツ語の二言語が表記されていることが多い。そのため、アンドレアよりもドイツ語ができる僕は、ちょっとした優越感に浸ることができる。いつかまたオーストリアへ行きたいな。逆に、すげぇ惨めな気持ちになるからフランスへは行きたくない。近々イギリスで、「お前、本当にここに住んでたのかよw」と彼をからかうのが密かな夢だ。
赤リンゴ
黄リンゴ

2種のリンゴを計5キロ購入し、さらに南へ下る。
そして、ヴェネト州へ入り、昼食をとることにした。

ムクゲが出迎えるレストラン
第一の皿プリーモ・ピアット『地中海風ビーゴリ』

この日食べた料理の中で一番美味かったものは、次いで出てきた第二の皿セコンド・ピアットの焼いたニジマス。しかし、アンドレアが注文したプリーモと、店のオーナーの接客態度が彼の逆鱗に触れたため、食事中、僕はやつの悪口雑言に相槌を打つのに忙しく、写真を撮る暇がなかった。

食後、ひとしきり喋ったアンドレアに、
「そんなに気に入らなかったんならさぁ、やる? 昼間だし、店の構造も加味すると難易度は5段階中3くらいだから、"サン・ボナヴェントゥーラ" よりも楽しめると思うよ」と言うと、突き刺すような眼差しがこちらに向けられた。

会計を済ませ、さらに南へ下る途中、教会を見つけたので見学することに。

教会の説明が簡潔に書かれていたので本当に助かる。17世紀、サンタ・マリア・デッラ・ネーヴェのために建てられたようだ。ちなみに、サンタ・マリア・デッラ・ネーヴェが何者なのか、僕は知らない。
教会のファサード
教会内部
教会内の小部屋。ここでだったら世間話感覚で懺悔できそう。
教会そばの井戸

教会見学後はガルダ湖を見に行った。
その写真を載せて、この日の日記を締めたいと思う。

ガルダ湖の一部はトレンティーノ‐アルト・アディジェ州、半分はロンバルディア州、もう半分はヴェネト州にある。こちらの写真はヴェネト州で撮影した。