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精神科医は何を学んで来るの?

以前、といっても随分前にアメリカの医学生を描いた映画を見たことがあります。

マシュー·モディーンという大好きだった俳優さんがお目当てで見たのですが、映画の中の学生たちは物凄くハードに勉強する必要性に駆られ、読書量も半端じゃない感じでした。
眠る時間も削って勉学に費やすハードな学生生活。

薬物まで使用して脱落していく学生まで現れる状態。

青春ドラマ風の作品であって、ホラームービーではないものの解剖の実習シーンがあったり、結構リアルな学生生活を描いた映画だったと思っています。

しかし学生たちは精神科医の卵ではありません。

で、今日ふと精神科の医師は何を学んで来るのか、私は全く知らないと言うことに気づきました。
精神科以外については治療の対象として身体という物理的なものがあって、その身体の臓器の機能があり、学ぶものも見当がつきそうです。

が、精神科の学生は何を学んで来るのでしょうね?

精神疾患になった経験を活かして医師になったというケースは殆どないでしょうし、基本的に消え去りたいという気持ちに真っ向から対峙した経験もないでしょうし。

目に見えない患者の心を対象に、患者に聴診器あてたり、触診するわけでもなく、脳波もとりませんし、はたまた触診するわけでもなく、マッサージしてくれるわけでもありません。
ま、どれやっても治療にならなそうですが。

私の勝手な勘ですが薬について多大な時間を割いて学んでいるような気がします。あくまでも想像ですよ。

基本的に患者との対話をもとに薬を操作するのがメインの仕事なのかもしれません。

精神科医の方々を揶揄するつもりは全くないのですが、医療の中でも精神科は独特な領域だと、そう思うわけです。

例えば精神科医を目指す方々が、精神疾患を持つ方々の気持ちや生活、考えていることをnoteや他のSNSに記述にしていることを垣間見ることがあったら、どんな精神科医になるだろうと思ったりもします。

(あ、そういえばゲイの精神科医のTwitterのアカウントというのを見たことがあるようなないような..)

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