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配布物などの登校刺激ってどうなの?親と教員双方の目線から
①登校刺激としての配布物や連絡事項
不登校の子に配布物や連絡事項を伝えようとすると
「登校刺激」になるからやめてください
なんてこと言われたありませんか?そう言う親の気持ちとしては、学校からの情報は欲しいけど子どもが嫌な気持ちになるから、登校刺激はやめてって言わざるを得ないんだと思います。
あ、ちなみに登校刺激は良くない!っていうカウンセラーがいたら、そいつはペテン師だと思ってください。もう一度言います。ペテン師です。ただカウンセラー資格を持っているだけの仕事ができない人だと思っていただいて構いません。
さて、この話も子どもの様子によってケースバイケースにはなります。ただやっぱり、大事な配布物は渡すべきだし、大事な連絡事項は確実に伝えるべきです。
なぜなら、どの子も心の奥底では学校に行きたいって思ってるからです。やっぱり不登校で悩んでいる子は、不登校になりたくてなった子は一人もいません。不登校という経験が自分の人生の糧になっているっていう子は大勢いるけど。
だから心の奥底では気になってるはずなんですよ。学校のことが。見るかどうかは本人に任せて、ただ学校の動きは最低限知らせてください。手紙を渡しても見ないことの方がほとんどだと思いますが、後々からすでに期限が切れた配布物をもらったり、夏休みの宿題を夏休み終わってからもらったりすると、なんでもっと早く・・・なんていう風になります。そうなると子どもはさらに落ち込みます。見捨てられたって思って自己肯定感が下がるから。
配布物については、その子どもや母親にとって大事かどうかで判断すればいいじゃないでしょうか。私なら、懇談の日程、テストや行事の日程、学級通信などを渡しますね。見てくれてなくて構いません。「今こんなことやってるのかぁ~」って1ミリでも思ってくれたら御の字。宿題も別にさせなくていいです。本人がやりたいときにやればいいです。
②配布物や連絡の頻度(家庭訪問も含む)
さて、次に配布物や連絡の頻度についてです。私はできれば週1回、最低でも2週間に1回かなと考えます。ゼロは絶対にダメです。
こんなケースは普通考えられないものですが、親が子どもを殺したり、子どもが親を殺したり、子どもが自殺したり、、、今のご時世色々ありますから。不登校も多様化しているため、この可能性は否定できません。
こうなった場合、悪いのはもちろん母親や家庭ですが、学校の責任も問われます。法律で不登校支援や自殺予防支援は学校の義務にあたるので。
本人とは、会話できるなら楽しい会話すればいいし、もし無理なら親と会話してください。親のガス抜きをしたり、学校の動きを伝えたらいいです。子どもにも親にも、不安にさせるようなことは言わないことです。前にも言いましたが、信頼関係を築けるようにしてください。
まとめ
登校刺激であっても最低限の学校の流れは子どもと親に伝えること。不安にさせるようなことは言わず、信頼関係を築くこと。
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