見出し画像

【あがり症】トラウマ治療 〜心療内科受診〜

あがり症のロン毛です。


少し前に投稿しましたが、

私、今年の7月に
過覚醒(※)の症状がぶり返してしまいました。

※PTSDの症状のひとつ。
 ひらたく言えば、身体がビクビクした状態になる。

(参考リンク)
PTSD症状の再発・回復を経験して分かったこと
生きづらさの解消に取り組もうと思う
親が”人間のクズ”だったことであがり症になってしまった話



上の記事でも書きましたが、
現在私は、トラウマ治療に取り組んでいます。


ということで、

私がトラウマ治療として
やっていることを、
何回かに分けて書きたいと思います。


今回は、第1回目として、
心療内科を受診したことについて書きます。


心療内科を受診して


少し前、近所の心療内科を受診しました。


受診理由は、以下の症状に困っていたから。

・過覚醒(=身体のビクビク感)
・入眠障害
・睡眠時の中途覚醒


まずは問診で、

過覚醒の原因となった、
今年6月に起こったトラブルについて伝えます。


すると、先生から、こんな質問が飛んできました。


「最初に確認しておきたいんですが、
 ◯◯さんが子どもの頃に、
 両親からひどい扱いをされたことありますか?」



いきなりの質問に、
私、「ヘェー!」と、感心してしまいました。


なぜかというと、

私自身が、問題の”核心”だと思っている、
幼少期のトラウマに関する質問だったから。


私は、幼少期に両親から
身体的・精神的な暴力を受けたことを伝えました。


すると先生は、「うんうん」と頷き、

「それが、原因かも知れないですね」と、
おっしゃいました。



もう、自分では、
このこと(複雑性PTSD)は分かっていました。


ただ、この時の先生の見立てが的確で、
そのことに感心してばかりでしたね。



さらには、以下のアドバイスもいただきました。


「景色を楽しんだり、
 散歩したり、ストレッチしたり、
 五感にとって”いいこと”をやって下さい」と。


ポリヴェーガル理論で言えば、
腹側迷走神経へのアプローチだと思います。



そして、薬も処方してくれました。


睡眠薬と漢方薬です。
(漢方が得意な先生のようでした)


睡眠薬は、”ベルソムラ”。


この薬、いわゆる向精神薬ではないらしく、
依存性がほとんどないそうです。
(自然な眠りを誘う薬とのこと)



そして、漢方薬は、PTSDに効くという
“神田橋(かんだばし)処方”


この”神田橋処方”というのは、

胃薬(桂枝加芍薬湯)と、
疲労回復や冷え性の薬(四物湯)を
同時に飲むというもの。


この2種の漢方薬の組み合わせが、

PTSDや、フラッシュバックの症状に
効果があると言われているそうです。


ただ、なぜ効くのかについては、
まだ解明されていないらしい、、、

(こういう経験則的なところ、面白いなぁと、思う)


ちなみに、
なぜ、「神田橋」という名前かというと、

著名な精神科医である、
神田橋先生が発見されたから。

(大型書店の精神医学のコーナーに行けば、
 神田橋先生の本が並んでいたりします。)



ということで、
現在もらった薬を飲んでいますが、

過覚醒や睡眠障害の症状は、
少しずつ改善してきた感じがあります。



ただし、症状を改善させるために
自分なりに色々とやっているので、

どれが効いたのかは、ひとえには言えない!!


そのことだけは、
ハッキリお伝えしておきたいと思います。

(そもそも、
 人によって薬との相性は違いますしね)




ということで、今回は以上です。


私の体験談が
皆さんのあがり症改善の
お役に立てれば幸いです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?