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vol.7 「いつでも転職できる」を武器にする

「本当にこの会社に居続けていいのかな?」
「転職ってする為にはどんなことから手を付ければいいのか?」

社会人3年目の時

始めての海外赴任を経験した中で現状に悩んでいた。

この本を読んで、

今なら当時の自分にアドバイスができる気がする。

■ 伝えたいこと

・良い転職の機会とは突然やってきて、判断する時間も限らている。
・適切な判断をするために2つの準備をする。
    1. 自身を理解する
    2. 働く市場の特性と求められるスキルや資質を理解する

■ 重要な考え方

●「強み」ではなく、「持ち味」を武器にする。
強みの価値は相対比較で決定する。自分より強い人が出てくる可能性も有り、永遠に保証されるものでもない。持ち味は、自分自身の価値感や考え方に基づき一貫性があり、個人のブランドになる。

●「やりたいこと」ではなく、「向いていること」を理解する。
やりたいこと=向いていることではない。
自分に向いていること(自身の資質)もきちんと理解した上で、相対的に判断をすることが大切。

●「キャリアアップ」ではなく、「スライド」を考える
資質や経験をベースに違うマーケットに移る。過去の経験が活かされないのでは?と思うかもしれないが、同じキャリア・スキルを持ったライバルが少なくなるために希少性を出しやすくなる。

● 事業のフェーズにより求められる資質と活躍できる人は違う。
事業は大きく分けると「導入」、「成長」、「安定」、「衰退・再展開」の4つのフェーズが有る。この4つのフェーズで必要な資質は異なるので、自分の持つ資質やスキルに合ったフェーズの会社を選ばないと失敗する可能性が出てきます。

例えば、「導入」フェーズの会社は、チャレンジする力やアイデア力などが必要となります。一方で、「安定」フェーズにある会社では、決められたルール・仕組みの中で効率良く物事を着実に遂行する力が求められます。

● 会社との相性が大切。
自分の資質と会社の価値観(=経営理念)が合っていないと長期的に見たときに不安やズレを感じてしまう可能性がある。会社のカルチャーや雰囲気を可能な限り事前知るということが必要。

■ 明日からできること

●「ありがとうの声」を集める
自身の持ち味や向いていることを理解するために、日頃自分がどんなことで他人から感謝されている("ありがとう"と言われているか)か振り返る。
ありがとうの声=自分の一番の資質。

(例)正確さ、仕事が早い、気配りができる、クリエイティビティがある

●「自分になぜ仕事を頼むのか?」を聞く
これも自身の持ち味や向いていることを理解する上で役立つ。
相手は自分に何を期待してお願いをしてくるのか?、ここに自身を理解するヒントがある。

最後までお読み頂きありがとうございました!

出典: 「いつでも転職できる」を武器にする
著者: 松本 利明

最後まで読んで頂きありがとうございます!! 少しでも読んで頂いた内容が何かの足しになれば嬉しいです。これからも宜しくお願いします!