30代サラリーマンの読書感想文 vol.5 【経営計画は1冊の手帳にまとめなさい】 小山 昇
こんにちは、30代サラリーマンのShun(Charlotte父)です!!
noteを通じて、私が読書で得た情報や感じた思いをお伝えしていきますが、皆さんの人生の少しでも足しになれば嬉しいです。
今回は、株式会社武蔵野の社長である小山昇さんの著書である
【経営計画は1冊の手帳にまとめなさい】
何故、この本を手に取ったか、きっかけはオリエンタルラジオの中田さんがyoutubeでこの本を紹介しているのを見た際に、経営計画書ってちゃんと読んだことない、と気づきました(恥ずかしい話ですが・・・)。経営計画書を読む前に、どんな思いで書かれれているのか理解したいと考えた時、Amazonでポチっとしていました。
中田さんの説明はいつも分かりやすく、ストンと自分の心に入ってきます。私の説明内容よりもずっと分かりやすいので是非youtubeも見てみてください。
1. 結論
(1)経営計画書は書くことが大切
(2)経営計画書は徹底することが大切
(3)経営計画書は1冊の手帳サイズであることが大切
2. 何故、書くことが大事なのか??
書いたことが実現する、書いたことしか実現しない。
何故、書いたことが実現するのか??
それは以下4つを実践することにより、達成可能。
(1)具体的な数字を落とし込む
抽象的な目標では結果は出しづらいくなる。具体的な数字を経営目標に織り込む事で現実的な目標として実感させ、取り組みや指示も具体的になる。
(2)「できること」を書く
出来ないことは書かない。
あまりに高い目標ややりたいこと等は結果、やらなくてもいいという考えになってしまう。無理・背伸びはし過ぎないことが重要。
(3)時代・人材の変化に合わせて都度、書き換える
昨今ではものすごいスピードで時代が変化しており、変化への対応が誤ると取り残されてしまう。常に変化に合わせ、計画内容の見直し・書き換えが必要。
(4)価値観の教育を徹底する
社長・社員との価値観を揃えることが必要。そのためには入社してからどれだけ教育を徹底して行い、経営方針を理解・実践させることが。
3. 実践すべき6つのステップ
(1)ステップ-1 経営計画書を作る
▪ 紙に書く(口約束にならない様に、文章で明文化することが必須)。
▪ 今すぐ作る(ビジネスはスピードが命。早く決定する)。
▪ 手帳サイズで作る(いつでもどこでも使える様に持ち歩けるサイズが必須)。
(2)ステップ-2 計画を徹底する
▪ 勉強会を実施する(強制での社員教育。最初から自発的な勉強は難しい)
▪ 朝礼で音読させる(強制的に音読をさせ、復唱する事で理解を促す)
▪ 使わざるを得ない仕組みをつくる(メモ機能、電話帳機能等を持たせる)
(3)ステップ-3 数字を決める
▪ 数字で示す(数字は言葉であり、数字で会社の方針・指針を示す)
▪ 経常利益を決める(経常利益を先ず決め、そこから逆算して売上を決める)
(4)ステップ-4 方針を決定する
▪ 頭より手を使う(他社の経営方針をまねる。コピペで切り貼りして作る)
▪ トップダウン(若い組織はトップダウンで運営する)
▪ できることだけ(願望ではなく、成果を出すためにできることだけを書く)
▪ 環境整備をする(社員との価値観共有のために、先ずは形からそろえる)
▪ 経営理念は不要(各論の積み重ねて経営理念となる。最初からは不要)
(5)ステップ-5 スケジュールを決める
▪ 1年先の予定(来年の同じ日に同じ事をやる。95%は同じ事の繰り返し)
▪ 360度衆目評価(社員の序列は、社員自身の360度衆目評価で決める)
▪ 仕事に人を付ける(他人が業務を代行出来る仕組み。マニュアル・標準化)
(6)ステップ-6 経営計画発表会を実施する
▪ ホテルで行う(社員の意識変革のため。場所が変われば気も引き締まる)
▪ マニュアルを作る(式次第の台本を作成し、誰でも間違える事なく出来る)
▪ 銀行支店長を招待する(経営計画を理解頂き、信頼を得る絶好の機会とする)
4. まとめ
経営計画書を紙に書き、書いたこと徹底する。
日々、使えるルールブックとして、社員の方が活用出来るように手帳サイズで持ち運びやすい大きさにすること、そして徹底して行うためには仕組み作りが大切。
最後までお読み頂きありがとうございました!
出典: 経営計画は1冊の手帳にまとめなさい (著者: 小山 昇)
Shun
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